analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

R‐919X リール・・・その3

2021-11-30 00:01:30 | カセットデッキ

カセットデッキが4台有るが、再生できるのは1台になってしまった。

機械ものは定期的に動かしてやらないとならないな。

 

まずはR‐919Xなのだが、リールが回らないようだ。

リール用アイドラのゴムを探してきた。

OリングのG5番だ。

これを取付けた。

再生したが、回らない。

アイドラが問題じゃなかったんだ。

失敗。

 

20211030

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うちの場合のセッティング考

2021-11-29 00:41:06 | セッティング

今回スピーカーセッティングに関してネットで検索してみたが、たくさん出てくるものだ。

ただ、どれも「大方」同じような感じだ。

実際にやってみないと分からない、のかもしれない。

 

 

 

うちの場合のスピーカーのセッティングについて纏めてみる。

 

 

まずはスピーカーの高さを決める。

DK‐5の場合と角棒の場合で音のイメージが出来ているからだ。

これで低音の量感と音場の広がりを見る。

今回は低音を少し増やしたいというのと天井から離し目にしようとする目論み。

置き台について、畳の床なので柔らかい。

左右のスピーカー共通の板に載せる。60cm×2200cmのサイズ。

これでスピーカーの向きが揃う。これをやると焦点が合うというか、エネルギーが出てくる気がする。

その上に集成材をブチルゴムで貼り合わせた防振台を載せる。正直これの効果と言うのは感じたことは無いのだが、安心感のような物。

ブチルにオーガンジーを張ったもので仕上げてる。

多少変形するからか、この上に角棒かDK‐5を置くとなんかイマイチなのでMDFの薄い板を敷いている。

低音が欲しい時は角棒、音場が欲しい時はDK‐5を使うのだが、今回は角棒だ。

DK‐5はスピーカーを置いた時の前後方向の揺れに弱い気がする。

ただ、それが良いのか風通しが良いのか音場が広がるのだ。反面薄くもなる。

角棒は前後方向は揺れない。しかし抜けが少し悪い。

スピーカーとの間はブチルのテフロン巻きを挟んだ。これは故入江氏(オーディオ評論家)がやってた物を真似た。

長い間、余り意味は無いかと思ってたが、最近高域のSNが上がってる気がする。ほんのわずかだが。

スピーカーの天端と天井板の間は実測1.5m程になった。

 

スピーカーの後ろは20cmも離せば良いのだが、7.5畳の部屋に6畳のカーペットを敷いてるので、その足りない分に板を敷きスピーカーを置いている。

後ろの壁との距離は実測57cm。

これで後ろに人ひとりが十分通れる隙間が出来た。

 

間隔は移動する前は横の壁の影響を受けてる気がしたので少し狭くした。しかし濃いめの音場になったのでもう少し広げた方が良いと思う。

今回は横の壁との距離は実測37cm。

内振りはしていない。スピーカーの軸が左右で交わると干渉してしまう気がするので真正面を向けている。

これで位置は決まる。

定在波対策で、置き方を部屋の中心を軸として少し回しずらす、と言うのが有るが、以前やったが効果は感じられなかった。

姿勢が悪くなるというか、どうも落ち着かないのですぐに止めてしまった。

 

 

 

 

 

スピーカーの脇は左右で違う。

左は襖でオーガンジーを垂らしている。若干吸音。

右は入り口が有り、

上が障子と下がガラスの引き戸になる。この前にはカーテンを二枚垂らしているのでかなりの吸音。

後ろは何か対策しないといけないかもしれないが、壁そのもので「これでも良いかも?」なんて思ってる。

部屋の奥行き方向に音が伸びる感じがするので少し吸音した方が良いかな?なんて考えてもいる。

天井は板張りでクッションを二枚張っただけ。

スピーカーが低いせいか、今のところ反射の影響は感じない。

 

 

 

 

総じて超吸音の部屋だ。

これだと音が死ぬはず。

だからか躍動感は無い音になるのだが、クラシックには良いと思う。

反射の音もライブ感が有って良いのだが、なぜかいつも吸音の方向に行ってしまう。

余計な音を出したくないからかな?

