analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

Lchも確認 (SP/NW その7)

2022-01-06 00:04:34 | SP・NW

Lchも同じく確認した。

MLのネットワークは二段重ねのコイルの接点連結部整備、インダクタンス測定(1.86mH)。

此方は接点掃除後も値は変わらず。

単体で0.63mH×2段×係数1.6で2.016mHになるはずだが、よく判らん。

この時コイル接点の片側のネジが緩んでた。

なぜかこちらはMHのコイルがタイバンドで締め付けてあった。

 

キャビの中のネットワークの配置も確認した。

フォステクスの説明書にはコイルは10cm以上離す、と有る。

各コイルも同じ向きではなく、ずらしてあった。

よく考えないでやったはずだが上手く行ってた。

 

これで音出ししてみた。

此方は歪っぽいキツさが無い。

なんで?

 

時間的に電気のノイズが取れた?

しかも低域が軽く出る。

キャビに入れずに鳴らしたからかな?

 

キャビにユニットを戻して鳴らしたが、全体に軽く音が出るようになった。

なんで?

まあ、上手く行ったっぽい。

 

20211203

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ネットワークの確認 (SP/NW その6)

2022-01-05 00:56:07 | SP・NW

以前ネットワークのF特を測定した。

(20dB以下はそれっぽく数字を修正してます)

っといってもマイクで測定したものではなく、ユニット入口で電圧を測定したものだ。

この時は基準がわからず何を測っているかわからなかったが、今回は入力電圧を1V一定にしてみた。

結果は思ったほど平たんではなかった。

合ってるかどうかは不明だが・・・

WFとMHのクロスの上にMLが乗っかってる、と解釈する。

これは意外だった。

中低域を厚くするためにこうしたのか?

クロスの影響が一個増えるじゃないか。

それでもそんなものは聴こえない。

3ウェイスピーカーは、ミッドとウーファーの間が薄くなる、といつも思ってた。

クロスを下げるとそれも良いのだが、それでもミッドバスを意識すると薄い。

「MIDBASS、4WAY、by DIATONE」

 

たまにミッドバスがロクハンだったら?と思う。こちらのほうがレンジが広く透明だと思うが、全体のつながりが上手くいかないのかな?

「ミッドバスにロクハン使用」なんて音は良くなくても売り文句にはいいと思うが。

 

 

 

そ う い え ば

公称クロスは 350Hz、1.35kHz、4.5kHz である。

上のF特図を読むと400Hz、 1.3kHz、  6kHz。        

おお、一番上は微妙だが良いところに行ってるではないか。

公称クロスとCRによる計算クロス値が意味不明だったがそういう事だったか!

 

20211201

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ネットワークの確認 (SP/NW その5)

2022-01-04 00:09:00 | SP・NW

スピーカーが問題かと思った歪みっぽい・キツい音はどうやら違うようだ。

ネットワークの点検はやめようかと思ったが、念のためやっておこう。

 

データを探したらフォステクスのものが出てきた。

これによると、コイルはほぐして既定の値を求めることができる。

二段重ねの場合は容量が1.6倍になるようだ。

ただしこれはハイμ磁性体を使っているLSシリーズの場合のみである。

連結は二段重ねの場合、巻き始めと巻き終わりを接続。

ネットで調べたらコイルの場合、巻き始めと巻き終わりは区別無いとあった。

今思うと鉄心が近い巻き始めは入口のような気がするのだが・・・。

 

 

まずはおかしいな?っと思ったミッドローから測定してみる。

ハイカットフィルタのコイルの端子を外し、LCメーターで測ってみた。

2.5mHのはずが1.84mHしかない。

1mHのコイルをほどいて0,78mHなら、二個を重ねてるので2.5mHとなるはずなのだが。

これを外して単体で測定したが問題ない。

 

この連結部を棒やすりで磨き直してやり直し。菊ワッシャを挟んだ。

これで測定したら4.02mH。

何だこりゃ。

近くに磁性体があると変わるというが、茶色のコンデンサーかな?

