プリの5687の負荷を間違えてたのかもしれない。
OPTの一次側を10kから20kにした時に解放された感じに良くなった。
そういえばパワーの初段のグリッド抵抗Rgを18kとしたときもよかった。
差動増幅プリを5687で その9 不調 - analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)
これで少しトラブったが、その後の音出しで良かった感触がある。
差動増幅プリを5687で その10 鳴らす - analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)
今までは音量に気が行っててインピーダンスをマッチングさせよう=伝送効率を上げる、と負荷を下げてた。
ステレオパワーで試してみて過負荷だった感触を得た。
そこでもう一度パワーのRgを18kにしてみた。
下画像左下の丸井トランスに付けた黒いAMRG抵抗。
これが“来た”ようだ。
最初はやはりキツい感じだったが、うつらうつらとCD一枚ほどを鳴らしてたら良くなってた。
これだ。この肌触り。これならいつまでも聴いてられる。
まあ、もう少しRgを下げてもよさそうだが。
分解能が少し下がって曇ったようにも感じるが、不満であるほどではない。
過去記事を見ると、今は伝送ラインが1.3kΩと600Ωの倍以上になっているようだ。
これがコメントでいただいてた「適正な値」のことだったのか。
たしか12AU7-5687のPPの時はOPTは10k使いの方が良かった。
今回差動増幅の時は20kの方がよさそうだ。
なんか負荷インピーダンスに固執しない方が良いのかもしれないと思うようになった。
これで5687の負荷は30k近くになるハズだが、後で測ってみよう。
20230401