analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

CfD-7.1 調整1 出力抵抗?

2019-09-30 00:01:04 | CfD-4 (オートバランス)

CfD-7.1は600Ω出力で行こうと思っている。実際には後段のパワーにもよるらしいのでどうなっているかは分からない。今の私のチカラでは、600Ω入力のオーディオ測定器で出力電圧とその時の入力電圧を測定しておいて、プリとパワーを繋いで出力を測定し、それに近づけるしかない。

じゃあ、今の値はどんなの?と疑問が湧いた。

以前プリとパワーを繋いでパワーの出力及びパワーの入力電圧がほとんど上がらないことが有った。前のCfD-8の時だったが。

負荷抵抗がどのくらいが良いのか?って言うか、どのくらい以上なら良いのか?

なんとなく頭にあったことを実践してみた。

出力に可変抵抗器を繋いでぐりぐりしてみて、出力がどう変わるか?

手持ちには30kΩ位のしか使えそうなものが無い。これでやってみる。

入力1.2V一定で

出力に繋いだ30kΩ可変抵抗器を回してみる。0Vから段々上がって、安定したところの抵抗値をDMMで測定。

なんと、15.6kΩ程になった。

これは意外だった。もう少し低い抵抗値から安定すると思ってたが、高めに出た。

もしかしたら、600Ωって、ベストじゃないのかも。

まあ、ロー出しハイ受けが通用するってことで良しとする。

 

 

CfD-7.1は出力トランスのプラス側に51Ωの抵抗が噛ましてある。設計者の那須氏によると負荷抵抗とか。

実測74Ωに51Ωだから23Ωになるらしい。

直列に繋いであるから125Ωじゃないの?なんて突っ込み入れたいのだが、よく分からない。

これは次段に来るネットワークが150Ωらしいのでそれより低くしたかった、のだそう。

私は600Ωにしたいのだから、ここは600Ωじゃね?ってことで600Ωの巻線抵抗と入れ替えた。

鳴らしてみて、少し音量が小さくなった気がする。VRのつまみの位置が少し上がったような・・・気にするほどの事ではない。

 

 

もう一回可変抵抗器で出力電圧測ったら、変わるんかな。

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PhfD-5 調整3 鳴らしてみる

2019-09-29 00:02:55 | PhfD‐3.2

昨日二段目U7のカソード抵抗とドロップ抵抗を換えたので鳴らしてみた

余り変わってない。うーんなんでだろう。

F特を測ってみたが、予想と全く違った。

リアカーブみたいになるんかと思ったが、聴感とほぼ一致って感じだ。

困った。もしかして5kΩ:600Ωじゃないトランスなのか?変なのつかまされた?

仕方ないのでLchも同じようにしておこう。左右で鳴らさないと違いが分からないのと、プリも調整しなければならないからだ。

同じといっても面白くないので、こちらはもう少しU7の電流値を下げてみよう。

丁度カソード抵抗の600Ω (前は500Ω、設計は470Ω) と、ドロップ抵抗5.6kΩ (前は5kΩ) が有った。

これでやってみる。

電圧測定するとU7のプレート電圧があまり下がってない。?はて。あ、そういやカソード抵抗も大きくしたから電圧が上がったんだ。

計算するとカソード電流は11.6mAなので一本(片ユニット)当たり5.8mA。rpが3kΩ位になったかな?

これで音出ししてみる。

 

・・・あれ?高音が伸びてる。

低音は輪郭が少し出てきた。量感はまだ無い。

もしかして、ば、バーンイン? トランスは全くの新品未使用品だったか?

LP二枚程かけてたら、以前のまともな音になってきた。声の歪みは大分収まってきたが、まだ少し余韻にビッと歪が残ってる感じがする。

 

失敗した~。もっとこの変化を噛みしめて置きたかった。プリを組んだ時は最初から良い音出てた。もっとバーンインの変化があると思ってたが、今回は油断した。

 

しかし、このタンテ、良く鳴ってるな。

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PhfD-5 調整2 二段目調整

2019-09-28 00:01:52 | PhfD‐3.2

段間トランスを交換して音が変わってしまった。

F特が変わった感じなのでちょっと厄介だ。ただ、音が小さくならなかったのでまだましか。中音が張り出してしまって低音・高音が無い。スリーウェイのスピーカーのミッドだけ、みーんと鳴っている感じ?パリッともしていて、声が歪っぽい。

電圧を測定したら、全体に低かった。しかし二段目の電流値を計算したら、17.8mAと高かった。これは目標15.6mAなので、カソード抵抗を300Ωから500Ωに換えて調整してみる。

