analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

次のアンプ

2019-08-31 00:05:35 | MfD‐3 (ラジ技誌PP)

もう一度A-8713によるEL34PPアンプを製作しようと思う。

最初は何の根拠もなく「何とかなんじゃね?」だったが、発振器を使い周波数特性を測定したら先が見えてきた。

その中で測定し試聴、を繰り返して来たら、入力トランスの音が見えてきた。

中音のSNが上がる。これは個人的には驚異的に、だ。今までのMfD-8.3などのミューラード型のアンプが、普通のアンプに聴こえてくる。もちろん一般的には素晴らしいアンプだ。

だが、良い事ばかりではない。まずはインピーダンスのミスマッチのような、力が無い感じが残る。でもこれは電圧増幅段の設定を変えたらなんか良くなったようだ。もちろん完璧では無いのだが。それと、広がりがイマイチかもしれない。これらはステレオで聴いてみないとはっきり分からないと思う。

それから位相反転だが、以前どこかのHPで見た。PK反転、トランス式は良いのだが、ミューラード型は欠陥だ、と。最近はそれも分かる気がする。どうもある音量位置でのバランスが最良で、他はダメ、な気がする。通常音量では良い音なのに、大音量ではひずんでないか?そんな気がする。

いま、片チャンネルは前のアンプのシャーシを手直しして組んだ。

配線は雑だ。

これを元機として、もう片チャンは電源をいじろうと思う。と言ってもシャント抵抗、フィルターコンデンサーを取り付けるのだが。

それで確認をしてみようと思う。

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A-8713の測定

2019-08-30 00:05:02 | トランス

A-8713の周波数特性を色々測ってみた。

一次側は300Ωのシリーズ。

二次側20kΩの巻線は10kΩのシリーズ。

これを600Ω:20kΩで使う。

 

この巻線の片側:10kΩ巻線にパラにする抵抗(シャント抵抗、ターミネート抵抗と言うらしい)を82kΩ(ラジ技誌による抵抗値)→150kΩ→40kΩなど、いろいろと換えてみた。これは何故か変化ない。

 

10kΩシリーズの両端は20kΩ(ラジ技誌による抵抗値)→10kΩ→5kΩ→40kΩと換えた。これは周波数がフラットに近くなるのだが、増幅率も変わってしまう。下がるとなんかインピーダンスが変わってしまうのか、力のない、中域のみの音になる。

一次側はプラス側には600Ωを挟み、入力端子のプラス側からアースに10kΩで落とす。10kΩは可変抵抗器の代わりだ。この二つは最初から外してしまった。

これで一番低域の下がりが少ないものは両端に20kΩだった。アンプとしての周波数特性は結構良い感じ。トランス単体で測定される高域のあばれは、増幅段のフィルターによるものかか、アンプとして周波数特性を測るときれいに減衰してる。しかし音を聴くと前と同じように低音が少ない。これでは聴けたもんじゃない。

高域は派手に暴れる。もうこうなったら高域は無視だ。どうせ私の耳は7kHzぐらいしか聴こえない。

 

後は試しに20kΩ抵抗にコンデンサーをシリーズに繋いでみた。

7kHz近辺のピークがなだらかになった。0.001μF、100pF、500pF、800pFと換えて周波数特性を測ったが、大差なし。音も変わらない。

困った。行き詰まり。

 

ネットや本でなんか無いか?故上杉氏の製作集、ネットで入力トランス付きのアンプ回路図を探した。入力トランスは無かったが、インターステージトランスの使い方に興味深いものが幾つか有った。

二次側の二巻き線に各々抵抗をシャントする。ざっと見るとインピーダンスの4~5倍。

10kΩの4倍とすると、40kΩなのだが、今まで使ってた82kΩを繋いだ。両端の20kΩは無しだ。

周波数特性を測定すると、変わり映えしないが、入力電圧が下がったので感度は良くなった。

これで音出し。

・・・。

周波数特性は少し良くなったようだが、音はイマイチなんだよな。

ってことは、もしかして増幅段?そういえば音量が小さい感じなんだよな。6SL7の電圧上げてみるか。

ドロップ抵抗を調整してカソード電圧が1.4V位だったのを1.8V位にした。

音はあまり変わらない。計算するとこの段は13倍くらいになっている。え?6SL7のμって70有るんじゃないの?そのまま使えないの?