ローカットのほうはインダクタンスは問題無いようだが、念のためコイルの接続をまたやり直しをした。

 

 

ツイーターもコイルを切り離して測定してみた。

0.214mHと高いがまあ良しとしよう。

これで測定器はそこそこ合ってると思う。

 

 

 

ミッドハイも測定。

ロー及びハイカットも定格0.42mHだがこれもそこそこいい値がでた。

 

ウーファーは問題無かろう。未測定。

1.5mH二段重ねで4.8mHとなるはずだ。

ミッドローもだが、コーン型の振動板はフルレンジでも使えるだろうからローカットが上手くいかなくてもコイルを焼き切ることはないと思う。

 

20211201

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電源か? (SP/NW その4)

2022-01-03 00:09:35 | SP・NW

前回絶縁対策等やった後に音出ししてみたが、良い音だった。

翌朝もう一度鳴らしたら、ダメだった。

ミッドハイは先日見てもらったぞ?

アンプか?真空管でもトランジスタでもなるんだよな。

 

 

ここでサイン波を入れてみた。

下は15Hzから上は100kHzまで、下から段々周波数を上げてみた。

音量は結構大きめで、特に2kHz~10kHzを念入りに聞いて見た。

純粋な音か?というとほんの少しビリビリした感じが有るが、これは全帯域であるので気のせいか私の耳の問題かなとも思う。

それを除くと問題は見つけられない。

今までもサイン波を入れてみてるが、変わらないんだよな。

音楽のキツさが聞き取れるくらいなら、サイン波で判ると思った。

 

 

 

 

ここでスピーカーをボーズの161にしてみた。

やわらかいというか、少し曇った感じだが、ほんの少しひずみっぽい・・・。

DS‐3000の問題ではないようだ。

ほっとした。

いやー安心した。

 

うちの建物は35年は経っている。

電気設備は劣化してると思う。

長く聴いてるとアイソトランスからノイズが出たりする。

どこかおかしいんだな。

 

20211201

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スピーカを鳴らして再度点検。(SP/NW その3)

2022-01-02 00:02:04 | SP・NW

まずユニットとネットワークを外して信号を入れて確認してみよう。

Rchから始めた。

ツイーター(TW)のネットワークがぐらぐらだった。

っとその前に折角だからこの状態で鳴らしてみようか。

TWの配線が千切れた。

あれ、ミッドロー(ML)が歪んでるっぽい。

なんだ、色々出てくるな。

思わず離してしまったが、コンデンサーのリードが接触してたっぽい。

短絡は下画像の青線だが、歪む原因か?とも思われる部位だし、コイルは絶縁してるとのことだし。

最悪ハンダ部に触ってたら問題だけど、触ってたら下図青線のように短絡するので音出ないはずなんだよな。

出ないまでもノイズくらいは発するのかな?

一応絶縁の処理をした。

ほぐしたコイルはビニールテープで貼っていたが、タイバンドで縛っといた。

何故か此処のみやって無く、他はやって有った。

念のためと言うか、コイルのインダクタンスを測っておいた。

1.84mHしかないな。

0.78mH×2個×1.6(二段)で2.5mHになるはず。

おかしいな。コイルの向き間違えたかな?

 

もう一個確認

この箔コイルは表面が絶縁処理されているというので確認してみる。

絶縁は怪しいな。

 

銅箔コイルの引き出し部分は他と触らないようにした。

 

以上だ。

 

20211130

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スピーカーネットワークのコイルについて考える。(SP/NW その2)

2022-01-01 00:03:46 | SP・NW

スピーカーネットワークに銅箔コイルを使っている。

これの接点接続にはネジ止めを採用してるのだが、これがどうなのかネットで調べてみた。

やはり箔に穴を明け、ネジで止めてた。

接点が振動してないか不安だったが、大丈夫なようだ。

中にはスピーカー用のか、ネジ止めの延長端子を使っている物もあった。

 

これを調べてて、色々出てきた。

箔コイルは表面積が広いのでDCRが小さい。(表皮効果も期待できるのでは?)