これをやると電圧が上がってしまうのでドロップ抵抗を上げて電圧を下げ、真空管の電流値を下げる。

最初勘違いで抵抗を下げて電圧を上げていた。結局3300Ωを5000Ωにしてちょうど良いところに行った。

これで音出ししてみた。

まず音量が下がった。中音の張り出しも少なくなった。しかし高音・低音はいまいち。もう少し欲しい。

中音の張り出しはアモルファスのコア材の所為かと思ったが、もう少し調整で何とかできないかなと思えてきた。

ただ、中音の浸透力が凄いと思った。音が出た瞬間、空気に溶けていく感じがしていたのが、真空状態で音が減衰していく感じだ。急速に減衰、と言う感じではない。いつまでも漂ってる感じ。この後CDを掛けるとラジカセで録音したテープの音のように聞こえる。

 

ここで、トランス一次側をパラに戻してみた。これで直流抵抗が4倍になるはずなので、電圧も下がるハズ。

配線換えて電圧測定してみたが、不思議なことにほとんど電圧は変わらない。

今夜はもう遅いので後日聴いてみよう。

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PhfD-5 調整1 トランスをいじる

2019-09-27 00:01:44 | PhfD‐3.2

以前の記事で、ライントランスを入れ替えた。

https://blog.goo.ne.jp/soruboseinn/preview20?eid=012823ecfc843f716760533394137117&t=5748642205d894ae49bd38?0.8468339186215736

そのあと試聴したら音がおかしい。大きい。MCカートリッジが昇圧トランス無くても十分行ける。

本日もう一度聴いてみた。今度はシュアーのM97HE (MM) だ。

音量は充分だ。しかし低域の「ズン」が無い。良く聴くと高域も大分早く落ちている。要はナローレンジだ。こちらの方がMC+昇圧より音が大きいと思うのだが、同じくらいだ。

一次側をパラにして、5kΩ : 600Ωを1.25kΩ : 600Ωにしてみた。

音量が大きすぎるので昇圧比を下げる。

二次側から見た一次側インピーダンスは5kΩのまま(のはず)だが、一次側から見た二次側インピーダンスは2400Ωになる。はず。いや、ちょっと高すぎね?とも思う。

NP-126を使っていた時は、一次側9と10、11番と12番をパラにし、二次側を3番と6番に結線した。これでは5kΩ : 600Ωのなるはずである。これが一番良かった。

 

取り敢えず巻線をインピーダンスで考えるのは難しいので、巻き線比で考える。

5kΩ : 600Ω で考えると巻線比は2.9

1.25kΩ : 600Ωで考えると1.4。増幅比が小さくなる。

これで音出しして決めていこうと思う。

 

 

 

いま、まともな、基準的な音を聴いておこうと思い、シュアーM97HEをトーレンスTD-521に取り付け、AX-1200のフォノイコを使ってDS-3000を鳴らしている。

最初はICみたいな(もちろん聴いたことはないの)ちゃちい音だったが、LP一面も鳴らしていくと滑らかな音になった。刺々しさのない、M97HEの音だ。薄っぺらいというか軽やかな感じはS2-Rシェルの感じだと思う。

今気が付いた。このようなナローレンジな感じの時は、古いレコードが聴きたくなる。ソニーのサントラ集、オーマンディのナッツクラッカー、フットルースとか。

最強システムではクリアな感じの、薬師丸ひろ子の古今集、プーランクの声楽など。

BTLシステムではシャイーの春の祭典(ゴールドディスク)、火の鳥。

CDとは違う、いかにも「アナログ」な鳴り方。ヤマハのアンプはフォノイコを作るとき、シュアーとデンオンをリファレンスにしたと聴いた事がある。もしかしたら、いかなるカートリッジにも対応できるよう、こういう中庸な音づくりなのかな。クリアに抜けを良くすると、薄っぺらい音になりかねない。厚い音にすると濃いめのカートリッジではもっさりしてしまう。そうやって消去法で決めた、なんて思う。

と、ソニーTA-FA7ESだとどうなのかな・・・やめておこう。

 

 

PhfD-5で音出ししてみた。

高域が伸びてるか聴くためにジャズを選択。

・・・あれ?余り音が小さくなってない。高域なんて全然聴こえない。まあ、でもこれは私の耳の劣化と、M97HEもそんなに繊細と言うほどではないのと、音量が小さい。夜中なのであまり音量を上げれないというのも有るので、明日音量上げて聴いてみようと思う。

