analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

MusicalFidelity CDTについて

2023-07-31 00:04:30 | その他

ミュージカルフィデリティのCDTを鳴らしているのだが、これがまた変わった音が出る。

構成としては12AU7+FET出力だと思ってたので手持ちのエレキットTU‐878CDと同じと思ってたが、こちらの音はツブツブガ高鮮度、という感じ。

CDTはもわっとする。

この音はトランスだと思う。

内部を見てみたら、シールドされた四角い箱が有る。

下画像上の真ん中辺、銀色の四角の物。

この四角の右側にチロッと配線が出ているが、これは右下の茶色の基板から来ている。

多分DA変換された信号と思う。

そして真空管へ?

FET出力をトランスで受けているのかと思ってたがちと違うようだ。

DIYaudioというコミュニティサイトに興味深いものが有った。

なんと回路図が有った。が、これは所有者が起こしたものかもしれない。

この中にトランスが有った。

DA変換後の信号をトランスで受け、真空管のグリッドに送っている。

そして後段から前段カソードにNFBが掛かっている。

 

 

これがこの機種の音の秘密かと思う。

 

20230729

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ミュージカルフィデリティのCDプレーヤー

2023-07-30 00:03:55 | その他

姉のCDプレーヤー、ミュージカルフィデリティ―のCDTの音が出なくなったという。

トップローディングだから、と思い、とりあえず持って来いと言ったら本当に持ってきた。

電源は入る。蓋を捕まえる爪が折れているので、蓋におもりを乗せる。

PLAY,音が出た。

が、その一回だけ。以降は蓋閉を読み込まなくなった。

ああ、これはいける。

鉄製の蓋をあけ、ピックアップ部を外す。

リッドが閉まると接点が入る機構が有るので接点を拭いた。少しやすりで磨いたりもした。

これで再度PLAY。

あっけなく音が出た。

終了

 

20230724

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パワーのIPTの・・・少し考える (終端抵抗)

2023-07-30 00:02:30 | トランス

プリのOPT二次側に終端抵抗を取付け、パワーのIPTを高インピーダンスで使った方が音場が広がった。

プリのOPTの抵抗無しで今までやってきたが、これってもしかしてマッチングがいまいちなのか?っと考えるようになった。

それでも超低域がスパッと無い感じに聴こえるので、今900ΩくらいのプリOPT二次側を800くらいにしてみようか?

さらにプリのOPT終端抵抗をパワーのIPT二次側に持って行ったら音が変わるか?

そんなことを目論んでる。

 

前回はマッチングではなく終端抵抗で伝送インピーダンス調整したほうが良いと思ったが、終端抵抗無しで有り程のマッチングが取れないか、と考えるようになった。

この辺も実験してみたい。

 

次回からトランジスタアンプに少し移行します。

 

20230729

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パワーのIPTの・・・聴いてみる (終端抵抗)

2023-07-29 00:04:15 | MfD‐3 (ラジ技誌PP)

F特を測ってみたら問題外だったが、トランスの使い方を変えるとどんな音が出るか?

確認してみた。

最初は怖いのでARで鳴らしてみた。

低音は結構出てる。あんなF特でこんなに出るんだ。

ただ、ホログラフィックに浮き上がらない。

そして鮮度感は落ちた。やっぱりな。

まあ、一応DS‐3000でも鳴らしてみた。

やっぱりこんなもんか、と音量を上げてみた。

これがびっくり。

部屋の横幅を超えて広がった。

超低音はも少しほしいが、高音と低音のバランスが取れてる。

ただ、やっぱり鮮度感は600Ωで使った方が良かった。

 

 

 

どちらを取るか?

今までのマッチングで使った場合、結構広がってたと思ったがあれはまだ未完成だったようだ。鮮度感は最高。

対して現在のプリのOPT二次側に抵抗をパラった場合、エネルギー感がすごい。

トランス付き真空管アンプでここまで出るのか。

鮮度感は普通のアンプって感じ。

音量も上がったみたい。

 

正直真空管アンプではここまでは無理と思ってた。

せっかく広帯域にアンプを作っても、トランスで制限する・・・

鮮度感はパーツ交換などで向上するかもしれないが、広がり(マッチング)は回路の問題。

前の600Ωマッチングではマッチングがいまいちだったのか?

結構ショック。

いまの設定で鮮度を上げるチュー二ング、か、

600Ω伝送で広がりを出す、これは難しいのではないか?

なのでNP‐126をもうワンペア入手してルンダールと入れ替える?

