analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

DP-80不調 その4/4

2024-05-26 00:04:29 | DP-80

DP-80を使うと、結構な音量でジーというハムを引く。

タンテのアースをプリとかに繋ぐとムーというハムになる。

スタートを押すと出るので、電源のハムを引いてると思うのだが。

DP-80不調? - analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

ここで電源のコンデンサーを調べてみた。

DP-80の修理してるHPを見たら電解コンデンサーと有った。しかも液漏れしてるだと?

marconのSHキャパシターは電解のようだ。

フィルムだと思ってた。

これを替えてみるか、などと考えてみたが・・・

 

 

ミュージカルフィデリテイのアンプのテストでアナログを鳴らしてた。

DP-80を繋いだら、ハムの音が小さい。傾向は似てる。

MMだったのでMCにしたら大きくなるか?

ならない。

え?真空管でハム引いてトランジスタでならない?

アースの取り方に問題有るのか・・・??

ああ、そうか、フォノの出力トランスがハム拾ってたのか?

奥のむき出しのトランスがタンテの電源トランスの下に来るっぽい。

なんだ、そゆことか。

そういえばフォノイコを改造した頃からだった気もする。

 

20240514

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DP-80不調 その3/4

2024-05-25 00:01:24 | DP-80

タンテを起動するとハムを引く件、内部を見てみた。

取敢えずアース関係のネジを確認しても問題ない。

さてどうするか。

ふと、端子がフレームに当たってるのが見えた。

「これか?」

導通測ったらグランドに落ちてるようだ。

けど、この端子の行く先はグランド。

これじゃないな。折角だからストロボスコープの中を拭いて曇りを取った。

 

 

阿保なことをした。

アースをやってて、アナログを取り敢えず鳴らそうと思ったが針が滑る。

なんで?針圧かけても外側に滑るのは、アームのむき出し配線が引っ張ってるのか?

ラテラルバランスをとっても変わらない?

こんなことってあるか??

針を見たら接地してない。

は、シェルの根元が接地してるじゃん。

シェルを無骨なものにしたら普通に鳴った。

オーディオもてぎのやつ。

ピンも上下ダブルで本体肉厚、鳴きも少ないと思う。

昔はツマラナイと思ってたがシステムが決まってなかったんだな、こういうのが良くなる。

 

 

ハムは次回音出しで解決。

 

20240513

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DP-80不調? その2/4

2024-05-07 00:05:27 | DP-80

DP-80を起動するとハムが出る。

これは温まってくると出るっぽい。

コンデンサかなと思ったが、外して測定しても容量は問題なさそう。

基板をステイに固定するネジを一個馬鹿にしてしまった。

ナットで締め点け・・・・そいや基板のグランドってちゃんとつながってる?

測ったら2.6Ωってのが出てきた。

低いのは0.4Ωとか。

ネジを増し締めしてたらほぼ1Ω以下になった。

これかな?と思って起動させたがまだ少し残ってる。

けどだいぶ良くなった。

 

あとでじっくり整備するか。

 

20240419

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DP-80不調?その1/4

2024-04-22 00:02:03 | DP-80

休みの日にゆっくり聴こうと思ったが、ハムが取り切れなくなった。

アース配線を色々やったが、タンテのアースをプリに繋ぐとハムが減るのだが、違うムーという音が出てくる。

アームの内部配線外出しだからな、と思いながらトーンアームをレコードから上げたらハムが変わったようだった。

アームをレコード内周に持っていくとムーっという音がでかくなる?

あれ?もしかしてトランスのハム引いてる?

先日開いたとき、トランスのインシュレーターゴムの付け方換えたんだよな。その時からなのかな?

でもアームの位置で変わるのはトランスのリーケージだと思うんだけど?