ただ、AX-1200のフォノよりはやる気があるっぽい。ピアノの実が詰まってるというか、しっかりした感じに鳴っている。超低域まで伸びてるかというとちょっと分からない。音量を下げて聴いてるのでベースの音は聴こえないのだが輪郭がなんとなくわかる。演奏してるよーという気配というか・・・。

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鳴らしてみた。2

2019-09-26 00:03:47 | アンプ

一応完成ということで、鳴らしてみた。

コンデンサーの件が有ったので、おっかなびっくり聴いている。

ソースはエレキットのCDプレーヤーとした。

まず、ゆとりが出てきた。これはCDプレーヤーのおかげと思う。

位相ずれっぽいのが強調されてたのは多分DAPの所為かなと思う。

そして奥行き感。これが出てきた。これがゆとりを醸し出しているともう。音場が平面ではない。

声に集中して聴いてみた。特に「腫れ物に触るような」とかいう感じは無い。抜けも良くはない。しかし、肉感に近い。少し凝り固まったような、ほぐれない感じはあるが、聴いて少し経った後思い出してみると特に不満はない。

音場も悪くない。イメージだが、真ん丸だ。広がりが出てるときは横長の四角だった。多分今の方が自然なのではないか。

重心は下寄りだ。高域は大分細い。

 

ここでAX-1200を鳴らしてみた。驚くべきことに、今の真空管システムに似た音だ。もちろんTr特有の薄さが有り、真空管特有の肉付きの違いはあるが、低域のバランス、音場がとても似ている。

なんか虚しくなってきた。もしかしたら世間で真空管がメインから外れたのは、突き詰めたらTrに近くなるからなのか?なんて考えたが、Trを聴いていると真空管を聴きたくなるから決定的に違う部分が有るのは間違いない。そこが真空管の優位性だと思う。

正直、アンプはスピーカーをねじ伏せなければならない力が必要と思うが、EL34PPではそこまでは行ってない。多分スピーカーと互角。これを超えるのにはどうしたらいいのか?パラプッシュ?送信管?

 

プリのOPTの接続を左右で変えている。

どうもLchの接続が良い様だ。

そしてモガミの配線を高純度に替えたいと思っている。

 

などと特別「良い」評価をしてないが、600Ω伝送は凄い。

 

 

測定してみた。

周波数特性は、600Ωの固定抵抗をつないだ。

Lchは20kΩ:600Ω、Rchは10kΩ:600Ωだ。これで測定したらどちらもあまり変わらなかった。

青と緑の線で、35k辺りの盛り上がりの一番高い物。聴感では低音はこれに近いが、高音はもっと落ちてる感じなんだな。

 

と言う訳でRchも20kΩ:600Ωに換えた。聴感でこちらが大きい音に感じたからだ。

5687のカソードの配線を7Nをほぐしたものに変更。本当は他も6Nに替えたいのだが、手持ちが無くなったので入手してからとしたい。

一応完成としよう。

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こ、コンデンサーが・・・

2019-09-25 00:05:08 | MfD‐3 (ラジ技誌PP)

パワーアンプのRchからカチカチ、という音がする件、コンデンサーが破裂・発火した。

焦った。アンプは電源入れっぱなしにして出かけられないな、そう思った。

カチカチ音する時に、真空管に耳を近づけたが違う。トランス類も触れたがこれも違う。電源スイッチ(サーキットブレーカー)の端子に半田ごての熱を当てすぎたから端子が動いた。多分固定するプラスチックが熔けた。この所為かと思ったが、音がしたとき触ってみたが反応なし。

あーなんだろ。アンプをひっくり返したり、横にしたとき音が小さくなる。横で2時間ほど鳴らしたが大丈夫だった。電圧を測り、コンデンサーの極性を確認したが問題無い。

もう一度鳴らそう。

カチカチ音が増えてきた。と、パンッと破裂音がした。入力トランスの下から煙が出てきた。と、トランスか?