動作例をしみじみ見た。今の定数では40ちょっとになる。なんかおかしい。

手持ちに多めに有る真空管12AX7でやってみるか。こいつを使わないのは勿体ない。

単純に6SL7と入れ替えたが、あまり変わらない。ドロップ抵抗を換えてプレート電圧を変えたが、そんなに変わらない。ならばカソード抵抗を2.2kΩから1.8kΩに換えてプレート電圧を上げてみた。

驚いたことに音はフラットになった。まだ超低音、地響きのようなものは無い様だが、これなら聴くに堪えないか?夜中なので音量上げれないが、明日にでもやってみよう。

 

 

ラジ技通りの回路図で鳴らすと、逆三角形、低音が無くて高域寄りのバランスになる。音はさめざめとした、凛、と鳴る。これが好きなんだが、低音が無いので諦めていた。直流畳重でだめなんだと思ってた。しかし単体の周波数特性は良いんだ。

MfD-8.2では低域の伸びが心地良い。ただ、12AU7の特性か、高域の伸びが物足りない。

右をこのMfD-8.3、左をトランスアンプで鳴らすと面白いバランスで鳴る。高域寄りの左chと低域寄りの右ch。

音量はトランス付きが圧倒的に小さかったが、今はむしろ大きい方だ。バランス取るならトランス一次側の抵抗を復活か?なんて思う。

 

面白いところまで来た。文献を探したが、トランスというのは技術書が無いんだ。メーカーも探り探り製作してるとも何かで読んだ。

こうやっていろいろやってみると、少しは近づけたかな?とも思う。

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MfD-8.3 増幅段のお勉強。前段。

2019-08-29 00:58:40 | MfD‐3 (ラジ技誌PP)

パワーを組み直そうと思う。

シャーシにするアルミ板を探したが、ここら近辺には無い様だ。

その前に出来ることがあるのでは?

 

MfD-3 : 入力トランスのアンプを再度組んでみよう。なんか今ならモノにできそうな気がする。

MT9PソケットをUS8Pに交換する。左下の方。配線はまだだ。

入力トランスのA-8713を取り付ける。各定数はラジ技誌通りだ。

最初音出ししたら、蚊の鳴くような音しか出なかった。A-8713の一次と二次が逆だった。

 

まず、低音は無い。これは以前諦めたときと同じだ。ふと思う。これは直流畳重と思ってたが、もしかして違うのではないか?例えばパワーアンプに直接CDプレーヤーを繋ぐ。このとき電流ってもしかして流れて無いの?なら直流畳重って無いんじゃないか?もしかして、他の原因があるのでは無いか?

そしてゲインが小さい。6SL7の使い方、間違ってないか?

 

まず、A-8713に繋いだ82kΩを外す。これは6SL7のグリッドリーク抵抗になると思う。

全体には変わらない。高音が少し伸びた感じがする。

良く分からない。

 

ここで、トランス単体のF特を測ってみる。

A-8713は20k : 600Ωだが、反転して使う。

二次側となる20kは10kをシリーズに使う。この二巻き線には各々82kΩの抵抗が繋がる。二巻き線つないだ両端には20kΩの抵抗が繋がる。

これでF特を測る。

これであんな音になるの?

82kΩを外して測定。

20kΩを50kに交換したらあまり変わらない。

82kΩを150kΩに換えて測定したら、高域の盛り上がりが少し大きくなった。

これで一番良かった20kΩのみで82kΩを外した状態なのだが、音出ししても低音は出てない。

 

10kΩに抱かせる抵抗の最適値 : 82kΩが良いのか分からないので250kΩの可変抵抗器を繋いで音出ししながら変えてみたが、変化は分からなかった。

それでは6SL7を6188に交換したが、同じに聴こえる。

 

少し疑問がある。音量が小さい。ゲインが小さい。

6SL7は増幅度が40ほどある。なのだが、測定すると、A-8713の出力を13倍ほどにしか増幅して無い。なんかおかしい。まあ、6SL7のμである70を出そうとするのは負荷抵抗をもっと大きくしてプレート電圧を上げてやらなければならないんだ。たしかこの為には次段のグリッドリーク抵抗を大きくしなければならないんだったかな。

ドロップ抵抗を色々換えて動作を変えようと思ったが、結局大差なかった。

そこで今度は6SL7ではなく12AX7にしてみた。

こちらはμが100なので少し期待したが、6SL7とほとんど変わりなし。

プレート抵抗を100kから150kΩにしてプレート電圧を上げてやったら少し出力が上がった。

これがLch。RchはMfD-8.2のままで両方鳴らすとLchの音が小さい。低音も出てない。まあ、少し低音は出てると思ったが。

 

まったく効果無かった。

F特を比較した。この違いが音に出るのか?というものだ。

終わってみると、電圧増幅段が弱い気がする。

 

電源も少し弄った。チョークインプットだったのをコンデンサーインプットにした。

チョークインプットでは電圧がもう少し欲しいのだが、コンデンサーインプットだと少し高い。

チョークインプット寄りのコンデンサーインプット、ということで、10μFと小さくしてみた。この方が電源のインピーダンスも下がるらしいし。

結果は余り下がらなかった。1μFとかにしたらいいのかな?

そしてチョークもパラにもどした。

電源電圧が上がったので、これで少し初段の電圧がいじれるかな?

