パワーアンプのダンピングファクターを上げるため、
①出力管EL34以前の電圧増幅段に低インピーダンスの12AY7を使う。
または
②OPTの二次側タップを換えてみる。
これらがいまいちだったので、出力管EL34の動作点を変える。
最初はカソード抵抗600Ωで30V程だったから50mA。
カソード抵抗を500Ωにした時、電源も調整してカソード電圧は27Vほど。よって54mA。
今回 500Ωに2.2kをパラって400Ω程にした。
これで69mA。おっと上げすぎか?
OPTの二次側は4Ωのタップを使う。
これで出力インピーダンスを測ると2.5Ωまで下がった。
6Ω負荷でダンピングファクターは2.4まで来た。
なのだが音を聴いた限りではOPTのタップは6Ωの方が良かった。
D.F.というよりマッチング?のような気がする。
ただ、出力管は電流を多目にしてインピーダンスを下げた方が良いようだ。
この辺が(現在の)一連のD.F.についての結果になる。
20230924