 

今思うと特に奇をてらったことはしていない。

スピーカーの置き方に関しては以上となる。

 

コーナーの吸音とかもう少しやったらいいと思うことは有るが、それらは追々・・・。

 

20211104

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またもや配置換え

2021-11-28 00:02:49 | セッティング

横の広がりを出すため壁の影響を無くすことを考えてた。

入口のカーテンを伸ばすか。オーガンジーを垂らすか、でも上にエアコンが有って邪魔。

そういえばこちら側はなぜか位相ずれのような響きが有るんだよな。

鏡もぶら下がってるし。

 

それだけの理由じゃ無かったはずだが、リスニングポイントとスピーカーの位置を入れ替えた。

前回はカーペットをずらすのに一旦物を全部動かしたはずなのに一日で終わった。

今回は二日掛かってしまった。

重ねた本やレコードが地震で崩れないよう少し低くしたら翌朝震度四。

来なければ良いな、っと思ってたが最近地震が無かったので来てしまった。

被害は無かった。

 

 

今回はリスニングポジションの後ろに雑誌のキャビネットを置き、

膝先に機器を置いて、その後ろにパワー、

そしてスピーカー。

30mm厚さの2.2m集成材を畳の上に置く。

自作の防振台に15mmほどのMDFを置き、その上に角棒を置いて前回より10cm程持ち上げた。

DK‐5を使ってた時は畳とスピーカーキャビの下部が40cm程。

今回は角棒を使ったので25cmほど(実測28cm)。

DK‐5ではスピーカーを見上げてたが、今はTWが耳の高さほど。

 

スピーカーの向きは正面にした。

以前聴き比べた時に一番良かったのと、とあるHPでスピーカーは正面向けた状態で設計してる、トカナントカ。

必要に応じて内側に向けるのだと。

我が意をえたり!では無いが。

脇の壁からは30cm程離れるよう内側に移動した。

 

 

ラックは自作の棚板を持って来ようかと思ったが移動が大変なのでハヤミのラックを分解して使った。

最初の配置ではタンテでスピーカーが隠れてしまうので変更。

この辺はやってみないと分からない。

前もこの置き方をやってるが、部屋が狭くなる。

窓も1/3位塞いでしまった。

第一スピーカーとの間にモノが有る(邪魔)

電源のIP‐2000は各機器のケーブルが微妙に届かなかったので、左から右に移動した。本体の電源ケーブルも5m自作の物から純正の1.5mの物にした。

フォノイコに使ってた自作の防振台は、高さの関係でプリに使う事にした。

なんか元に戻しそうな気もするのだが、もう少しこのままで行ってみる。

 

20211101

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スピーカーから出る音 天井・床の反射

2021-11-27 00:05:47 | セッティング

スピーカーから出る音が上に広がらない。

 

DK‐5を使うと広がるのだが中低音が痩せる。

脚を角材だけにして低くすると中低域が充実するが、特に上の方が広がらない。

 

最近知ったのだがスピーカーに寄っていったときに音場がグルグル変わるのはDK‐5の時だ。

 

 

ネットを見てたら面白いのが出てきた。

天井の反射が影響すると。

なる。

DK‐5で高くすると高域寄りで広がる。

角棒で下げると低域寄りで音場の高さがなくなる。

天井が反射させてる、と考えると納得がいく。

うちでは天井が反射、床が吸音。

まあ、気休め程度にクッションを張っている。

頭の上まで伸びる音場は天井の反射。

低音よりになり音場が広がらないのは床による高域の吸収。

そう考えると何となく筋が通る気がする。

 

 

部屋の対策は難しい

リスニングルームの設計はやってみないと分からない。

そう頭に有ったので部屋の対策は根拠もなく色々やっていた。

 

 

今の低い状態で音量を上げてみた。

音場が上の方に少し伸びた。

しかし過度にではなく、音場は丸く広がった感じ。

多分自然に。

これを考えると頭の上に伸びる音場は反射による異常なモノなのかもしれない。

とすると天井を吸音させるか、角棒とDK‐5の中間の高さにするか。

 

20211030

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スピーカーの置き方 バッフル・壁の反射

2021-11-26 00:03:33 | セッティング

ソファから立ち上がってスピーカーに近づいて見降ろすと、突然音場が開けるところが有る。

餌に群がった魚のような・・・。

低いところに音が集まってるのかな?

