ただ述べるだけではうちの音がどのようなものか他人には解らないと思っている。
大変申し訳ないが、比較の基準となるスピーカーを選ばしてもらって比較してみる。
私の聴いたものがどの程度の能力を発揮してるかは解らない。
それでもどんな感じか、が説明できれば、と思う。
ビクターのSX‐900Spilitと言うスピーカーが解像度では最高と思ってる。
それに比べると解像度はやや落ちる。あちらはきらっと輝く音だが、DS‐3000は輝かない。ほの暗い感じで木質感が全体に来る。付帯音かなと思う。
アヴァンギャルドのシステムは、音場がリアル。ステージを見てるよう。
高校の先生宅で聴いたタノンイの署名スピーカーも似ている。
それに比べるとうちのシステムは少しデフォルメが掛かっている。
ジェームスさんのスピーカーシステムは、4355、エヴェレスト(旧)くらいしか聴いたことが無いが、あれも音場が広い。
しかしアヴァンギャルドのようなリアルさは感じられなかった。
それに比べるとうちのシステムは少し音場が小さい。とはいっても普通のシステムよりは大きいと思われる。
千葉のKen’S AUDIOで聴いた福山雅治はリアルだった。立体的・ホログラフィックの様。
像が少し大きめですぐそこにいるような気がした。
けれど何か充実感のようなものが足りない。
対してうちのシステムは二次元的、平面だ。
こういう音を出したいというチューニングは、その前に機器を”ちゃんと”使っているか、が問題としてある。
その後にもっと柔らかい音、下まで伸びた重低音、を目指すべきだと思っていた。
しかしアンプのチューニングをするにつれ、そういうものは後から付いてくるような気がするようになった。
音場に関しては、音量を少し上げなければならない。通常の音量では少し音場が狭まる。
なので今は不満は無い。
うちのシステムでは、ホログラフィックな音像は難しいなと思っている。
その代わり、横の広がりは自然だと思う。
それから音数の多さ。出るべきものはすべて出す。
音楽を聴くのに必要ないといわれるかもしれないが、カットしていい音など無いと思っている。
そういう意味では今のシステムは良いところまで来たと思う。
20201211