 

そういえば、電圧増幅段の6SL7にカソードパスコンを付けたら?

 

最初100μFで行ったが、200μFまで増やした。低域は少し増えたが、下に伸びていない。これを賄うのは470μF位にしなければいけないかもしれない。まあ、出力段ほど「電解の音」にはならないが、気分的にいけない。止めた。

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MfD-8.3 電源のお勉強 電源の計算

2019-08-28 02:04:14 | MfD‐3 (ラジ技誌PP)

この12日間、ずっと計算をしてた。電源の計算と思っていたが、整流管の計算だった。そりゃそうか、真空管マニュアル、だもんな。

負荷は使う真空管=6CA7より整流管後の実測値430V0,13Aで計算した。

電源トランス・整流管のインピーダンスを計算し、真空管の前後の電圧・電流、およびリップル電圧を計算。

結果は参考するにはちょっと厳しい値が出た。

リップルに関しては、24Vと出たが、実際に測ったら、4.8V程だ。テスター右。

左も同様に測ったのだが、こちらはなんかおかしい。古いテスターで壊してしまったのかもしれない。

トランス出口の電流を測ってみた。

ちょっと低い気がするので、新型の1012で測ってみた。

AC83mA.こんなもんだろ。

古い1009で測ったら赤いテスター5534と似たような値になった。何だこりゃ?

直流で測ったら、似たような値になった。これか。5534も1009もAC電流は測れないんだな。

 

 

電圧電流を測り、計算と突き合わせるが合わない。なんか、致命的な間違いを犯してる気になって何度も計算してるのだが分からない。

よく、電源のインピーダンスを下げる、と聞く。この計算より、インピーダンスを下げるとすると、整流管を違うものにする。って、今更違う整流管なんて使う気になれない。

電源トランスもだ。

残るは整流管後の電解コンデンサー。こいつの容量を下げると少し下がるのが分かった。

いずれにしても、たいして効果があるとは思われないものだ。

計算もグラフより算出するのが多々あった。このグラフ当てになんの?

まあ、回路の勉強にはなった。

ブリーダー抵抗は放電だけでなく、回路電圧の安定性に関わる物。

今回実測して電源トランスの二次側の動きが少し見えてきた。

必要な電圧・電流から選定すればよい、だけでなく、インピーダンス、レギュレーション、リプルなども考えながら選定する。私みたいに回路図をネットから引っ張ってきてそのまま作る、なんてのは勉強にならないのだな。

とは言ってもようやくこのような書籍に出会えたわけだ。

何とか役に立てたいのだが。

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MfD-8.3 電源のお勉強 ダイオード整流 (importance)

2019-08-27 00:05:00 | MfD‐3 (ラジ技誌PP)

整流管をダイオードに替えてみた。

計算すると1000Vを超えてしまうので、1500Vを使いたい。手持ちを探したら、出てきた。

東芝 1S2711。

富士電機 ERC01-10(1000V)、ERD09-15

日立 U07N。後は1000Vの奴が少し。

 

まずは1S2711で行く。

使ってないのは勿体ないので取っておく。

テスターで測ったら、電圧が0.449Vと出た。逆にするとOL。両方とも問題無い。

この電圧と電流を掛けると内部抵抗になる。0.449×0.1=4.5Ω。

Rchのみ交換。電圧はダイオード出口で360Vほど。あれ?思ってたより出ないな。一応全体の電圧を測定、整流管を使ってた時よりもざっくり10~20V上がった。ちょっぴりショック。

片方で音出し。

・・・。音が小さい。左チャンネルは横に広がるが、ダイオードの右はなんか出てるかどうかわからない。

なんで、右も換えるのだが、こちらは使ってない1S2711は保存しておいて、U07Nにした。

電圧は0.7V程になった。電源ONでの電圧は左と同じところに行った。

音出し。以前は整流管とダイオードの違いが分からずそのままだったが、今は分かる。ダイオード整流はトランジスタの音だ。あわよくば、次のアンプはダイオード整流で、と思ってたが、却下だ。

輪郭があやふやになるが、雰囲気が良い。コーラスがソプラノで出るか期待したが、あまり変わらなかった。

 

故上杉さんはこれを知っててダイオード整流を推奨してたのか?そりゃ、工業的には劣化も無く高性能。なのに・・・。

時々商売をやってるひとのHPを見ると、それはどう考えても音質よりプロダクトの方を優先してるだろ。って言うのがある。そりゃ機器が壊れるのは商売として有ってはいけないが、それを第一に推して来るのは疑ってしまう。なので私はオーディオはあくまで趣味だ。商売にはしない。

 

話が反れた。

 