スピーカーの高さを下げてみよう。

DK‐5と自作の防振台を外し、カエデ集成材の角棒をブチルを噛まして台にした。

 

散漫になって中々落ち着かないが、二日後ぐらいにころっと変わった。

ワイドなテレビを見てるみたい。上には広がらない。

 

まてまて。

見降ろして下に音場が出来るというのは逆にもっとスピーカーを持ち上げなければならなかったのか?

イメージ的にTWの上の辺とMHの下の辺の間に音場が出来る。

ソファに座ってMHが耳の高さより少し高いぐらい。

何でこんなところに集まるのか?

離れると音場が寂しくなる。

 

 

反射なのかな?

部屋の長手にスピーカーを置いてた頃も或るところに凝集する。

定在波?

長手方向と短手方向でもそんなに違ってないかも。

ただ今置いてる西面は、長手方向に置いてた時の左のスピーカー側になり、なぜかその左スピーカーは位相ずれのような響きが乗った。

壁と襖の平衡面が有るのはここだけかも。

 

 

バッフル効果か?TWとMHとMBが近くてバッフルに反射してる?

まあ、そりゃそうだが、スピーカーってそんな単純なものでないと思う。

 

20211027

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PC-10Sについて

2021-11-25 00:04:42 | ケーブル

これを買ったのは30年も前になるか。

今は無い石丸電機の本店4階(?)の薄暗いオーディオコーナーで切ってもらった記憶がある。

当時はこれが結構な高級品だった。

モニターPCというのはブランド名だったらしく、今はインアクースティックというメーカー名。

 

仕様は銀コート極細OFC。

2,604本。多分42本の束が62本。

今は銀コートが緑錆ふいて緑色。

 

こんな太いの、一般のターミナルに接続するのは大変。

まず入らない。

そしてケバだつ。

間引いたり細いケーブルをハンダ付けしたりしたがどれもイマイチしっくりこない。

今はロジウムのスペード端子を取付けている。

音は変わってしまったが、まあいいか、と。

 

 

今回久しぶりに使ってみたが、昔のようなシルキーな感じは無い。

中音が張り出してるだけ。

低音がどこかへ行ってしまったのでケーブルを片方逆相にしてみたが位相は合ってるようだ。

昔のイメージがどこかへ。

 

 

なぜこれにしてみたか。

オヤイデの古いケーブルを思い出していた。

リッツ線であちらはエナメルコート。だから一本一本絶縁になる。

リッツ線は線間容量があるのでもしかしたら高域が落ちるかも。

モニターPCは銀コートで導電。

表皮効果を狙ったものと思うが、聴いた感じは分からない。

OR‐800。買っておけばよかったなー、と後悔。

千なにがしと心線本数有ったと思ってたが、型番通り800本かもしれない。

 

 

多芯構造の線は像があいまい。

単芯は像がスキっとする。

どちらが良い?

どちらもダメではないので、両右方使う。

が、使うのは圧倒的に多芯が多い。

販売の数にもよるのだが。

 

20211027

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まぜそば91

2021-11-24 15:27:48 | らーめん他

ちょいと用事が有り日立へ行った。

帰りにまぜそば91へ突撃。

正確には まぜめん91(キュウイチ)らしい。

準備中・・・

11:03か。半からかな?