できるかな?経済的に、

 

20230725

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パワーのIPTの動作点を変える (終端抵抗)

2023-07-28 00:03:05 | MfD‐3 (ラジ技誌PP)

コメントを頂いた件、検討してみる。

プリのOPTの二次側に1.2kΩを繋ぐ。

(パワーのIPTのLL1689は1:2.25)

センタータップ接続なのでインピーダンス比は1:1.125+1.125。

パワーのIPT一次側を10kで使うには二次側は16kぐらいになる。

これで行ってみよう。

が、手持ちのパーツが無い。

プリの1.2kは1kとした。ここは音に影響するのでビシェイのVARとした。私の手持ちで最高級品。

パワーのトランス二次側(=12AX7のグリッド抵抗Rg)はアルファの12kとした。

これで測定してみた。

伝送ライン(パワーIPT一次側)は1.45kΩとなった。

ちと低いのでRgを82,5kにしてみた。

これでは上げすぎだったので、82.5kに300kを抱かせ、64,7kとした。

これでパワーのIPT一次側はほぼ10k(9k?う~ん)となった。

プリ単体のF特を測ってみた。

80kのピークは無いが曲線が不自然だ。

下グラフ赤線。

太い方が82.5k、細い方が64.7k、

 

パワーを繋いでパワーのスピーカー端子でF特を測ってみた。

下グラフ赤線

問題外なので低域だけ測って辞めた。

ちょっと残念。

試聴はあとで。

 

20230724

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大音量で、来た

2023-07-27 00:02:55 | プリアンプ

色々音量を上げて聴いてみた。

CRフォノイコ、トーレンス521、103FL。なんか「ほっこり」という言葉が合うように思う。

オーディオ追及が馬鹿みたいに思える。

これで音量を上げてみた。

良い感じなのだがゲインが少し足りない。

つまみを二時の位置にしてももう少し音量が欲しい。

まあ、悪くない。

 

 

LCRフォノイコ、デンオンタンテシステム、DL109D。

これは爆音になる。

が、103より少し劣るかな。

なんか作り物っぽくなる。

もちろん組み合わせの、インピーダンスの不整合は感じないのでカートリッジのキャラかトーンアームとの相性か。

 

 

カートリッジをDL109DからシュアのM97[B]にしてみた。

これが当たった。

中音のもやっとした締まりのないカートリッジと思ってたが、フォノイコとアームが良い相性をしめした感じ。

ハイファイに聞こえる、が、このカートリッジ特有のクリーム色の?音色が残る。前はこれが空気感にも乗ってたような気がしたが、今はその空気感が済んでいる。

いやいや、思わぬ組み合わせになった。

 

 

色々な組み合わせで鳴らしたが、CDも含めて低音の「ブリブリ」感がすごい。

その分高域の伸びは制限されるがこれは目を瞑る。

このスピーカーは音場を作るスピーカーだ。

何をいまさらな。

前回色々な海外のスピーカーを並べたが、あんな音はこのスピーカーでは無理。

このスピーカーは映画のスクリーンを見るようなイメージ。

立体感は無く奥行きの無い画面が聳える、そんな感じ。

 

20230720

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濃い音 薄い音

2023-07-26 00:46:21 | スピーカー

チューニングしてると音が薄くなる。

いちおう目指すというか参考にしてる音は

JBL4350、D55000。

タンノイオートグラフ

ハーベスHLコンパクト

アポジーカリパーシグネチュア

セレッション7000

画像はオーディオの足跡様より

 

なんと、どれも薄い音ばかりだ。

JBLはパリッ、パカッと薄い

タンノイはもやっと煙のように薄い

ハーベスは薄暗いけど薄い

アポジーは透けて見えるように薄い。

セレッションはシルキーで薄い、でもこの中では濃い方。

 

では濃い音ってなんだ?

ヤマハのソフトドーム?

あれ?濃い音って国産から出るのか?

国産は無機質で・・・薄いと思ってた。

そうなんだ、そうすると私のDS‐3000は濃い部類に入る?

 

認識から改めよう

 

20230718

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NP‐126について

2023-07-25 00:03:47 | トランス

NP‐126を使い始めて10年にもなるか。

確かヒノオーディオで購入。

当時は一個・・・今の半値位だったと思う。

私の場合、このトランスは20kで使うよりも10kで使うほうが良い。

低域が伸びるというより音がスピーカーから離れる、

 

 

 

パワーのライントランスもNP‐126にしたいところだ。

まあ、今のLL1689でも不満は無いが、同じ物を使ったらどうなるか?聴いてみたい。

 

プリのOPTとパワーのIPTを同じものにするとしての候補は

LL1689・・・インダクタンスが足り無さそう。

ハシモトHL‐20k‐6・・・LCRフォノイコはこのトランスでなければ低域が確保できない。よって後二組必要になる。

TSM・・・インダクタンスが足りない。

タムラA‐8713、TD‐2・・・直流が流せない。

っとなるとNP‐126をもう一組、となる。

 

 

多分低域と高域のバランスが良い。若干低域寄り。

直流も流せる。

 

音色に少し濃いものが有る。

音楽を変質させてしまうほどではない。

 

なるほどよく考えられたトランスだ。

 

20230717

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確認

2023-07-24 00:05:41 | アンプ

過去記事を見直したら、パワーのグリッド抵抗Rgを下げたときの各定数を測定したものを上げてなかったようだ。

※下図の左側(プリ部)のOPTは10kで使ってるようになってますが20kで使ってます。

プリのOPTは20kで使ってるはず。ECC88の負荷は6.8k。

パワーのIPTはLL1689で、初段12AX7のグリッド抵抗は2kΩ。

ここを基準に調整してきた。

現在は

プリの真空管の負荷は4.7k(!)。OPTは10kで使う。

パワーのIPTはLL1689、初段12AX7のプレート抵抗は200kΩでプレート電圧は240Vほど。

グリッド抵抗は3kΩ。

おお?大丈夫か?