表面に絶縁処理がしてあるのでハンダごてで溶かして使う。

巻いてあるだけなので振動に弱い。

空芯タイプは大きくなりやすい。鉄心タイプはバルクハウゼンノイズが出やすい。

私のはフォステクスのLSタイプなので鉄心入りの物。

以上について対策をして行こう。

 

20211130

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古いステサン誌 (SP/NW その1)

2021-12-31 00:05:58 | SP・NW

古いステサン誌をつらつら見直している。

NS‐1000Mの対抗馬を鳴らし合わせてるのだが、”84当時の同クラス国産スピーカーを幾つか選んでいる。

が、評価が酷い。

読んでる最中はそんなでも無いが、終わって思い返してみると「ぼろくそ」だ。

お前らドコの国の人間だ、と言いたくなる。

まあ、言わんとすることは分からんでもない。

 

気になったのでDS‐3000をAX‐1200で鳴らしてみた。

中低音・取分けチェロなんて芳しくとても良い感じなのだが、問題はバイオリンの音色だ。

キーキーとなり流麗な感じが全く無い。

これのことだな。

今は電線にバナナ端子をアンプ側だけ付けたスピーカーケーブルを使っているが、これをオーディオテクニカのAT6S33に交換してみた。

こいつも今や忘れ去られようとしている。

可愛そうなので調べてみた。

芯線はPC‐OCCとHi‐OFC。

二芯を一本に撚り合わせて一端子に繋ぐ。

内シースにはレオストマ―という素材を使っている。

レオストマ―?エラストマーの別の呼び名?なんて思ったら、ベースはエラストマーらしい。

レオストマ―は今は3Dプリンターの素材の原料になるとのこと。外シースは不明だが、多分チタンが配合してある。

予想だが、チタンの切削粉を分けてもらい、成型時に混ぜたのではないか?

配合比は解らないが。

2001年頃の発売。

価格は¥1,000/m台で当時の主力品と思われる。

何でこれを買ったか覚えてないのだが、きっとピンケーブルAT6A58のピンジャックとアートリンクシリーズで合わせたかったのかも。

テクニカらしく、薄く当たりの良い感じの評価。

 

アンプはダイレクトポジションにした。

これでもほぼ変わらない。

キーキーな感じは真空管の時でも少しある。

っとするとスピーカーか?

 

ただ、AX-1200のメインインに直接つないだら少しは変わるかな?っと

思ったが、ボリュームが無いんだよな。

 

ちょっと改良できる気がしないのだが、これを海外製のスピーカーぐらいに鳴らせたら、と思う。

 

20211128

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ネットワークのお勉強 TW

2021-11-19 00:00:09 | SP・NW

ミッドハイのネットワークを確認したのでツイーターもやってみよう。

 

公称クロスオーバーは4,500Hz

※以下検討用の回路図ですので正確ではないと思われます。参考にしないように願います。

 

 

下グラフ緑線がTWの周波数特性(実測)。

これだとクロスは6,500位か。

 

 

HPFを考える。

上のグラフのオレンジ線はがHPFと考える。

一般に4,500Hz、-12dB/octの HPF は下図のようになる。(カッコ内はDS‐3000の値)


当たらずとも遠からず?

DS‐3000の定数でクロスの計算方法が解らないので、各定数の場合で検討してみた。

例えば、C1が2.7μF、L1が0.1mHの時、クロス6,800Hzで-18dB/oct

      C1が3.02μF、L1が0.22mHの時、クロス4,700Hzで-18dB/oct

実測の6,500Hzを考えると、2.7μFと0.1mHが近い。

定格のクロスに近いのは3.02μFと0.22mH。

 

測定が上手く行ってなかったと考えると、MHの時より納得がいくような結果だ。割と理論に近い。

MHはLPFとHPFが一緒なので何か干渉してて、その補正もやってるのかな?