魚介ベースなので諦めるか。二郎系かもしれない。

っと5分後車で前を通ったら営業中。

細い路地を入ってすぐに有り、向かいに駐車場が有る。

入った。

背油まぜめんを食券機で買う。

スープの麺も有るような情報だったが、此処は混ぜ麺を試す。

値段は結構良い。

券を渡すとき赤白黒を尋ねられたので白を注文。

東京千葉辺りと変わらない。

 

まぜそばは少し時間が掛かる。が客が居ないのでゆっくり待つ。

座席は9席とのこと。相席が一つだけあった。

カウンターは5席かな。背中側の窓際に橋・コップなどが有る。

こじんまりしてるが、何となく居心地が良い。

 

魚介系は(塩カライ)イメージが有ったが、背油のおかげか、全くそんなことは無い。

白って何だか分からなかったが、多分塩だ。

他に赤と黒が有るが、多分味噌と醤油か。

他のメニューで赤が辛いと有ったので混乱した。

白で失敗かと思ったがそんなことは無い。

美味しい。

が、何味か分からない。

芯の付いた茹でキャベツが二枚、もやしが適量、チャーシューが一枚。

ツナか揚げ玉みたいのが添えて在り、麺をすするとのどに飛び込んでくるので噎せてしまう。

 

店員は若い男牲で、元気が無い。

経営厳しいのか?なんて心配してしまう。

 

営業時間に午後の休憩時間が無いのでまた機会が有れば来ようと思う。

 

20211123

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色々確認

2021-11-24 00:04:42 | その他

レコードを掛けていて、ほっこり感が無くなった。

みんな厳しい感じで鳴る。

まあそんな感じでチューニングしたんだから当たり前なんだが。

 

 

ARの4Xを鳴らしてみた。

躍動感は無いかもしれないがそんなに嫌われるものでもないと思うのだが。

クラシックには良い。ジャズもビルエヴァンスのような物だったら合う。

・・・このスピーカーこんななり方だったっけ?

さめざめと高解像度、パリッとする。

スポンジ?ビロード?のような肌触りがどこかへ行ってしまった。

スピーカーケーブルをモニターPCのPC‐10Sにした。

スピーカーをダイヤトーンに戻した。

音量を下げるの忘れ、そのままスピーカーの後ろで繋ぎ変えたら低音に包まれる感じがした。

スピーカー後ろ、この辺の対策をしたら変わるのかな?

 

少し鳴らしてるのだが、中音のみで聴いてるよう。

シュワっという感じ。

このケーブル、こんな音だったかな。

 

 

ひんやり厳しい音になっている。

ケーブル・スピーカーを換えても変わらないので、アンプか。

チューニングが進むと安価なケーブル(?)でもそれなりに聴けるようになる。

 

20211027

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MMカートリッジにする。

2021-11-23 00:04:15 | カートリッジ

EMINENTは大分使ったので少し休ませよう。

 

っと来るとMMカートリッジの下位グレードを鳴らしたくなる。

安いカートリッジでもこんなに鳴るぞ、というのとEMINENTの実力を確認する。

変態的自己満足。

シュアのⅣとデンオン109は多分良く鳴るのでシュアの97〝B”にしよう。

丸針の、中音張り出しの高域の無い奴。

しかしこれが予想に反して良くなっている。

EMINENTは電子楽器を演奏してる、

M97Bは楽器の音色を加工してる。

何とも表現が・・・

97Bのシンバルが良い。シャンシャンはほぼ無いが、「パカ」っという感じが有る。

もしかしたらMMの、特にシュアの特徴かな。

安定感がある。EMINENTは少しひやひやしながら聴いてるのかもしれない。

何にしてもこの音がMCでなくMMから出てる。

痛快?

入口の一番大事なところのグレードを落としてる。

それでこんだけ鳴ってる。

いやあ、楽しい。

やっぱ変態だ。

オーディオは精神的に良くないものかもしれない。

 

20211026

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鳴らしてみた の続き

2021-11-22 00:02:18 | カートリッジ

多分システムが決まった。

アナログ  EMINENT ~ SME312 ~ stage202 ~ DP‐80 ~ 大理石キャビ

アンプ~スピーカー  自作LCRフォノイコ ~ 自作5687+OPTプリ ~ IPT付きEL34PPパワー ~ DS‐3000

 

