本日、。
30℃を超える暑い日が続きます。
友人から山ぶどうの剪定枝をもらってから、5年目にしてはじめてたわわにブドウが実ってくれました。
現在、無農薬果樹栽培を勉強中です。
キュウリパイプを使った山ブドウ栽培の様子を観ています。
キュウリパイプでの棚づくりであれば、通常のブドウ棚よりも簡単ですし、山ブドウ特有の問題も解決でき、無農薬でのブドウ栽培が容易になりそうな感じです。
山ブドウでジュースにしたところ、とても濃厚で美味しかったです。
来年から本格的な収穫になると思うので、たくさんジュースができたらビネガーもつくってみたいですね。
雨の予報があると、その前に焼いてしまいたいのがクン炭です。
その日は、風も穏やかで、クン炭日和でした。
クン炭は、育苗、種まき、堆肥造り、雪とかしとして重宝しますので、年内にある程度焼いてつくっておくと重宝します。
簡易踏み込み温床の土も発酵から1週間たちましたので、一回目の切り返しを行いました。
厚みは15㎝位でしたが、酵母菌?糸状菌?が発達しておりました。
ボカシ造りでいうはんぺんと呼ばれる自然の菌の集合体ですね。
材料の割合と、水分、空気が適切ですと、発酵は菌などの働きのお蔭で、スムーズです。
このままだと、発酵で失われた水分で、水分不足のため発酵が止まってしまうか、焼け堆肥(過発酵堆肥)になってしまうので、
水分と切り返しによる酸素を供給し、
表面だけでなく、全体が発酵できるように、菌糸が全体に行くように切り返しを行いました。
現在は、日中暑いので、発酵の勢いが良く、水切れ、酸素不足になりがちなので、初期の切り返しがとても大切です。
同じく先週の自然育苗タネ採りコースで行った土ボカシも1週間目の最初の切り返しをしました。
こちらもいい感じに発酵してくれていたので、水分をたしながら、切り返し、また富士さん型にし、発酵を促進させます。
コツを得れば、堆肥造りはとても簡単で、失敗も少なく、なにより売っているものよりも良質な完熟堆肥を手に入れることができるのでお奨めです。
市販の堆肥は、完熟チェックを行うと腐敗もしくは未熟のものが多く、
昔でいう厩肥と呼ばれる、家畜フンの比率の多いものが主流です。
というのも家畜のフンは産業廃棄物で、処分できない場合は、堆肥化することが条例などで義務化されているので、堆肥≒厩肥になっております。
家庭菜園の場合、現在は、輸入トウモロコシ(輸入の大半が遺伝子組み換えトウモロコシ)、ホルモン剤、抗生物質投与が主流の家畜フンは安心できるものではありませんし、
素食で放牧ではなく、ハイカロリー食で、厩舎などでほとんど運動させない家畜のフンのためか、野菜の味もいまいちになりがちです。
私の堆肥の師匠である橋本力男先生の経験と、先生の堆肥で育った野菜を高級料亭に下ろした経験から、植物性の材料8割、堆肥2割以内が野菜が美味しくなることもわかっておりますし、
何より、草や落葉を主体とした堆肥で育った野菜は保存性が良く、風味が豊かで気に入っております。
野菜の栽培に加え、家庭菜園の醍醐味の一つとして、自家採種、育苗、完熟堆肥造りが加わると楽しさ3倍だと思います。
話は飛びますが、先週育苗し始めた秋ジャガも芽を出してきました。
来週には、定植し始めることができそうです。
家庭菜園用のクン炭、土ボカシ、育苗土が自家製で高品質につくることができるマニュアル化を研究、発表中です。
2016年内容充実で、
『無農薬・自然菜園入門講座』が第一水曜日長野市城山公民館で18:30~21:30までスタートしています。
、城山公民館での「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。
次回本日は、9/7(水)18:30長野市城山公民館です。
30℃を超える暑い日が続きます。
友人から山ぶどうの剪定枝をもらってから、5年目にしてはじめてたわわにブドウが実ってくれました。
現在、無農薬果樹栽培を勉強中です。
キュウリパイプを使った山ブドウ栽培の様子を観ています。
キュウリパイプでの棚づくりであれば、通常のブドウ棚よりも簡単ですし、山ブドウ特有の問題も解決でき、無農薬でのブドウ栽培が容易になりそうな感じです。
山ブドウでジュースにしたところ、とても濃厚で美味しかったです。
来年から本格的な収穫になると思うので、たくさんジュースができたらビネガーもつくってみたいですね。
雨の予報があると、その前に焼いてしまいたいのがクン炭です。