 

20230717

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確認のためCRフォノイコを鳴らす

2023-07-23 00:05:39 | フォノイコ

LCRフォノイコが思いのほか良く鳴ったのでCRフォノイコを鳴らしてみる。

こっちの方が良かったら、LCRフォノイコはなんかおかしいということになる。

杞憂だった。

CRフォノイコはなんかモヤがかかってるがピリッとしたところが有る。

優しい鳴り方。

低音もびよぉーんと響く。

嫌いではない。

マッチングは悪くない。

完全に(私の中では)LCRフォノイコの方が上だ。

 

でもプリの入力を変えずにプリのOPTのつなぎ方を変えてパワーの初段Rgを変えたのに音が変わるって・・・

ナニ?

ま、これからの課題にしよう。

 

20230718

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良かった(焦った)

2023-07-22 00:02:22 | プリアンプ

プリのOPTを20kから10kに替えて、パワーのグリッド抵抗を2.2kから3kに替えた。

DS‐3000で鳴らしてみる。

ARで試していい結果だったので期待したが、やはり良かった。

もっとズドンと来ると思ってたが、ふわーっと空気に溶け込むような鳴り方になった。

これはこれでうれしい。

20kだった時は今思うとなんか苦しい感じだった。

低音も結構出てる。

ベースギターの音階が良くわかる。

「来た」 感じ。

20kで聴いてた時も良かったはずだが、今の方が全然いい。

いったい何をやってるんだかハハハ、な気分。

 

20230717

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鳴らしてみる

2023-07-21 00:03:32 | MfD‐3 (ラジ技誌PP)

鳴らしてみるにあたってグリッド抵抗を弄ってるので万が一のためにスピーカーをARにした。

 

今スピーカーを飛ばしたら泣くに泣けない。

 

これがびっくりの良音だった。ホログラフィックに浮き上がる。

ああ、これが私の好きな音だ。

いっそメインスピーカーにしちゃおうか、なんて思う。

誰だ音が死んでる、なんていったのは。

 

 

アンプだった。

これを聴く限り良い感じだ。

マッチングもよさそうだ。

 

20230716

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10kタップを測定してみる

2023-07-20 00:02:50 | CfD‐8 (差動)

プリのOPTを10kにして測定してみた。

上グラフ緑線がOPT10kでパワーの初段Rgが3k。

赤線はOPT20kRg2.2k。

 

各部の電流電圧を測定し、インピーダンスを出してみた。

プリ

ECC88の負荷は4.8k

出力インピーダンスは800Ω程

 

伝送ラインのインピーダンスは429Ω

 

パワーの初段12AX7のグリッド抵抗Rg3kΩ

入力インピーダンス360Ω程

 

こんな感じになった。

 

パワーのRgを3kとしたのは計算上プリのECC88の負荷が大きくなりすぎるかと思ったから。

でも2.2kΩでも行けそうな感じがする。

プリのOPTが10kでも20kでもECC88の負荷が変わらない、ってのにビビってしまった。

聴いてみて低音が無さそうなら下げてみる。

 

あとは試聴なのだが、Rgを弄ったので変なノイズを出すとスピーカーがやばいので、別のスピーカーを鳴らそうか。

 

20230716

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プリのOPTを10kで使う

2023-07-19 00:01:11 | CfD‐8 (差動)

プリの周波数特性にピークが出来る件、パワーのIPTのLL1689の取説では、

ソースインピーダンスが低いと起きる」

というようなことが有る。

ソースインピーダンスが低い?

プリのOPTのタップを換えて20kから10kに変更しよう。

上グラフ、赤線がOPT20k、パワーX7Rg40k

青線がOPT10k、パワーX7Rg2.7k

抵抗値が違うが全くダメだ。

このトランスどうやって使うのだろう?

 

20230716

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プリ単体でのピークについて。

2023-07-18 00:01:37 | CfD‐8 (差動)

前回差動プリ単体のF特を測ったら80k程のところにピークが出来た。

これを見たらもう聴く気が起きない。

(でも良い音なんだよなぁ)

過去記事を見てたら見つかった。

しかしその時はスルーしてた。(えっ)

ならばLL1689では? その6/11 F特を見てもわからず - analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

なんてこった。

 

説明書によると、LL1689ではソースインピーダンスが低いと起きるらしい。

二次抵抗を使用すると軽減できる・・・

二次抵抗使ってんじゃん。

ってことはこれで軽減してこれってことか?

 

プリの測定でパワーを負荷にしてるが、負荷を抵抗に置き換えたらなくなった。

パワーの入力トランスがプリの負荷になって、プリの出力に影響をしてるってのが良くわからん。

昨日のグラフから、二次側(X7グリッド抵抗)抵抗値を変えても無くなりそうにない。

 

このトランス、ここに使うもんじゃないのか?

もしくは使い方が間違ってる?

 

20230716

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