 

そして-12dB/octは逆位相になるという。

 

TWは取り敢えず良しとしよう。

 

20211023

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ネットワークのお勉強 MH

2021-11-18 00:04:27 | SP・NW

ミッドハイのネットワークが合っているかどうか考えてみる。

 

 

まずはメモの回路をもう一度確認する。

※検討用の回路図ですので正確ではないと思われます。参考にしないように願います。

これだとイメージが湧かないので書き直す。

やはりこの回路図になる。

ここで注意書きを見つけた。

※画像はヴァリアスクラフトさんより

ダメっと言ってもハイカット・ローカット両方あればできちゃうじゃん。

取り敢えず無視することにした。

まあ、ハイパスがプラス側、ローパスがマイナス側と取れん事も無いではない。

 

 

 

DS‐3000 のクロスは下から350、 1,350、 4,500Hzだ。

MHは下は1,350、上は4,500のクロス。

下グラフ赤線がMHの周波数特性(実測)。

これだと下は800、上は6,500位か。

MHネットワークを図で分解してみた。

 

まずはHPFから。

上の図オレンジ線はがHPFと考える。

一般に-12dB/octの HPF は下図のようになる。(カッコ内はDS‐3000の値)

当たらずとも遠からず?

DS‐3000の定数でクロスの計算方法が解らないので、各定数の場合で検討してみた。

例えば、C1が 10μF 、L1が0.42mH,C2が30μFの時、クロス1,740Hzで-18dB/oct

  C1が9.61μF、L1が 0.4mH ,C2が28.8μFの時、クロス1,810Hzで-18dB/oct

定格1,350に対しては誤差と呼べる範囲には無い。

(けど、グラフのひとマス中に入ってる。すごく大雑把に見れば合ってる。)

 

 

 

次にLPFについて。

上の上の図、緑線がLPFと考える。

一般に-12dB/octの LPF は下図のようになる。(カッコ内はDS‐3000の値)

此方も微妙な感じ。

C1が10.8μF、 L1が 0.4mH の時、クロス1,710Hzで-18dB/oct

C1が 5.6μF 、 L1が0.21mHの時、クロス3,300Hzで-18dB/oct

これは差が大きすぎる。

コイルの値が大きすぎなんだ。

 

 

ナンだけど、

F特を実測すると計算程おかしな数字じゃないんだよな・・・

 

 

 

値の差で考えられるのは、

実際にはATTが入っていること。

ぴったりの定数の部品が入手できず、近似値で賄っている。

ユニットのインピーダンスが6Ωぴったりじゃない事。能率が解らない事。

HPFがユニットから見てマイナス側に入ってること。

そしてダイヤトーンのノウハウだ。

思えばだいぶ古くからマルチウェイのスピーカーを手掛けてて、ネットワークの設計には長けていただろうこと。

 

DS‐3000は突然変異的に出来た傑作のように思ってたが、練りに練ったシステムなんだ。

ちょっと私の手には負えないと思った。

 

 

 

無駄話を一つ。

ダイヤトーンの設計の値を知りたくなった。

ダイヤトーンで有名な方、多伯佐門さんはどうしてるのか?

ググってみたら出てこない。

日本のスピーカーをけん引した方と想像するが、

はて。

名前が間違ってた佐伯多門

 

20211022

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スピーカーのネットワー・・・閑話休題

2021-11-17 00:02:32 | SP・NW

まず、先日仕込んでおいた除湿剤をスピーカーキャビネットから取り出したら、結構溜まってた。

衝撃。

80Lほどの容積でこんだけ取れたのは、どこか漏れてるのか?なんても思う。

これ見るとバスレフのキャビネット内は水浸し・・・な訳ないか。

入れた時は湿度の高い時季で、ユニットを外したまま暫く置いておいたのだった。

今は湿度が下がったが、念のためもう一回入れておこう。

 

 

久しぶりにキャビネットを磨こうか。

フロントだけだがケンリクサウンド(昔はJBLフリークとか言ってたと思う)の艶出しを掛けた。

臭いの独特なもので、今まで嗅いだことのないもの。

以前は全然効果無いように思ったが、今回は艶が出た。

上の画像では解りづらいかも。

まあ、7~8年は使ってなかったからキャビもくすんででいたかも。

 

 

