現在のプリの仕様をまとめておく。
※回路図は参考です。まねて作成して不具合が起きても保証しかねます。
回路は5687を使った差動増幅回路。
定電流回路には2SK117を三パラとして20mA程流している。
(合っているかは不明だけど)OPTの一次側は8.5kΩだった。
上グラフ黄色線は片チャンネルの物。もしかしたら整流管がヘタっているのかもしれない。
赤線はもう片チャンネル。
入力には30kΩのアッテネーター。今の回路の増幅度があまり大きくないのでこのくらいが使いやすい。
5687のグリッドには1kΩのビシェイ。
出力トランスはアイエスオーのNP‐126を20kで使用、出力はアンバランス。二次側に1.2kの抵抗をかましている。
この抵抗は音の鮮度が若干落ちるが音場が広がるので採用している。
電源トランスはノグチのPMC‐35HG。
整流管は6X4でチョークインプットで使っている。電源ラインのIECインレットから電源スイッチに繋ぎ、そこから二本線として各々ヒューズを通してRLチャンネルに給電。
電源から左右分離した回路構成とした。
20231207
整流管に6X4を使われていますが、傍熱管は音の抜けが悪かったり、低音の量感が出なかったりすることが多いと思います。
私の拙い経験では、プリアンプの整流管はRCAの5Y3-GTが良くて、他社のものは低音が出ないことが多いです。
GT管を使いたくないのであれば、SIC-SBDも良いと思います。
センタータップ両派整流では電源電圧の3倍V以上の耐圧が必要になるので、SCS205KGかUJ3D1210KSを使ってみてはいかがでしょうか。
整流管は先日も補充してしまったのですが・・・
5Y3は考えてみようと思います。
以前の二段増幅の音色が今出せないかな?と漠然と思ってます。カップリングコンデンサーの音が真空管らしい音なのか?などと想像してますが、今の解像度を捨てる気はありません。
今の音に満足してますので、ハンダゴテを握りたくなったらやってみようと思います。
いつもありがとうございます。