その日は、風も穏やかで、クン炭日和でした。
クン炭は、育苗、種まき、堆肥造り、雪とかしとして重宝しますので、年内にある程度焼いてつくっておくと重宝します。
簡易踏み込み温床の土も発酵から1週間たちましたので、一回目の切り返しを行いました。
厚みは15㎝位でしたが、酵母菌?糸状菌?が発達しておりました。
ボカシ造りでいうはんぺんと呼ばれる自然の菌の集合体ですね。
材料の割合と、水分、空気が適切ですと、発酵は菌などの働きのお蔭で、スムーズです。
このままだと、発酵で失われた水分で、水分不足のため発酵が止まってしまうか、焼け堆肥(過発酵堆肥)になってしまうので、
水分と切り返しによる酸素を供給し、
表面だけでなく、全体が発酵できるように、菌糸が全体に行くように切り返しを行いました。
現在は、日中暑いので、発酵の勢いが良く、水切れ、酸素不足になりがちなので、初期の切り返しがとても大切です。
同じく先週の自然育苗タネ採りコースで行った土ボカシも1週間目の最初の切り返しをしました。
こちらもいい感じに発酵してくれていたので、水分をたしながら、切り返し、また富士さん型にし、発酵を促進させます。
コツを得れば、堆肥造りはとても簡単で、失敗も少なく、なにより売っているものよりも良質な完熟堆肥を手に入れることができるのでお奨めです。
市販の堆肥は、完熟チェックを行うと腐敗もしくは未熟のものが多く、
昔でいう厩肥と呼ばれる、家畜フンの比率の多いものが主流です。
というのも家畜のフンは産業廃棄物で、処分できない場合は、堆肥化することが条例などで義務化されているので、堆肥≒厩肥になっております。
家庭菜園の場合、現在は、輸入トウモロコシ(輸入の大半が遺伝子組み換えトウモロコシ)、ホルモン剤、抗生物質投与が主流の家畜フンは安心できるものではありませんし、
素食で放牧ではなく、ハイカロリー食で、厩舎などでほとんど運動させない家畜のフンのためか、野菜の味もいまいちになりがちです。
私の堆肥の師匠である橋本力男先生の経験と、先生の堆肥で育った野菜を高級料亭に下ろした経験から、植物性の材料8割、堆肥2割以内が野菜が美味しくなることもわかっておりますし、
何より、草や落葉を主体とした堆肥で育った野菜は保存性が良く、風味が豊かで気に入っております。
野菜の栽培に加え、家庭菜園の醍醐味の一つとして、自家採種、育苗、完熟堆肥造りが加わると楽しさ3倍だと思います。
話は飛びますが、先週育苗し始めた秋ジャガも芽を出してきました。
来週には、定植し始めることができそうです。
家庭菜園用のクン炭、土ボカシ、育苗土が自家製で高品質につくることができるマニュアル化を研究、発表中です。
2016年内容充実で、
『無農薬・自然菜園入門講座』が第一水曜日長野市城山公民館で18:30~21:30までスタートしています。
、城山公民館での「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。
次回本日は、9/7(水)18:30長野市城山公民館です。
私は笛吹に住んでいるのですが、以前、竹内さんのブログで前嶋農園さんのことを初めて知り、すぐ近くにこんな素晴らしい人がいるんだと思うととても嬉しくて、前嶋さんにお願いして桃とぶどうの栽培を見学させてもらってきました。
その中でも、一番興味深かったのは山ぶどうの話で、その薬効性の高さにとても魅力を感じました。実は昨日、前嶋さんと電話でお話ししたばかりで、今度、山ぶどうを味見させていただけることになりました。その際に、山ぶどうの栽培について、いろいろ質問してきたいなと思っていたところ、竹内さんの記事を拝見したので、またまた嬉しくなってしまいました。
というのも、山ぶどうを育ててみたいものの、やはり棚を作るとなると大がかりになってしまうので、それをどうにかできないかなと思案していたところです。キュウリ棚でできるなら、実現できそうです!キュウリ棚のほうが山ぶどうの栽培にはかえってメリットがある?とのことですが、そのあたり、詳しく教えていただけないでしょうか?
それと、前嶋さんに竹内さんのブログがきっかけだとお伝えしたら、前嶋さん、竹内さんのことを素晴らしい方だと感心しておられました。私は竹内さんに直接お目にかかったことはありませんが、ブログや本から伝わる竹内さんのお人柄に、私も前嶋さんと同様の気持ちでいたので、それもまた嬉しかったです。いつかお目にかかれる日を楽しみにしています!