何日かに渡って鳴らしてみた。

最初はそんなに違わないかと思ったが、段々慣れてきた。

結構違う。Trの増幅アンプまでは行かないが、少しそれっぽい感じが真空管アンプに入ってきた。

SNが良い。空気が晴れた感じだ。対いて整流管は見晴らしが悪い。なんか、藪の中にいる感じか。

じゃあ、ダイオード整流が良いのか?と言うと、やっぱりそうでは無い。

なんというか、柔らかい雰囲気、ダイオードほどパリッとしていない肌触り。やはりダイオードは異物な感がする。止められない。

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MfD-8.3 電源のお勉強 チョークインプットにしてみる。 (importance)

2019-08-26 00:04:02 | MfD‐3 (ラジ技誌PP)

いま、電源の設計を勉強している。

今いち分からないところがある。何とか理解しいたい。

 

その中でチョークインプットというのがある。これは音は良いらしいが、何故かあまり使われていない。多分チョークに良いものが無くなったからと思う。

 

整流管後の40μFのコンデンサーを取り外し、整流管から直にチョークに配線と出力段へ、チョークの出口を出力管とコンデンサー100μFに。もう一個の100μFのコンデンサーには緑色のドロップ抵抗3.9kΩでコンデンサー同志を連結。そこから位相反転段に配線と、51kΩの抵抗を使って初段へ。

割と簡単に出来たので、電圧測定。

出力管のプレート電圧が310V程にしかならない。そうだった。前も配線ミスでチョークインプットをやったのだが、かなり電圧が下がったんだっけ。その時はつかいものにならないと思ったくらいだ。

チョークをパラにした。これでも350V程にしかならない。

初段と位相反転段は200V,50Vと低めだが、まあいいだろう。

音を出してみる。んん?なんかよさげ?曇っているが、両方鳴らしたらいいかもしんない。

もう片方も改造、電圧は同じところに行った。

 

鳴らしてみた。微妙な差。でも戻れないほどかもしれない。超リアルでは無いのだが、ヘッドホンで聴いたような、リアルな信号の音。そうか、これがチョークの音なのね。

でも決定的に電圧が低い。そうか、ダイオードで整流したらどうかな?ダイオードはインピーダンスも低いし、そういう訳なのね。

でも、まずは、設計通りの制作をしてみないといけない。気が済まない。

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MfD-8.2 電源のお勉強 ターミネート抵抗

2019-08-25 00:05:25 | MfD‐3 (ラジ技誌PP)

フェイスブックでYSB氏にアドバイスをもらった。

電源トランス二次側に「インピーダンス補正」を掛ける、と。

一木吉典氏の真空管マニュアルを参照、と。ネットで購入してみた。個人からの中古出品だった。

具体的には高圧巻線のそれぞれにターミネート抵抗1MΩを付けること。

たまたま開いた氏のF.B.で画像が載っていた。後に削除したようだが。

 

手持ちには1MΩ抵抗が沢山あるが、容量の大きいものは無い。電源は怖いので容量を計算してみたが、0.2V弱だった。RMG抵抗は1Wの物だが、リードが短いものがある。継ぎ足しだが取り付けてみた。

 

音出し。

なんか、力が無い。しかも音が左に寄る。なんかおかしい。すぐに電源を切った。

思い出した。マスターズの平野氏に教えてもらった事だ。あの時はEL34PPmonoのMfD-3だ。こいつは最初入力トランスにTF-3(600Ω:600Ω)を使ったんだ。二次側がシリーズになっていて、「巻線と同じ抵抗値」と聞いていたと思ったが、600Ωの抵抗をそれぞれの巻線にパラで繋いだ。しばらく聴いていたが、有る時外してみたら元気の良い音が出てきた。「はれ?こんな音を聴いてたんか?」思った。

その後、A-8713の二次側にもいろいろ抵抗を繋いで聴き比べたが、上手くいかなかった。抵抗値を下げると音量が小さくなって行ったので、無い方が良い、となってしまった。そして、抵抗の音色を反映させる。

抵抗を電源トランスに取り付け、この力のない音になってしまう感じを思い出した。これは宜しくない。

外してしまった。

もしかしたらカーボン抵抗だったから、足を継ぎ足したから、なんて今は思う。

 

真空管マニュアルには、電源の設計が載っている。

言っていることが良くわからないので、実測しながら検証する。

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今日も爆音で聴く。

2019-08-24 00:02:44 | システム

久しぶりの雨無し日和。親がハタケへ。

久しぶりの大音量。

中音の分解能は以前より上がってる。これはOPTの所為だ。

広がりは、いまいちなんだな。このOPTの限界かなと思う。

アニメのサントラを掛けた。おどろおどろのしい低音が出てきた。こんな音もでてくるんだ。これはOPTのおかげでもあるし、電源を改造したからかもしれない。これがもしかしたら故上杉氏の言ってた「不要超低音」なのかもしれない。

そうだ、100μFの片方、チョークとチョークの間に入れてた電解を外したんだ。

もう少し音量を上げてみた。

おお、広がり感が出た。作った感じではなく、自然な感じだ。

中央集中型?声などの質感、エコー、コーラスなどはこのうえなく良いのだが、勿体ない。

 

