analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

キタな。

2024-09-13 00:04:00 | MfD‐3 (ラジ技誌PP)

組み直したパワーで、DS‐3000を鳴らしてみた。

これだ。

低音は少し寂しくなったが、まあいい。

CDなのだが良い感じではないか。

無性にLPが聴きたくなって掛けてみた。

中高音で今まで聴こえなかった音が聴こえたと思ったが、記憶をめぐらすと今まで微かに聴こえてた音がはっきりしてきたようだ。

現在の完成形。

今はやるとこまでやった感じがする。

もう弄る気がしない。

まあいつまで続くかだが。

 

はっきりした。

CDはトランジスタアンプのようで音場が二次元(壁)のようだ。

LPは真空管アンプのようで音がこちらに飛んでくる。三次元っぽい。

ただ、音の輪郭というか曖昧さが無いという点ではCDが上だな。

そして古い曲を掛けたとき、それなりの古さ(雰囲気)を出すのはLPだ。

当時に戻してくれる。タイムマシーンか。

 

アースポイントなんてどうでもよくなった。

左だけ少しハムが有るが様子見よう。

ただ、パワーの初段Rgは4k位が良いかな。3.5kから4.7kは上げすぎだった。

数時間経ったと思うが、キツさが取れた。

 

明日には戻ってた、なんてことが無いように・・・

 

20240907

コメント

パワーを早くも修正

2024-09-11 00:01:36 | MfD‐3 (ラジ技誌PP)

中音に少し歪っぽいところが有るので懸案を修正した。

電源トランスの一次側配線が左右で違う。

整流管からチョークへの配線変更。

カップリングコンデンサーの接続を出力管の発振防止抵抗の手前とした。下画像赤矢印

発振防止抵抗をアルファの1/4Wからオーマイト巻線抵抗2Wに変更。下画像青矢印

初段の12AX7のグリッド抵抗Rgを3.5kから4.7kにした。

アースポイントだけはまだ決めかねているので後にした。

 

 

 

これで鳴らしてるが高域寄りになった気がする。

ってのはスピーカーがまだキャロル純正だから。

そして歪っぽいのだが、まだ残ってる気もするが、時間とともに減ってる気もする。

もう少し様子見だ。

 

20240907

コメント

パワーを鳴らしている

2024-09-09 00:04:53 | MfD‐3 (ラジ技誌PP)

EL34PPパワーを組上げてから5日ほど経ったか。

色々なスピーカーを鳴らしたが、どのスピーカーでも「ちりちり」感がある。

発振してるのか?後で測定してみようと思うが、やっておかなければならないことが有る。

Rchのスピーカー端子への配線。ちと短い。

裏返してハンダ付けすると立てた端子ではハンダが下に流れてしまうので、横にしてハンダを盛る。

初段12AX7のグリッド抵抗を3.5kΩからもう少し大きい値にする。

アースポイントの移動。

そしてLchの整流管からチョークへの配線修正と発振防止抵抗の付け直し。

発振してるとは思いたくないが、直してみないと。

 

発振防止抵抗は1kΩ、ここに掛かる電圧は30Vacとすると電流は30mA!

だとすると0.9W?おお、アルファ抵抗は0.5Wじゃなかったか?(1/4Wでした)実際はこんなに掛らないだろうから大丈夫かと思うけどちと不安かも。

 

こんなところを考えておく。

 

20240905

コメント

DS‐3000でパワーを鳴らす

2024-09-07 00:02:24 | MfD‐3 (ラジ技誌PP)

表題が変だ。それでは真空管パワーでDS‐3000を鳴らしてみる。

最初から「おっ」っという感じで鳴ってきた。

まず中低音が分厚くなった。ベースギターの辺りがブオンと鳴る。

こりゃ参った。同じパーツ、回路でこんなに違うか?

違うところと言えば・・・

出力段のカソード抵抗。500Ωに2.2kをパラって407Ωだったのを400Ω一個にした。

PT~CH~整流管だったのをPT~整流管~CHにした。

IPTをタムラのA‐8713にしてた時はチョークに近いとハムを引いたが、今はIPTをゼネラルトランスのPMF5P‐10k600CTなんだ。これで配線が簡略出来た。

そしてシャーシーアースを変えた。

出力段のグリッド抵抗をTKDからRMGにした。

入力ケーブルをIPT直結だったのをRCAジャックにした。

今思い浮かぶのはこのくらい。

って、結構変えたかな。

でもそんなんで音変わる?