フォノイコはE80F(5結)、12AU7+HL‐5k‐6、ファインメットインダクタ使用のLCRβ回路、ECC99SRPP。

プリは12AU7、5687、NP‐126仕様のオートバランス型。NFBは4.5dB。ステレオタイプ。

パワーはIPTによる位相反転、12AU7電圧増幅(Rg7.5kΩ)、EL34T・PPとラジ技誌領布のBW‐5k‐PP。NON NFB。

 

書いて見るとみなU7ばかり。あんまり手持ち無いんだよね。

 

自分製作品比〝太い音”。

いや、図太いでは無くて、繊細が少し太くなった、程度。

プリのオートバランス回路と電力伝送が効いてると思う。

個人的感想だけど。

MHの位相を反転したら中域が張り出した。相対的に低音が減った。

 

夕べ聴いてて「ふっ」とハムが無くなった。

うちの電源は結構古く、じーっというノイズが定期的に鳴ったり消えたり。

先日電気保安協会?の人がメガを測っていったら少し漏電?が有ると。

なにか古い機器がいたずらしてるのかと思ってる。

 

 

後は置き方。

トーレンスの置き場所が無い。

 

後ろのケーブル接続が大変だったので、ラックを10cm程前に出した。

ソファから届く位置になったがソファの後ろへのアクセスが悪くなった。

 

20211026

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鳴らしてみた。

2021-11-21 00:04:56 | スピーカー

鳴らしているのだが、調子良いかも?

照明を消して聴くと、小宇宙に居る感じになった。

EL34PPmono 音出し2 - analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

このころから「小宇宙」なんて言ってるが、昔、記事に無いが10年近く前にも言ってたと思う。

そのころより進化したか?と言うと実は自信ない。

そのころと同じ音が出てる、と言う不安もある。

(それは空間・音場のことのみ語ってるからだ)

 

 

声とコーラスが前にせり出してきた。コーラスが居る為か、声が浮き上がらない。惜しい。

それでもこの空間感は良い。

後ろには効果音の楽器が鳴っている。

いつものレコードを鳴らしている。

眠りの坂道と言う曲はもっと濃いめのむあっと来る感じだったはずだが、さめざめと鳴っている。

地響きのような音が出てきた。

こんな音が入ってたんだ。

MHを逆で聴いてたのにこれをシステムの完成形と思ってた自分が恥ずかしい。

そして、キツい音が無くなった。

もう少し聴かないと何とも言えないが、行けそうな感じだ。

偶に聴こえるキツいやつは、レコードの溝か針が荒れてるからと思う。

何となく以前もこんな感じはしてた気がする。

 

 

CDの緑リング。

MHの端子の固定化。

そしてMHの逆位相。

位相が逆でなぜキツい音(歪)が出るか謎だが、「逆位相の音が干渉してたのではないか」と思ってる。

逆位相でMHがTWのハムを打ち消してたのだと思う。

引っ込んでた中音もこれの所為。

この記事の真ん中辺で言っていた。

新 振動板の音 - analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

お盆過ぎころなので2カ月ほど経ってる。

何ともお恥ずかしい。

振動板が硬くないマグネシウムになったから、ではない。

張り出してくるようになった。

透明感が有り、さらに肉感もある。この矛盾。

 

 

クラシック(弦楽・チェンバロ)、ビルエヴァンスを掛けた。

それぞれ良く鳴っている。

ただ、カートリッジにEMINENTを使っているせいか、みな電子楽器で鳴らしてるような感じがする。

私は嫌いでは無いがSYNERGYと比べるとこちらは「偽物」感は否めない。

線の細い感じのLPを掛けたのだが、神経質な部分は無くなった感じ。

ピアノ線ではなくワイヤーのより線をたたいてるような・・・。

嫌いじゃない。

 

20211024

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スピーカーの組み上げ (importance)

