シングルアンプについて、評価が変わってしまう。
メインでは使わないパーツでこの音なんだから、パーツにつぎ込んだら・・・
出力管にはタンゴトランス、カソードにはセメント抵抗・電解コンデンサー。
配線材はW.E.?
カップリングコンに指月の黄色い奴。
私的には舐めたパーツ使ってるんだけど、それでこの音が出るのが信じられない。
パーツ強化したらどんななるんだろう?
そういえばOPTのタップが16Ωだ。
ワニ口で簡易的に繋いでみた。
音が少し厚くなった。それでもEL34PPには程遠い。
そしてどこにいるか分からない定位がまとまってきた。
それでも「ここにいる」と指差しできるほどではない。
まあ、一般的な古典アンプってこんなような気がする。
もしかして、火の鳥(LP)が鳴るんじゃ・・・・かけてみたが、残念、低音のズン、どころかドンも無い。
やはりこんなか。
でも少し安心した。これでEL34PPより良く鳴ってしまったらシステム入れ替えか?なんて考える。
試しにシャイーの春の祭典(CD)を掛けてみた。
するとこちらのほうが低音は出てる。
もしかして、PR‐300のフォノイコの低音が伸びてないのか?
ラインアンプのLfD‐1を繋いだらどうか。
これは後でやってみよう。
先日コメントを頂いたので、シュアのV‐xMRからⅣ‐MRに換えてみた。
此方の方がごちゃっとせず、整理される。
一音一音がコロコロとし、分離する。
弱冠以前の乾いた感じが残るが、全体に生き生き鳴る。
これなら声をかけたくなる。ヴォーカルを聴きたくなるの意。
シングルアンプは透明で純な音。声が特に良い。コーラスも控えめで無くヴォーカルに負けじと出てくる。
ただ低音が弱い。PR‐300のF特そのままの感じがする。
ちょっと前ならこんな音を求めてたが、ある時からもっと肉厚の音、低域の十分な音を求めだした。
まあ、DS‐3000でなくロクハンの方がマッチしてると思う。
しかしDS‐3000でもこの中音が出たらなあ。
20201114