 

 

中を見てみた。

ハムってことは電解コンデンサーだろうと容量と耐圧を見て購入するつもりだった。

が、なんと電源と思われるチューブラの電解コンデンサが見当たらない。

marconの角のコンデンサーが有ったが9μFしかない。

あれ~。

それ以外は電源から追っかけてみると、チョークに付いた小さいコンデンサ。

記憶は無いが他の基板のコンデンサも変えてるみたいだった。

ルビコンのブラックゲートを使ってる。

多分タンテの回転異常を起こしたときにトランジスタと一緒に替えたんだな。

コンデンサーは問題なさそうだ。

 

 

基板を外してるときにステイがぐらッと動いた。

ここに電源トランスからの黒い線が共締めされている。

もしかしてこれか?

念のため基盤を3枚外して外観だけ見て組み直した。

 

少し回してみたがハムは無いようだ。

いや、減っただけでまだ少し残ってる。

 

 

2017年8月だから購入して7年。販売開始から46年か。

ちょっと手詰まりになった。

 

20240331

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タンテのセッティング その2

2024-02-04 00:03:50 | DP-80

タンテのキャビへの取付けは、結局何も嚙まさないで直付けになった。

この音はクリスタルのような音?

木管楽器もシンセサイザーみたいになる。

全部の音が出て痛快ではあるが、ちとやりすぎの感じが有る。

タンテとキャビの間にゴムを挟むか?

ブチルを貼ろうとしたが一重では高さが足りない。二重にすると奇麗に貼れなさそう。

ハネナイトには戻りたくないし。

そうだ、大理石にビロードのシートを貼ってみよう。

 

解体してると大理石の裏に貼ったベニヤ板がボロボロ崩れる。

もしかして何十年も経っているのか?

水性ニスを塗った。元の色に近いケヤキ色。

タンテを押さえるネジ穴の補強も行った。薄いバーズアイメープルの薄板を三か所貼った。

一緒にタンテフレームの裏に防振用ブチルを貼ろうとしたが、叩いても鈍い響きなのでいらないと判断した。

 

 

 

出来上がったのは・・・

なんかイメージが違った。

この青は法要を思い出す。

金属とビロードは異質だ。スエードはまだよかった。

DK‐200の表面は皮だったが、あれも良く合ってたな。

 

20240116

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タンテのセッティング

2024-01-29 00:03:14 | DP-80

ブレーカーを替えて歪みっぽいのが無くなった。

ならばもう少し行けるか?

タンテフレームを抑えるネジは、タンテフレームと大理石を密着させてないかも?っということで、セイシンのスペーサーにワッシャーを重ねてみた。

音は高域にギラっとするものが出てしまった。

こりゃいかん。

 

大理石キャビネットにアームベースのt5mmアルミを置いてもキツい音にならなかったので、今なら鉛シートが無くても行けるんじゃないか?

折角張ったんだけどはがしちゃった。

どうせならセイシンのスペーサーも外す。

 

これで音出し。

いやーキツい音になった。キツいと言っても嫌悪感は無い。むしろ痛快な感じ。

音楽的には×なんだな。

ただ全部の音を出し切ってる感じがするのでもう少し様子を見よう。

 

20240113

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では、大理石に戻す。

2024-01-27 00:03:26 | DP-80

ブナ材キャビネットでいい感触を得たのだが、大理石でどうか?

これを試さずにはいられない。

 

木材とアルミでは木材の内部損失によるロスをなくすことが期待できるが、大理石では期待できない。

 

が、やってみた。

これがなんと効いたようだ。

響きが軽い、いや軽やか。

5mm厚のアルミで振動が完結してる?

音色はあっさりで実際の楽器はこんなに無機質ではないが、なんか良い。好み。

こうなるとブナ材(木)は音色が乗っている。

 

もう少し聴いていこう。

気が変わるかもしれないし。

 

20240119

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タンテのハム

2024-01-25 00:05:09 | DP-80

ブレーカーを換えて一部のハムノイズが無くなった。

が、タンテをONにするとムーっと音がする。

まあうるさくは無いが、普通に音楽を掛けてても聞こえるときが有る。

電源が入ると出るのでトランスからのハムか?と思ったが、そうなると厄介だ。

 

フォノのアース端子に繋いだケーブルをアームの各所にくっつけてみたが、ハムはほとんど変わらない。

アームはアルマイト処理をしてるのか?アルマイトは電気を流さないそうだが、もしくは何かの表面処理してるのか?