2021-11-20 00:05:48 | DS‐3000

ツイーターとミッドハイのみ取り付けて鳴らしてみる。心なしか声が飛んでくる気がした。

そしてミッドバスを取付けた。

声が引っ込んだ。

あれ?MBの接続を逆位相にしてみた。

コチラだ。ここでウーファーを付けても逆だ。

そうか、TWとMHを入れ替えよう。

TWが逆だと思ってたが、MHが逆だったんだ。

過去記事をつらつらと見直したら前回は10か月ほど前だった。

スピーカーユニットの位相 - analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

もしかしてこのころから逆だった?しかし気になってたのはMHの振動板を交換してからだ。

でもヴォイスコイルをひっくり返した形跡は無い。第一ひっくり返しても逆位相にはならない。

ウーファーを付けず、鳴らしてみた。

音が右に寄ってる気がするが、アンプのせいかもしれない。

Lchもユニットを外し、MHの配線を入れ替えた。

音が真ん中に寄った気がする。

 

おっかしいな~。

前は合わせたはずだったのに。

PHASE CHECKERなるもので合わせないといけないかと思ったが、ただ、今回のは自信がある。

ツイーターの正相と逆相が自分なりに解ったからだ。

 

 

NFB掛けたり、OPT二次インピーダンス換えたりして位相がズレた。

40度ずれが50度ずれになっても逆位相側に変化する、と思う。

位相なんて0度か90度の二種類のはずがない。

っと考えるのだが、どうだろう?

 

20211024

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ネットワークのお勉強 TW

2021-11-19 00:00:09 | SP・NW

ミッドハイのネットワークを確認したのでツイーターもやってみよう。

 

公称クロスオーバーは4,500Hz

※以下検討用の回路図ですので正確ではないと思われます。参考にしないように願います。

 

 

下グラフ緑線がTWの周波数特性(実測)。

これだとクロスは6,500位か。

 

 

HPFを考える。

上のグラフのオレンジ線はがHPFと考える。

一般に4,500Hz、-12dB/octの HPF は下図のようになる。(カッコ内はDS‐3000の値)


当たらずとも遠からず?

DS‐3000の定数でクロスの計算方法が解らないので、各定数の場合で検討してみた。

例えば、C1が2.7μF、L1が0.1mHの時、クロス6,800Hzで-18dB/oct

      C1が3.02μF、L1が0.22mHの時、クロス4,700Hzで-18dB/oct

実測の6,500Hzを考えると、2.7μFと0.1mHが近い。

定格のクロスに近いのは3.02μFと0.22mH。

 

測定が上手く行ってなかったと考えると、MHの時より納得がいくような結果だ。割と理論に近い。

MHはLPFとHPFが一緒なので何か干渉してて、その補正もやってるのかな?

 

そして-12dB/octは逆位相になるという。

 

TWは取り敢えず良しとしよう。

 

20211023

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ネットワークのお勉強 MH

2021-11-18 00:04:27 | SP・NW

ミッドハイのネットワークが合っているかどうか考えてみる。

 

 

まずはメモの回路をもう一度確認する。

※検討用の回路図ですので正確ではないと思われます。参考にしないように願います。

これだとイメージが湧かないので書き直す。

やはりこの回路図になる。

ここで注意書きを見つけた。

※画像はヴァリアスクラフトさんより

ダメっと言ってもハイカット・ローカット両方あればできちゃうじゃん。

取り敢えず無視することにした。

まあ、ハイパスがプラス側、ローパスがマイナス側と取れん事も無いではない。

 

 

 

DS‐3000 のクロスは下から350、 1,350、 4,500Hzだ。

MHは下は1,350、上は4,500のクロス。

下グラフ赤線がMHの周波数特性(実測)。

これだと下は800、上は6,500位か。

MHネットワークを図で分解してみた。

 

まずはHPFから。

上の図オレンジ線はがHPFと考える。

一般に-12dB/octの HPF は下図のようになる。(カッコ内はDS‐3000の値)

当たらずとも遠からず?