 

高音の繊細さは無いかな。初段のRgは3.5kだからもう少し上げても良いと思う。

色々テストして替えたんだけどな。

声とか音色は全く意識が向かなかった。

なんかこう、「そのまま?」

つややか、柔らかい、などという形容詞が思い浮かばなかった。

しいて言えば鮮度があまり高くないかな。少しレトロっぽい。

 

でも、DS‐3000を「鳴らしている」感じが凄くなった。

トランジスタアンプではこうはいかない。

って、そういうアンプを使ったことが無い・・・あ、マンラツのSM700が有った。

壊してしまったのが悔やまれる。

 

DS‐3000を鳴らし切る、まではもう少しあるかな。

でもここまで来た。

あとは丸端子でまとめたアース線6本をもう少し何とかしたいと考えている。

 

20240902

コメント

パワーの組み直し 両チャンネル完成

2024-09-04 00:02:01 | MfD‐3 (ラジ技誌PP)
昨晩やっと反対側のRchも組み上がった。
先ほど電圧測定したが問題なさそう。
先のLchは自信あったが、今回は煙噴くんじゃないかとなぜかドキドキした。
音出しはパイオニアで行った。
さすがにDS‐3000で失敗したら痛いのだが、じゃあパイオニアだったら良いのか?良くないがパイオニアはまだ在庫があるようだし。
 
第一聴は、濃い。
トランジスタのAX‐1200では広い空間に楽器がちょんちょんと有る感じだが、真空管パワーは楽器が犇めき合う。
ちょっと荒っぽい感じが有るかも?
発振?もう少し慣らそう。
 
※ブログを新バージョンで編集したら前と変わってしまった。
 
20240901
コメント

パワーの組み直し その17

2024-09-03 00:02:54 | MfD‐3 (ラジ技誌PP)

パワーを組んでいる。

なかなか進まないが、今日半日やっとここまで来た。

特に問題ない。

しいて言えばアースポイントをもっと広いとこにすればよかった。

ネジ穴を明けたくなくてコンデンサーの取付金物のネジにしたからだ。

 

今回はチョークから出力段への配線に100Ωの抵抗を入れた。

これは電源トランスが熱くなるので少し下げた。

ドロップ抵抗を入れないと電圧がちょうどいいところに行くのだが、なんか電源トランスが過負荷っぽい。

実際そんなことはないのだが夏に熱くなるってのは気分が良くない。

 

あとは電圧測って音出しかな。

 

20240831

 

コメント

パワーの組み直し 音出し

2024-08-29 00:04:03 | MfD‐3 (ラジ技誌PP)

片チャンだけだが音出ししてみた。

スピーカーは念のためボーズの161としたが、10cmフルレンジ二発とは思えない低音と音色が出てきた。

やっぱトランジスタにはない多彩さが出ている、

 

鳴らしながらもう片チャンを組んでいる。

ふと出力段のグリッド抵抗がどこに配線するか気になって出来上がったほうのアンプをひっくり返して見てみた。

おっと、配線が間違ってるではないか。

正しくは赤い矢印のコンデンサのリードは黄色の矢印に接続しなければならない。

これだと発振防止抵抗が無くてグリッド抵抗が240kではなく241kΩだ。

発振しなければ問題ないんだ。

 

 

もう片チャンの組み立てを進めよう。

 

20240826

コメント

AX‐1200を鳴らす

2024-08-28 00:01:31 | MfD‐3 (ラジ技誌PP)

片チャンだけだが組みあがったパワーを鳴らす前にAX‐1200を鳴らしてみる。

音量は少し大きめ。

まあ、こんなもんだろう。

馬力感はない。けど、低音は良く伸び、バランスは取れてる。

ラウドネスも効くが、低音の上に中高音が乗ってる感じになって不自然になる。

音場感も出てスピーカーの外側に広がる。

そして音色。これが問題。

全部一様に聴こえる。

う~んなんていうか、ハープシコードで全部の楽器を表現しているような?

あれだ、交響曲をピアノで弾いてるやつ。

あ、もちろんピアノがダメなわけではない。

 

まあいままでの鳴り方ではないことは確か。

随分こなれた感じになっている。

今思うと山水のAUα907iももう少し鳴ったのかな。

手放して惜しい思いしているのがこの機種。

なんて考えるようになった。

 

さて、真空管アンプを鳴らしてみるか。

 

20240824

コメント

パワーの組み直し その16 電圧測定

2024-08-27 00:02:33 | MfD‐3 (ラジ技誌PP)

片チャンだけだが一応完成したので電圧測定をした。

スライダックでAC30V程に上げた。各部の電圧が少し上がってきたが、初段12AX7のカソード電圧が出ない。

DMMのセレクターを動かしたら出てきた。接触が悪い。

ACを50Vにしたが、順調に上がってきた。問題ない。

10Vずつ上げて100Vまで行ったが問題ない。

念のため出力電圧も測った。

DCはちょっと出たが0になった。

ACは34mVほど出てる。まあ、音出ししてから考えよう。

 

 

今回出力段のカソード電圧が25Vくらいしか上がらなかった。

これの意味は?