TWとMH両方繋いだ状態で、負荷をダミー抵抗からスピーカーユニットに替えサイン波を入れてみた。

1kHzから徐々に周波数を上げてみたが、TWから音が出てるか良く分からない。

発振器の代わりにジャズのシンバルが入ってる曲をアンプ無しでウォークマン直でで掛けてみたらこれだと良く分かる。さすがに音は小さいが。

TWから音が出てない。

これは音圧が低いうえに逆位相でMHとTWが音を打ち消し合ってる。

ネットワークの配線を入れ替えた。これで反転は無しになる。

ネットで調べると、-12dB/octの場合、位相が反転するらしいので反転が正しいらしいが、正確にはスペアナで調べろという。

 

 

それとスピーカーの開き角度を少し大きくした(正面向きに近付けた)。

広がりが出てほしい事、以前向きを変えて聴き比べた時、正面が良かったからだ。

 

 

念のため、コンデンサーとコイルのチェックをし、接続のチェックをした。

 

 

先日の測定時はウォークマンを使い、TWとMHだけで鳴らしながらやった。

低音の無い、ラジオみたいな音だがなんかいい感じだった。

小音量なんだが音が通る。

なかなか味のある音だと思う。

 

20211023

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スピーカーのネットワークを記録する~測定は不明な点がいっぱい。

2021-11-16 00:03:25 | SP・NW

バックアップのHDD(三星製)を3年前に破損させてしまってデータを紛失した。

その中にDS‐3000のネットワークの回路が有った。

幸いこのブログ記事に載せていたものが有って、そこからエクセルに再度起こした。

最初ミッドハイ(MH)から始めたが、だいぶ前に回路をメモしたものが出てきた。

これも参考に再度書き起こしたら、定数が違う。

入力から受けるコンデンサーの容量が5.6μFだったと思ってたが、メモによると10μFだ。

※回路図は私が起こしたもので正確かどうかは定かではありません。参考にすることはお勧めしません

 

早速スピーカーを開いて見た。

 

現物のネットワークは10μFとなっており間違ってなかった。

折角なので、信号を入れてネットワークのF特を測定してみた。

スピーカーの測定は初めてだ。

負荷は6Ωダミー抵抗。

おお、・・・だからどうした?

もっとフラットかと思ったが結構山なんだ。

これだけでは解らないので、ツイーター(TW・緑線)もやってみた。

ありゃ?

TWが大きいな。

(この時点では基準があいまいで誤解が続きます)

もしかしてキツい音がするのはTWのレベルが高くてサチッてる?

アッテネーターを間違えたかな?

1Ωと33Ωを入れ替えてみた。

低域の信号ををブッ込んで低域ひずみが出てるかと思ってたのだが?良い感じかも。っと思ったが、よく見ると最大音量が10dB程差がある。

1kHzを基準にしたらMHはピーク、TWはカット後で比較の基準が合わない。

基準ってどこにするんだろう?

測定電圧がTWとMHで近いところの周波数を基準とし、そこからの偏差をグラフとした。

 

TWとMHを別々で測定したが、一緒に繋いで測定したら変わるかな?

TWとMHの入力を繋いで信号を入れ、実情に近い状態にしてみた。TWはMHの影響を受けるのか?も、TWとMHを繋いだり別にしたりして測定して見たが、余り影響なさそうだ。

 

 

念のため、コンデンサーの容量を測って見たが問題無い。2.6μF

スピーカーユニットを負荷としてネットワークをTW・MHで繋ぎ、各々F特を測って見た。

これだと良い感じかも。

TWは10kHz、MHは4.5kHzを基準としてそこからの偏差とした。

TWの10kはここから上が実用帯域と思われる周波数。

MHの4.5kHzはTWの10kレベルに近く、クロスオーバーの周波数とした。

右肩上がりだけど、まあ、良い感じになったかも。

 

20211022

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スピーカーのネットワークのインピーダンス

2021-07-14 00:00:04 | SP・NW

スピーカーのミッドハイを単独で鳴らした。

この時疑問が出た。

4ウェイスピーカーのユニットは各6Ωだ。

これがパラってればシステムとしてのインピーダンスは1.5Ωじゃん。

なんで?

ネットワークで帯域制限があるとパラではなくシリーズになる?

そんな訳あるかい。

ネットワークに秘密が有るのかな?