DS‐3000の定数でクロスの計算方法が解らないので、各定数の場合で検討してみた。

例えば、C1が 10μF 、L1が0.42mH,C2が30μFの時、クロス1,740Hzで-18dB/oct

  C1が9.61μF、L1が 0.4mH ,C2が28.8μFの時、クロス1,810Hzで-18dB/oct

定格1,350に対しては誤差と呼べる範囲には無い。

(けど、グラフのひとマス中に入ってる。すごく大雑把に見れば合ってる。)

 

 

 

次にLPFについて。

上の上の図、緑線がLPFと考える。

一般に-12dB/octの LPF は下図のようになる。(カッコ内はDS‐3000の値)

此方も微妙な感じ。

C1が10.8μF、 L1が 0.4mH の時、クロス1,710Hzで-18dB/oct

C1が 5.6μF 、 L1が0.21mHの時、クロス3,300Hzで-18dB/oct

これは差が大きすぎる。

コイルの値が大きすぎなんだ。

 

 

ナンだけど、

F特を実測すると計算程おかしな数字じゃないんだよな・・・

 

 

 

値の差で考えられるのは、

実際にはATTが入っていること。

ぴったりの定数の部品が入手できず、近似値で賄っている。

ユニットのインピーダンスが6Ωぴったりじゃない事。能率が解らない事。

HPFがユニットから見てマイナス側に入ってること。

そしてダイヤトーンのノウハウだ。

思えばだいぶ古くからマルチウェイのスピーカーを手掛けてて、ネットワークの設計には長けていただろうこと。

 

DS‐3000は突然変異的に出来た傑作のように思ってたが、練りに練ったシステムなんだ。

ちょっと私の手には負えないと思った。

 

 

 

無駄話を一つ。

ダイヤトーンの設計の値を知りたくなった。

ダイヤトーンで有名な方、多伯佐門さんはどうしてるのか?

ググってみたら出てこない。

日本のスピーカーをけん引した方と想像するが、

はて。

名前が間違ってた佐伯多門

 

20211022

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スピーカーのネットワー・・・閑話休題

2021-11-17 00:02:32 | SP・NW

まず、先日仕込んでおいた除湿剤をスピーカーキャビネットから取り出したら、結構溜まってた。

衝撃。

80Lほどの容積でこんだけ取れたのは、どこか漏れてるのか?なんても思う。

これ見るとバスレフのキャビネット内は水浸し・・・な訳ないか。

入れた時は湿度の高い時季で、ユニットを外したまま暫く置いておいたのだった。

今は湿度が下がったが、念のためもう一回入れておこう。

 

 

久しぶりにキャビネットを磨こうか。

フロントだけだがケンリクサウンド(昔はJBLフリークとか言ってたと思う)の艶出しを掛けた。

臭いの独特なもので、今まで嗅いだことのないもの。

以前は全然効果無いように思ったが、今回は艶が出た。

上の画像では解りづらいかも。

まあ、7~8年は使ってなかったからキャビもくすんででいたかも。

 

 

TWとMH両方繋いだ状態で、負荷をダミー抵抗からスピーカーユニットに替えサイン波を入れてみた。

1kHzから徐々に周波数を上げてみたが、TWから音が出てるか良く分からない。

発振器の代わりにジャズのシンバルが入ってる曲をアンプ無しでウォークマン直でで掛けてみたらこれだと良く分かる。さすがに音は小さいが。

TWから音が出てない。

これは音圧が低いうえに逆位相でMHとTWが音を打ち消し合ってる。

ネットワークの配線を入れ替えた。これで反転は無しになる。

ネットで調べると、-12dB/octの場合、位相が反転するらしいので反転が正しいらしいが、正確にはスペアナで調べろという。

 

 

それとスピーカーの開き角度を少し大きくした(正面向きに近付けた)。

広がりが出てほしい事、以前向きを変えて聴き比べた時、正面が良かったからだ。

 

 

念のため、コンデンサーとコイルのチェックをし、接続のチェックをした。

 

 

先日の測定時はウォークマンを使い、TWとMHだけで鳴らしながらやった。

低音の無い、ラジオみたいな音だがなんかいい感じだった。

小音量なんだが音が通る。

なかなか味のある音だと思う。

 

20211023

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