そうですか、恐縮です。
前嶋先生には、これからもいろいろ教えていただきたいと思っております。
ヤマブドウは、本来木登りをして、登り切ったら、枝を垂らし実をつける習性があります。
そのため、通常のブドウ棚のようにするとなかなか着果にしくくなりますが、
キュウリ支柱にすると、着果をしやすくなりそうです。
まだまだ攻め切れていないので、何とも言えませんが、
家庭菜園のブドウの無農薬栽培として希望が見えてきております。
ありがとうございます。
ぶどうが家庭菜園でうまくできれば、加工品も含めて、楽しみが広がりそうですね。私もチャレンジしてみたいと思います。
そうですね。
生食ブドウはそんなに食べれないのものなので、ちょっとの美味しい生食ブドウと、
ジュースやワイン、ビネガー、バルサミコ酢など楽しみが増えますね。
今回は、500ccちょっとのヤマブドウジュースにしましたが、濃厚で、元気をいただきました。
お互い楽しみを増やしましょう。
竹内さんのブログや、「育ちが味がどんどんよくなる自然菜園で野菜づくり」や、「自給自足の自然菜園12ヶ月」を読んで勉強中です。
生徒でもないのに質問するのはとても申し訳ないのですが、
〈蟻〉は害虫とされますか?
今の土壌は、
土壌分析はまだ行っていないのですが、家の庭で区画整理の盛土地で、雨が降ると次の日はぐにゃぐにゃになり歩けないほど(昔川が流れていたそう)で乾くとひび割れしカチカチになりスコップもほとんど入りません。家をたてるとき、3、4メートルの深さにやっと硬い地盤があるほどでそこまでは粘土質のぐにゃぐにゃです。
スギナや、メヒシバ、ヨモギ、ニヒキソウが生えています。
家庭菜園は6月からで、初めに完熟の腐葉土と、牡蠣殻がなかったため苦土石灰を混ぜ込み、枝豆とトウモロコシを植えました。
すると、蟻がトウモロコシの苗の株元に巣を作り、トウモロコシによじ登ったり、穂や、出来た実の中に入っています。皮をめくると黒い点がありました。
弱っているトウモロコシ一つに付いていたので、それを刈ったところ、他のトウモロコシ全体に蟻が登っているようになりました。
判断材料が少なくすみません…。
駆除したほうがよいでしょうか?
宜しくお願いします。
枝豆は育ったのですが、蟻の理由か、土壌が良くないためか、苗を植えたのが遅かったからか、トウモロコシが1メートルほどしか育ちませんでした。
蟻の被害でしょうか?
また、別の質問です。
庭なので、木を植えたいのですが、家庭菜園と相性の悪い木はありますか?
ブログでも綴っておられる桜など…
広い敷地なので、雑木の庭によくあるコナラや、ヤマボウシ、オリーブなど、大きく育つもの、ブルーベリーや柑橘系など果樹も育てたいなと思っています。
そうですか。
蛾が卵を産みに来るのは通常ですが、株元に巣をつくるケースは珍しく蛾の種類を特定できれば対策を立ててると思います。
一番いいのは写真をご自身のfacebookやブログにアップしていただき、そのホームページアドレスを根メント欄につけていただけると助かります。
幼虫、成虫、被害状況などがアップや引いた(遠目)写真あれば助かります。
写真がなければ、蛾の名前、種類を調べていただけると助かります。
よろしくお願いいたします。
黒色の点々は、よく見たら大量のアブラ虫でした…。
トウモロコシの皮の中まで入っていました…。
そうでしたか、秋の農繁期に入ってきていたので、
蟻と蛾を読み間違えてしまいました。申し訳ございません。
アブラムシは、チッソ過多の畑や風通いが悪いと出やすいです。
そして、そのアブラムシのお尻から甘い汁を分けてもらえるアリは、アリに雇われたボディーガードとなって守ってあげます。
トウモロコシの実ではなく、身の回りの皮のアブラムシであれば、皮をむいてしまえば食べてると思います。
アブラムシは、無暗に素手でつぶすと、後あとアブラムシが媒介しているモザイクウイルス病が手につき、他の野菜に感染してしまうのでご注意ください。
いくら完熟堆肥でも、入れ過ぎればチッソ過多でアブラムシの被害が出たり、
粘土質ですと、ゆっくり養分が効いてきて、風通しが悪いと多すぎたチッソを求めアブラムシ、アリと続きますので来年はご注意くださいね。
最初はアブラ虫を発見できず、アリだけがトウモロコシに登ってるなぁと思ってたのですが、まずそれが間違いだったのですね(._.)
トウモロコシの皮に付いていたアブラ虫は潰さず、破棄しました。
チッソですか…早々に土壌分析しなくては。
粘土質とあいまって、粒状の有機化成肥料を使ったのがいけなかったのかな…。
やりとりが続き申し訳ないのですが、
質問1
アリ(アブラ虫)被害は、今年の冬の野菜にも影響しますか?
影響するとしたら影響を軽減させたいのですが何か良い方法はありますか?
質問2
今年の秋から、家庭菜園を拡張させて、アリ被害があった隣に畝を作ります。とりあえず粘土質なので一年は緑肥を育てようと思いますが、アリ被害は考えなくても大丈夫ですか?