声のきつい感じは無くなった。これは初段を12AX7からU7に替えたからだと思う。

ただ、音量を上げるとなんか歪っぽい。これは位相反転段の限界なのではないか?そんな気がする。

 

ある程度の音量で聴く分には最高だが、もう少し音量を上げると厳しい。

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MfD-8.3 から MfD-8.2へ戻す。

2019-08-23 00:05:44 | MfD‐4 (Mullard)

このパワーアンプに付いてずっと弄ってきた。

日記の数もダントツで伸びた。他にも手を入れてバランスを取っていかないと、と思いながらも止められない。

フェイスブックにきつい音が出る、と投稿したら、かの吉柴さんからアドバイスを頂いた。

電源部を見直す、と。

整流管の後に100μFのコンデンサーを付けているが、これは大きすぎ。5U4GBは最大40μFとなっている。

元の設計ではダイオード整流だったので100μFでも良かったらしい。

これを正規の物にするが、元に有った100μFはどうするか?

もしかしたらチョークをパラにしてから声がきつくなったような気がする。まずはこれをシリーズにして、真ん中の接続部に100μFをもって来よう。

チョークをパラにした状態で試聴してみる。おお、少しきついのが無くなったかな?

そして40μFを整流管後に、100μFをチョークとチョークの間にした。

再度試聴。惜しいんだよな。もう少しなんだよな。

こうなったら整流管後のドロップ抵抗を外そう。多分電圧が上がってしまうので電源トランスの二次側のタップを400Vから330Vに下げよう。330Vはちと低すぎなんだよな。360V位だったら良いんだけどな。

初段、位相反転段はまあ、良いところに行った。出力段の電圧は少し低めかな?360V程になったので、ちょっと低いかな?まあ、試しに聴いてみる。

ああ、なんだろうこの中音。今までは濁ってたのかな。クリーンになって、空間に漂うようになった。

ただ、高音の伸びが少し無くなったような気もする。

そして、音が全体に頼りない。なんか、なよっというか、身が詰まってないというか・・・。

出力管のカソード電圧も25Vほどに、依ってカソード電流も0.05Aと0,01Aほど下がった。悪くはないが、多分長くは聴いていられない。

 

なんとなく思った。声がきついのは初段の12AU7を12AX7にしたからだと思うようになった。多分色々換えて音を聴いてみて、なんとなくそう思うようになった。

 

初段を12AU7に戻した。一緒に初段・二段目のドロップ抵抗を3kΩを3.9kΩ(大きめの緑の抵抗)に、初段のプレート抵抗を100kΩから22kΩ(右の黒い抵抗)に、初段のドロップ抵抗を51kΩから100kΩ(右下の白い抵抗)に換えた。電源トランスのタップも330Vから400V(画像の左)に戻した。これはほぼMfD-8.1になる訳だ。

これで試聴。まあ、音量上げて聴いてるわけでは無いのだが、大分きつさが取れた。というか、無くなった。

中音がきれい。これは凄い。今までは、なんか物足りない、それがこれで解消した。

増幅部だけやっててもダメなんだ。

ただ、やはり高音の伸びが足りない。X7のシュワっとした感じが無い。頭打ちな感じがする。でも電源いじる前に聴いた物足りなさは無い。中音の抜けが良くなったからか?

 

きつさは解消されたが、高音の伸び、音色はやはりU7は好みではない。

あーあ、アンプ設計は難しいな。でも目途付いた。

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次のアンプ

2019-08-22 00:05:08 | MfD‐4 (Mullard)

よもや今のアンプから興味が失せるとは思わなかった。

音は良いのだが、データが良くない。多くは歪率。

EL34PPの回路図をネットで探すと、位相反転段は大体ミューラード型だ。

しかし、どうもミューラード型は私には合わない気がする。

もう一度入力トランス付きのアンプMfD-3に挑戦するか?

過去のラジ技誌を久しぶりに開く・2007年7月号。ここからキットで買ったOPT、BW-PP-5kとの付き合いが始まった。

このトランスは、ISOのFX-40-5と入れ替えて音場が広がり、凄いと思った。今、記事を読み直すと、どうもそんな事だけではない能力を持っているような書き方がしてある。

「シングルを凌駕するPP」

そんなわけあるか。

待てよ、回路を組み直さなくても、OPTだけ入れ替えれねか?