 

 

アームを外してタンテから20cmくらい離した。

これは全く効果無かった。

ってことは、なんだ?悪い予感。

ここでアーム内部配線外出しではなく、ゾノトーンのケーブルに戻してみた。

これだと若干あるけど問題ないハムレベル。

ああ、裸のアーム内部配線か。

どうしよう。

ゾノのケーブルを残すか?

使わないケーブルを勿体ない。

そういえばこないだ買ったシェルリードチップ使えないか?

このチップはφ1mm用だが、カートリッジのφ1.2mmに使う場合は調整して、と有る。

幸いフォノケーブルに使う5pin端子のピンは1.2mmらしい。

これでいこう。

画像で見るとヤニが焼けたようだが、角度を変えるといい感じ。

これを5pin端子に差し込んでアースを取る。

これで音出し。

ハムは聴こえるが、前よりはだいぶ減った。

少し聴こえるが、私には問題ないレベル。

パワーの電源を切ると消えるので、パワーの問題かも?

今はパワーの組み直しを考えてるのでこのままいく。

 

※後日談

シュアのカートリッジは確かアースをERかELに落としてたと思う。

今のアームケーブルは片チャンネルのプラスとマイナスを間違えてて、逆に差してたのかもしれない。

アースをプラス側に繋いでたかもしれない。

カートリッジを替えた後に気が付いたので後で試してみるつもり。

 

20240108

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大理石をブナキャビに変更してみる。

2024-01-10 00:02:26 | DP-80

念のためというか、確認というか、鉛サンドイッチのブナ集成材のキャビに代えてみる。

まとまりとしてはこちらが良さそうだ。

トーレンスにぐっと近づいた。

ただあちらの方が何か「芳醇」?な響きがする。

こちらはそのままの響き。

うーん悩ましい。

 

 

けど、分かっている。

認めたくないんだ。

私の理屈では大理石が良いに決まっている。

木材は、内部損失で音を削り取っている。

すべての音を出してない。

けど、大理石は欠点を強調してしまう。

トーレンスでもうすうす感じてたがキツイ感じは若干出てた。

多分システムの問題。

これを解決しようとするとすると音が犠牲になる。

 

 

木材の音は良いのだが、なにか足場が弱い気がしてならない。

踏ん張りの効いてない、妥協したように思える。

低音の下の方の解像度というか軟弱に聴こえてしまう。

(多分これは思い込みが相当にある。)

しかも表面だけの身の詰まってない音。

冷静になるとそんなことは無いのだが、無意識にそこに集中してしまう。

ああ、新年からうだうだ。

 

 

アームを金属のしっかりしたベースにしたいんだ。

前にやった銅の板(3mm)では鳴いてしまう。

もっと厚いものではなくては。

そんなのあるかな

 

20240101

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タンテの・・・その4/5 その他

2024-01-07 00:02:18 | DP-80

タンテの防振をやってて、いくつか気になったこと。

操作部の裏蓋が叩くと響くのでここにも鉛シートを張っておいた。

ちなみに今まで防振を行なって効果を感じたことは無い。

 

 

何気にトランスを外して見たら、ゴムブッシュの取り付け方が間違ってたらしい。

この取り付けではフーセンになってる部分が生かされてない。

念のためラバープロテクタントで養生。

付け直す。

多分前回間違えた。

DP‐80 修理3 電源他基板~試運転 - analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

もう四年も経つんだ。

 

20231230

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タンテのフレームを少し浮かす。その3/5 鉛シート

2024-01-06 00:05:17 | DP-80

タンテのインシュレーターのハネナイトを外したら音がキツくなった気がする。

タンテの振動がアームに伝わったか?