想像だが、(合っているかは分かりません)

回路インピーダンスを下げるため、カソード抵抗はではないかと思っている。

元設計では600Ωの抵抗で30V程になるハズ。

いや私も当初はこの値でやってたから事実だ。

どうもDS‐3000の低音が弱い気がして抵抗値を下げていったのだ。

じゃあどの辺まで良いの?

バイアス電圧は前段の出力電圧以下にしないとダメではないか?

前段12AX7の出力電圧は30V位だったはず。

そこまで上げれないということか。

前回の測定値を見てみると、3%出力で11Wほどだった。この時12AX7の出力電圧は23V。

おお、結構危うい数字だ。

これが超えると?

もしかして真空管をプラス領域で動作?

これっていけないんじゃなかったっけ。

まあ、11Wも出すことはないしな。

やっぱOPTは5kではなく6.6k位が良いな。

うちはDS‐3000にすると途端に元気がなくなるんだよな。他のスピーカーは良い。

違いはDS‐3000が公称6Ω、ロクハンは16Ω。

この辺だと思うんだが。

 

あれ?そういえば12AX7の時に出力電圧45Vなんてあったな。

あの時は大丈夫だったのかな。

大丈夫だろ?カソード電圧って信号入れると上がっていったし。

なんて強がっても実際はどうなんだろう?

そのうち見えてくるだろう。

 

いやあ、こんな考えが出来る自分が嬉しい。

(考えが合ってるかどうかはさておき)

 

30年前はなんでグリッド抵抗は47kΩなの?って感じだったんだよな~。

 

音出しの前に、最後にAX-1200を聴いておくか。

 

20240823

コメント

パワーの組み直し その15 パーツ取付け10

2024-08-26 00:01:47 | MfD‐3 (ラジ技誌PP)

電源の配線を行なった。

多分これで完成かな。

いつも完成を焦っていい加減な配線にしてしまってたが、今回はぐっと我慢してちょっとずつ進めた。

おかげか、納得のいく仕上がりだ。

よそ様から見れば「なんじゃこれ」かもしれないが、、まあ私の中では、の話。

 

 

 

一か所、抵抗(金足の黒)の取り付け方を変更。

チョークからコンデンサーへ繋ぐとチョークのケーシングと抵抗の足が寄ってしまう。

 

なのでコンデンサへ、ではなく初段の負荷抵抗の根元へ持ってった。(ちょっとピンボケ)

あとはチェックしたら測定だ。

・・・ヒーターアースを忘れてた。どこに落とすか。

試しに電源のドロップ抵抗の留めネジに接続したらアースポイントとの抵抗値が低かったのでとりあえずそこにした。

塗装してるので絶縁されてると思ったが導通あるようだ。

 

20240823

コメント

パワーの組み直し その14 パーツ取付け9

2024-08-24 00:06:36 | MfD‐3 (ラジ技誌PP)

パーツ取付けと言ってほぼ配線。

ヒーター配線

カップリングコンデンサー

IPTから初段

 

 

あとはPTから整流管の配線、とかか。

 

20240822

コメント

パワーの組み直し その13 パーツ取付け8

2024-08-22 00:02:07 | MfD‐3 (ラジ技誌PP)

アースポイントをコンデンサーの取付ビスにしたが、ずいぶん込み入ってしまった。

出力段の(金色の)バイアス抵抗のグランドを秘蔵の銀線で引き直した。

 

あまりきれいな配線じゃないが納得いく配線になった

 

20240821

コメント

パワーの組み直し その12 パーツ取付け7

2024-08-21 12:01:35 | MfD‐3 (ラジ技誌PP)

初段に一番近いデカップコンの取付が終わったが、やっぱりイマイチ。

何とかごまかした。

これで増幅部の配線は終わったかな。

 

20240820

コメント

パワーの組み直し その11 塗装

2024-08-20 21:05:01 | MfD‐3 (ラジ技誌PP)

シャーシーの塗装だが、鉄板とアルミ板で仕上がりが違う。

ムラが出るのでアルミ地肌にプライマーを噴いてから上塗りをした。

左の小さいのはアルミで、白っぽい。

右の大きいのは少し赤っぽい。

 

一度組んでみた。

部屋のカーテン、カーペットがピンクなので期せずして揃えた感じになった。

ただ、木枠はマホガニーだが朱系なので少し違和感が有る。

前の銅色の方が統一感があるが、飽きたんだよな。

まあ、これで行ってみる。

 

20240820

コメント

パワーの組み直し その10 パーツ取付け6

2024-08-19 00:03:57 | MfD‐3 (ラジ技誌PP)

一旦木枠に付けてみた。

結構考えて配置考えたが、どうもこれはまた組み直す気がする。

なぜか今回は愛着が湧かないんだよな。

不満はないんだけど。

入力トランスはケース内にしてみた。

A-8713はチョークに近いとハムを引いたので、念のため磁力線が影響しないようにしたいということ。

 

この先めんどくさい配線が残ってる。

 

20240818

コメント