Rchのみ入れ替えた。

 

音出しの前に測定しておく。

各部の直流電圧は極普通だった。当たり前か。

各段の交流電圧を測る。出力の歪みが下がってる。おかげで3%歪み時の出力が上がった。効率を無視してバランス巻を重視したとか記事に有ったのでこれは嬉しい。後段=負荷(OPT)が変わると前段も変わるのか、歪率が下がり、各段の交流出力電圧も上がる。

周波数特性も変わる。高域は変わらないのだが、低域は右肩下がりだったのが、なだらかな下がり方になった。

黄色のラインだ。

まだ片チャンしかやってないのだが、なるほど三極管チックな音がする。こりゃ期待できる。ひずみっぽさも無いかな。

今回OPTを換えようと思ったのは、今使ってるFM-45P-5kが歪の原因?と考えたからだ。もちろんそんなことはあってはならないのだが。

なので、また出力段のプッシュとプルのEkを測ってみた。

上側の二股に分かれてるやつだが、FM-45P-5kとそう変わらなかった。

 

いやあ前はOPTの能力出し切ってなかったな。インプットトランスのA-8713に振り回された。ラジ技誌では、どうせ10cm角のフルレンジコーンでしか鳴らしてないんで低域は分からなかったんだろう、そんな風に思ってた。

 

 

本気で作り直したくなった。理由は、

音量を上げると煩い感じがする。これは、入力信号の1kHzを入れて出力段のカソード電圧をプッシュとプルで測ると、有るところで電圧の差が広がっていく。これが大きいと所謂DCバランスが取れてない、となるのではないか。これは某HPの達人さんが言ってたのだが、位相反転段には欠陥のミューラード型は使わない。確かこのようなことだったと思う。トランス、もしくはP-K分割が良いと。

カップリングコンデンサ―の足を延長して取り付けているので、電圧増幅段の位置を変える。

電源部のアース線が長いので、コンデンサーとチョークの位置を換えたい。これは電源トランスとチョークの温度が高いので、整流管からも少し離したいというのも有る。

整流管の後のコンデンサーは100μFから40μFにしたい。

入力トランスを使い真空管を一本減らす。こうすれば330Vタップでも行けるのではないか。足りなければブリーダー抵抗の調整。

などである。

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MfD-8.3とする。おとは?

2019-08-21 00:01:22 | MfD‐4 (Mullard)

MfD-8.2のOPTを入れ替えたので型番をMfD-8.3とする。

鳴らしてみた。

記事にある通り、三極管に近い音。これは驚き。バランス巻の効果と思う。今までのOPTは、ヴォーカルが二人で歌っているよう。三百Bの純粋な音には及ばないが、かなり近いとこまで行った。それでいて音色の濃さがある。これなら心置きなく聴ける。

翌日、少し音量を上げて聴いてみた。

あれ?なんかおかしい。広がらない。迫力が出ない。なんかインピーダンスのミスマッチの様な感じ。

コアがスぺ―サーを挟んだものなので、透磁率、磁束密度が下がった?

少し鳴らし続けたら良くなった。なにせ一年ぶりぐらいだからOPTから水分飛んでなかったかな?もう少し鳴らしてみよう。

声のきつい感じは無くなったと思ったが、まだほんの少し残ってるようだ。

 

 

FBでアドバイスをいただいた。

この声のきついい感じは電源が原因だという。

言われてみれば、もしかしたらチョークをパラにしてからかもしれない。

これをシリーズに戻した。

 

まずこれで聴く。ほんの少しきつさが取れた?

もう一個のアドバイス、整流管の直後のコンデンサーを40μFにした。これは整流管5U4GBの規格による容量だ。100μFにしてたがブロックコンデンサーなので、改造となるとかなり厳しい。それも有って作り直しを考えてるのだが。

元に付いてた100μの片方は、シリーズにしたチョークの巻線と巻線の間に変更した。

これは、あまり変わらない?

 

計算してみた。

コンデンサーのインピーダンスは1/(2πfC)で求められる。

32Ωとなった。

割と小さいかな?

合わせてチョークのインピーダンスも計算。2πLfにより3.1kΩ。

おお、こいつは結構大きい。パラにしたときは2.5Hだったので785Ωとずいぶん小さくなった。

 

これをどうするの?インピーダンスを下げるのだったら、このチョークだな。

もう少し勉強が必要だな。

 

次にやることは、なんだ?こんなシンプルな電源回路、何に手を入れる?

試しにドロップ抵抗を外そう。それだけだと出力管の電圧が上がる。SG耐圧が厳しい。

なので、電源トランスのタップを換えよう。360V位のが欲しいのだが、330Vになってしまう。まあ、試しだ。

 

出力管のプレート電圧が346Vとなった。うーんやっぱ低い。

音は・・・一応出てるが、音量を上げてみないと分からない。

っと、タンテが高速回転してる。STOPを押しても止まらない。

変な臭いもしてるので、ヘッドが当たってるかな?

そしてタンテ全体が揺れる。ダイナミックバランスがとれてないんだ。なんてこった。まあ、高速で回るわけではないので、まあ良いか。

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なんかもう一超え

2019-08-20 00:02:01 | MfD‐4 (Mullard)

現在の音は多分良いところにあると思う。

だが、なんか物足りない。もう少しほぐれるか、もう少し透明感が欲しいとか。

 

NFBを掛けたらどうなるか?