どうやらネットワークのインピーダンスが或るらしい。

コンデンサーのインピーダンスは1/(2πfC)

コイルのインピーダンスは2πfL

これでミッドハイのインピーダンスを算出してみよう。

 

周波数は取り敢えず1kHzで行ってみる。

計算結果はユニット込みで31Ω。

おお~。でた。

これが4つパラで7.7Ωくらい。1.5Ωからは断然現実的だ。

※下記のネットワーク図は正確ではありません。参考にする場合は自己責任でお願いします。

 

20210707

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TWネットワーク改造

2018-11-05 00:00:38 | SP・NW

DS-3000のツイーターのネットワークの配線を直した。ユニットに行く配線のプラスとマイナスを入れ替えたのだ。

ネジを外して入れ替えネジを締めるだけ。

なのに軽くするのにWF、TWを外してスピーカーを寝かし、TWのネットワークを外してからの作業。

終わってセッティングの時、今回はスピーカーの間隔を少し狭めた。押入れを完全にふさいじゃってた。

 

まあ、うまく行った。

今、鳴らしているがまるで変ってしまった。

なんか頭を抑え付けられた感じでイメージ的に暗がりで聴いてるようだったが、上の方に音場が広がるようになった。音色もしっかりしてきたし、明るい、眩しい感じだ。スピーカーの間隔を狭めたのも有ると思うが、MHとTWが逆相で打ち消しあってたところが出てきたのだと思う。カリっと固めの音になってしまった。

声も中央にキリッと立つ。今まではなんか懐かしい感じだったかも?

結構動かしてしまったので少し馴染むのを待つか。でも今のままでも割といい音なんだが。

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SW追加2

2015-09-25 12:00:00 | SP・NW

以前このスーパーウーファー(SW)を試したことが有ったが、アンプのOPTが熱くなってしまったので辞めてしまった。音は中低音にかぶってしまいどうも中音を濁らせているようだ。その時は100Hzで切るのがよく無いと思っていた。

OPTが熱くなるのはなぜか調べたら、左右のchを短絡するとアンプに良くないというのが解かった。

資料が無いが、確かFOSTEXの回路図で作ったのがこれである。なので今回作り直した。

コイルの後で左右を合成するようにした。

いま、SWなしで聴いているが何故かもう最高に音が良い。真ん中にSWがあり、バッフル効果か、低音がバランス良く出てる。パリッと無機質にならず、音場の狭さを感じない。高音がちょっと頭を押さえつけられた様な、もうちょっと高いところから降りそそぐように鳴ってくれるとうれしいが、まあ、もうちょっと様子を見よう。以前のようにストレス無く音が出る、湧いて出るように鳴るというか、先日までの濃い音が何か不自然な音の出方に思えるようになってしまった。

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ネットワーク改造3

2014-02-06 21:19:58 | SP・NW

ネットワークが完成してからなんか中高音がへっこんだ?ような気がして位相を調べる事にした。と言っても特別キカイも無く聴感で・・・。TWから単独で鳴らし、MHを追加して、MLを追加して最後にWFを追加。追加しながら音が大きい極性を選んだ。ここで思ったのは、ネットワークで帯域カットをするのにだいぶユニットのエネルギーをロスしてる・・・。例えばMB。P610と同じ16cmと言う事でネットワーク無しのフルレンジとして鳴らしてみたらこれはこれで面白い鳴り方だった。勿論610よりはナローな感じだが中域のエネルギーは凄い。これをネットワークで殺してる。ユニットの美味しい所を使い数で賄う。なんかジレンマ。

DS3000は纏め方が上手いという記事を雑誌で読んだことが有る。なるほどフルレンジが鳴ってるようにも聴こえる。NS690Ⅲの時は中高音と低音がなんかちぐはぐ。そう思うとDS3000は繋がりは良いと思う。TWとWFのネットワークは基本に忠実な感じだがMHとMBはよく解らない。ハイカットとローカットを組み合わせただけでは無いように思う。位相反転もしてるみたいで私の手には負えない。ここがメーカーのノウハウと思う。ここまで纏めるメーカーに敬服。

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