トランスを数えてみる。
フォノイコの段間(HL‐20k-6)、終段IPT(TD‐2)~OPT(LL1689)で3個
プリのフォノ受け(PMF5P‐10k600未定)、OPT(NP‐126)で2個
パワーのIPT(A‐8713)、OPT(BW‐5k‐PP)で2個
合計7個も使っている。
なのだが、レンジの狭さ・音場の混濁感はなくいたって普通の音。
透明感は無くはないが以前の電圧電送アンプの時の方が出てたと思う。
低音は出来ればもう少し出てほしいが、バランス的には問題ないと思う。
声の肉感は多分過去最高。その分何か少し色付けが有る気もする。
そしてこれではないとならないのが「音場感」。
今までのアンプは壁の前にずらっと並んでる感じの平面だったのが前後感がある。
多分今の私はこれにやられてる。
音色はやや不満で、ピアノは良く出てるが弦楽器がプラスチックのようになる。
もう少し木質感が欲しい。
包み込まれる空間感は余り無いのだが響きが良く伸びるのでこれはこれで良い。
こう書くと一長一短だが、過去のアンプをすべて凌駕している気がしてる。
まあバランスが取れてるからかな。
4ウェイスピーカーがフルレンジのようにまとまり、エネルギーも出ている。
硬いか柔らかいか?と言えば硬い方に寄る。
ああ、良い音になった。
20240921