30kΩの抵抗を取り付け、スピーカー端子16Ωの配線を引っ張りだし、その間にDMMを電流測定レンジで接続し、電源ON。

きゅいーん とOPTの辺から音がした。速攻電源OFF。

発振、ダメか。

この後、リードを刺し直すのを忘れ、電圧レンジで測定しようとして、ワニ口から「パチっ」とやってしまった。電流レンジ、また壊したかな?と思ったが、電流を再測定したら大丈夫そうだ。

 

 

 

初段を何とかできないか。12AU7を初段に使ってた時はなんか高音の伸びが物足りなかった。X7にして納得いくようになった。

まず、ハムを何とかしよう。

入力の端子から初段グリッドに行く配線がデカップリングコンデンサーを横断してるので下側を通してみた。

 

音出し。っと、音でねぇ。なんだ?どした?

反転して電圧測定。位相反転段は電圧が低い?へ?

初段の電圧、でなーい。

真空管を外してみた。さっきハンダ付け、真空管外さないでやっちゃったから・・・。

真空管のゲッターがなんか変。

ピンの方を見ると・・・

割れてるじゃん。

 

 

 

なぜに納得いかないのか。

初段のゲインが大きすぎる。大きいのは音が出てるので良いのだが、歪が大きいというか、出力の割に早めに歪が3%に達してしまう。

「真空管というのは高い電圧を掛けてやらなければ良さが出ない。」

という。これだ。

初段を12AU7に戻せばいいのだが、これはやりたくない。

いや、高電圧で使ってやれば変わるのかな?

うーん、12AX7が余っちゃうんだよな。

 

 

なんとなく、後味の悪い音。なんか歪っぽい。

段々歪っぽくなるのか、耳がそう聴こえてしまうのか。多分後者。

しかし、音楽を聴く気になれない。

 

 

段々回路に疑問がわいてきた。

ミューラード型位相反転回路。これってプッシュとプルの差が致命的ではないか?なぜにグリッドの抵抗が1Mではなく2MΩ?しかも片方コンデンサーでアース。

プッシュとプルのバランスが完璧ではない。ある程度のずれは仕方ないらしい。

初段は多極管ではなく双三極MT管を使用。しかも低電圧駆動。これって歪増えない?

極標準的、基本的な回路と思っていたが、結構手が加えてある。これで音づくりして無いか?

意図的にバランスを崩して、そしてカップリングコンデンサー、などでバランスを取る。

今の私にはまだ早すぎる。回路の勉強をして、まともな音を出すこと。

中域のきれいな音(=高低域を切る)

響きのきれいな音(=位相ずれ)

などと考えると、余計なことをせず、きっちり組む。これ大事じゃない?

 

MfD-8.2、段々興味が薄れてきた。

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現在の音42

2019-08-19 00:37:16 | システム

何とかシステムが落ち着いたかもしれない。

パワーアンプには苦労した。

入力トランスから始まって、発振、歪っぽい音と、何とか纏まったのではないか。

一聴、ごく普通の音。なぜこの音に満足できなかったのか?それは過去の音より優れた音が出なかったからと思う。

今日確信した。過去最高な音。

まず、古ーいレコード、レベッカ(古っ)を掛けた。このLP、なんの変哲もないなんかオモチャで演奏してるっぽかったが、今日は違った。ドラムが良く分かるようになった。依然ドラムマシーンのような音だが、リアルさが出てきた。と言っても以前が悪すぎたので、やっとなにやってるかが分かる程度。でも大きい。

もう一個、笠原弘子のCD。なんとなく黄色い靄が掛かってたような感じだったが、それが晴れた。NS690Ⅲで一生懸命いてた頃に戻ったが、もちろんその頃よりは良いはず。コーラスのソプラノがもう少し聴こえたら尚よし。やっぱりこの声の純粋さはULでは出ないと思われる。なんか変調というか、混じってる感じがした。今はそれが無い。もう少し突き詰めるとシングルなのだが、どうしたものか。

12AU7を初段に使ってた頃より高音が伸び、繊細になった。と言っても、もっとサラーっとした音も出てた時も有ったが、あれは低音の無いかたわな音だ。

スピーカースタンドにDK-5を使った方が広がるのは分かっている。でもこの低い位置での密度の濃さで勝負したい。ちょっと散漫かなとも思うが、空間に漂う感じも出ている。

ハムが多少聴こえるおしい。

低音はかなり下まで伸びているよう。地響きのようなものが偶に聴こえる。下の伸びてないスピーカーでは悪さしてしまうのではないか。

初段12AX7パラ、位相反転段ミューラード型、出力段EL34PP三結、整流管整流。

パワートランスはタムラアモルファス、チョークもタムラ、OPTは今は無きノグチ、のFM-45P-5k。

ああ、古い曲を掛けると過去にトリップしてしまう。

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MfD-8.2 5751では?