そもそもタンテってそんなに振動するものなの?

昔からキャビネットは内部損失のあるものが良いと言われてた。

内部損失って、振動を吸収する柔らかさ、みたいなものと解釈してる。

大理石は内部損失って有るのか?

少し調べたら大理石は密度が低く内部損失はほぼないらしい。

金属の方が少しあるようだ。

もしかして、大理石ってキャビネットに最悪なんじゃね?

デンオンはなんでこんなの売り出したんだろ。

まだ金属のほうが良いらしい。

そういえば最近の新製品は金属系、またはアクリルなどの木材よりは硬質系の物が多い気がする。

ならば、金属で細工してみるか。

 

フレームが大理石に直接当たらないように鉛板を張ってみる。

アイテックとかいうメーカーの鉛シート粘着剤付き、だ。

買ってはみたものの使い道に困ってた。

(あとから道具箱から結構出てきた)

いや、困るほどではない、勿体ないって感じ。

 

一応目隠しでカバーを掛けておいた。

 

夜中だが、少し音出ししてみた。

余り音量上げれないが、キツさは取れたかもしれない。

ただ、音が丸くなった気もする。

それは仕方ないな。

 

20231230

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タンテのフレームを少し浮かす その2/5 高さが足りない?

2024-01-05 00:01:59 | DP-80

タンテフレームにスペーサーを噛まして聴いているが、問題ない。

ただ、もう少し時間をおかないと判らない。

ふと、タンテフレームと大理石の間に爪を差し込もうとしたら入らない。

あれ?高さが足りないかな。

右脇の方なら爪が入った。

 

あとはこのフレームをどうするか、だ。

 

20231230

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タンテのカバー小変更

2023-12-23 00:00:15 | DP-80

タンテのカバー(※ダストカバーではない)を戻す。

今の大きさはキャビの穴に合わせてあるので、タンテのフレームがこのカバーに乗っかっていた。

のでフレームの大きさで切った。

これだとカバーを掛けるのにタンテを外さなくてもよくなった(楽)。

 

これで鳴らしてみたが、あれ?前に戻った。

前のタンテフレームがこの合皮シートにのっかってるのかな?

大理石らしさが無い。

どこか挟んじゃってるとこは・・・ないな。

まあ悪くは無いのでこのまま聴いていこう。

 

20231221

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やっぱタンテキャビのカバー外す

2023-12-16 00:04:05 | DP-80

少し聴いてたのだが、音場が上に伸びない。

スピーカーの高さで鳴っている。

なんかオカシイ。

バイオリンが少しきつい感じもする。

 

やっぱりタンテキャビのカバーを外して見る。

これで鳴らすとスピーカーから音が離れる。少しだが。

なぜかキツイ感じも少し収まる。

朝はずいぶん無機的だと思ったが、ほんのり肉感が出る。

 

以前は判らなかった音の変化が最近分かるようになった。

 

20231210

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タンテのカバーを戻す

2023-12-14 00:01:42 | DP-80

前回はタンテの取付けのゴムを外したが、効果を見るため大理石のカバーを付けなかった。

捨てるのももったいないし大理石の穴も目立つのでカバーを戻す。

ああ、大理石の白も捨てがたいな。

これだけで大分前の音に戻った。タンテフレームの外周がこのカバーで持ち上がってフレームと大理石で接触してないのかな?

取り敢えず昨日はゆるゆるだったネジを少し締め直しておいた。

手が入らないのでので木材の台にしたが、自作のブチルインシュレーターが変形してた。

こちらの方がかっちり来る(鳴る)ようだ。

 

アンプが変わると全体のセッティングも変えなきゃならんのか?

 

それにしてもタンテの周りを弄っても今まではほとんど効果無かったが分かるようになった。

 

20231210

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