2019-08-18 00:09:22 | MfD‐4 (Mullard)

初段を12AX7のパラにして、感度がずいぶん上がってしまった。

音を聴く分には全く問題無いのだが、なんか、もう少し良くならないか?と考えた。

感度良すぎ・・・

 

っと、X7の類似管で5751がある。ヒーターが6.3Vの時、0.35Aと0.05A大きく、増幅率が78倍とやや小さい。

これを使ったら、いい具合の感度にならなくね?

合わせて初段・二段目のドロップ抵抗を2kΩから3kΩにした。感度が少し悪くなればと思った。最近この、以前なら嫌悪した、酸化金属皮膜抵抗を使うのがうれしい。

 

早速測定。

3%歪みで出力3.9W(8Ω)、3.9W(6Ω)。あやや、小さい。この時0.146Vin。

12AX7の時は0.191Vinで13.5W出てたので、5751で0.191Vinならいくらになるか?5.8Wで3.7%となった。

なんか、ずいぶん下がってしまった。高信頼管なので悪いはずがなく、真空管が劣化してるのかな?

まあ、安直に交換できないな、この管は。

 

合わせてF特を測ったが、これはあまり変わらない。赤のライン。

それから少し気になっていること、ハムが少し大きくなった。

うーん、しょだんぺけなな、難しい。

 

 

 

そして5751の音。 

結構良い。びっくり。一個一個の音がほぐれて、浮き上がる。対策・改良品という気がする。 

銘柄はGEだ。 

 

ヤフオクでは高価な取引の様でびっくり。 

ちょっともったいない。 

けど、私にはあまり価値を感じない。 

GEは以前、12AY7でPK分割のPPアンプを作ったが、ハイ落ちで余り良いイメージが無い。一本はすぐに切れてしまったし。 

今更ながら、もっと買っておけばよかった。

 

音量を上げて聴いてみた。 

あれ?変だな。中高音のきつさが出ている。 

一音一音の分離間のようなものは、20分ほどで出てきた。 

うーんダメなんかな。 

 

 

VRを同じ位置でJJの12AX7に替えてみた。 

思ってたより音量が上がった。 

最初ドキッとしたが、どうやらきつさは無さそう。 

いや、少し有るかな?もう少し聴いてみよう。

 

まあ、それよりも低域が厚くなった。こちらの方が鳴らし切ってる感じだ。もしかしたら5751って、入力トランスに直流畳重したような、インピーダンスのミスマッチのような・・・・

 

5751とスペックとか何か違うものがあるのかな?

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MfD-8.2 初段変更

2019-08-17 00:47:20 | MfD‐4 (Mullard)

初段を12AU7から12AX7に変更した。

なんでU7で無ければいけないのか?なんでU7を選んだのか?それが分かるかな?と思った。

一応音は出た。けど、各部の電圧がよろしくない。調整する。

 

まず、初段、二段目のドロップ抵抗を10kΩ・20kΩパラで6667Ωだったものを3.9kΩにした。

二段目のEpだけ測ってまだ足りない。1kΩにした。これで二段目のEpが165V、156Vがそれぞれ186V、176Vとなった。もう少し上げたい。Ekは106Vまで上がってしまった。これはH-K間電圧も問題になるので、もう少し下げたい。初段のEpが93Vから106Vに上がった。なので初段のドロップ抵抗を51kΩから68kΩに換えた。

 

初段は106Vから86V程に下がった。しかし二段目はEpが200Vを超えたので目論見どうりだったが、Ekが91.1Vともう少し下げたい。

初段のドロップ抵抗を68kΩから82kΩに換えたがイマイチ。

本を確認したら、初段のドロップ抵抗は100kΩだったのでそれに交換。

初段も二段目も少し高めになった。初段・二段目のドロップ抵抗を1kΩから2kΩに換えたら。良い感じに近づいた。

取り敢えず聴いてみたが、良い感じじゃないですか。

ってことで、各部のAC電圧と歪みと周波数特性を計測。

出力は、8Ω負荷で13Wを超えた。のだが、入力電圧が0.9Vだったが0.2Vまでかなり下がってしまった。

 

念のため、F特を測った。

緑のラインなんだが、初段を換える前とあまり変わらない。

 

 

 

 

 

 

しばらくぼーっと考えた。

U7にしたのは単に増幅度の問題だけか。普通だったら入力感度0.2Vなんて使いづらい。しかしうちのプリCfD-8の出力があまり大きくないので今は良い感じなのだ。

ああ、そうか。NFBを掛けるのにはちょうど良いのだな。

音質では考えて無いのかな?設計でX7にして、結果出てきた音を聴いて、上手くいったダメだった・・・なのかな?

設計的にはダメなのかもしれないが、うちではこれがよい。

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