段々煙が増えてきたのでひっくり返した。

RIFAのコンデンサーの中身が燃えていた。キャップは外れていた。

写真写真、と思ったが、隣のアンプが燃えてしまう。水掛けて消火。

極性逆で過電流、燃えるってなんだ?ネットで調べたら、電極の短絡、過電圧、というのが有った。コンデンサー潰した(機械的に、外力で潰れて電極タッチ?)かな?と思ったが、耐圧が400Vだったのを思い出した。この位置では420Vほど掛かってしまう。

ここはUNICONの500V47μFに変更する。

このアンプはちょっと電圧が高い。音質が良くても、やはりまずいな。ドロップ抵抗を取り付けよう。整流管を5U4Gにするという手も有るが、これは奥の手。手持ちの5U4GBで何とかしたい。全体に電圧が下がったが、もう少し下げたいところだ。だがこれ以上下げるには120Ω位になると思うのだが、そのような抵抗は今は無い。まあ、このままいく。プレート電圧は423Vから410Vになったのだ。

一緒にコンデンサ破裂・発火により、アンプ内部が汚れてしまったので初段のチョークと入力トランス、入力端子を外して内部を掃除した。

合わせてLchの初段カソード抵抗を2Wから5Wに交換し、ドロップ抵抗を51kΩから68kΩに交換。アンプを横にしてハンダ盛り直し

これでアンプ完成。

 

初段のカソード抵抗を2Wから5Wの物へ。ドロップ抵抗を取り付け電解コンデンサーをRIFAのものからUNICONの物へ。

これで一応パワーアンプは完成。

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鳴らしてみた。

2019-09-24 07:22:44 | システム

プリは12AU7と5687のプッシュプル、パワーは入力トランスのEL34PP三結アンプ。

スピーカーはDS-3000で、ソースはDAP。

うつらうつらしながら結構な時間、掛けた。

最初高音はあまり伸びてない感じだったが、ずいぶん細い感じで伸びてない感じは無くなった。低音は相変わらず図太い。分解能はあまりない感じ。

中音、声は、今思うとあまり印象にない。特に抜けが良いとかベールが掛かってるとかの感じは無い。

ただ、両サイドのギターとか、位相ずれっぽいのが良く響くようになった。これは悪くない。

音量を上げるとバーンと音場が大きくなる。

 

全体に、SNが良いとか、抜けが良いとかいう印象は無いんだな。ただ、じゃあ前のミューラード型に戻るか、という感じにはならない。LCRフォノを組んだ時と同じ感覚。オーディオ的にはイマイチなんだけど、正確な音という印象があるので、戻れない。

ただ、少し、なんか「クリーン」な感じが無いんだよな。モガミの電線を使ってるからのような気がしてしょうがない。

なにか違う配線見つけて対処しよう。

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時間つぶしの釣り~ポイント探し

2019-09-23 15:03:23 | 釣り

コイ仕掛けをぶっこんでいる間、延竿で小物を狙ってみた。エサ撒くと寄ってくる小さい魚が何だろうと気になっていた。

フナ用の仕掛けでやってみる。


もう入れ食い状態。

まずはボラ。鯔。

脅かすとぴちゃぴちゃはねるのは、こいつだ。ばけつから飛び出す。


たまにウグイが掛かる。ウグイという漢字は無い。

何故か鮎が掛かった。

練り餌にかかった。仕掛けを引き上げるときに追ってきて掛かったのかもしれない。結構走った。



通りすがりの老人が声を掛けてきた。

ウナギが居るらしい。

鮒はヘラブナ。そういや相子釣ったっけ。川に居るんだ。

ハゼは釣ったことあるし、カジカも居るとのこと。


釣りをしてるとズボンを引っ張られた。

見たことないカニだ。沢山いる。



昔住んでたとこの近くの川に行った。

手前は工水の取水口が有るが、それ以外は40年前のままだ。奇跡的に手が入ってない。

水深は1.7m位ある。下流すぐに堰がある。護岸をやると、何故か底が浅くなる。

川の向こう側は高速道路だ。

ここには居そうなんだが、なかなか釣れない。

居るとすれば、大和ではなく野鯉。だと思う。

跳ねてるのを見たことがあるが、跳ねるのは大和かもしれない。

餌を投げると水鳥が邪魔をしたり、昔の知り合いに会ったり、何か起きる。

通りすがりが声を掛けてきた。

ここには大物がいて、釣れるはずだと。

まあ、もう少しやってみよう。鯉は一日10cmとか言う。

何日か通え、ということらしい。



ネットで探していて、市の情報が出てきた。関本には二本川がある。その一本の調査結果に鮒が居た。ギンブナらしい。

見に行ってきた。線路の下に堰がある。この上流が淡水で、この下流が汽水らしい。上流はやぶの中を入っていかなければならないので諦めた。

少し上に行ったら、波紋が見えた。鯉だ。40cmくらいか。水がきれいで、他に魚は見られない。

もう少し上に行った。良さそうなポイントだが、魚影が無い。

この上は水が細くなる。良さそうなポイントも有るが、魚影が無い。諦めた。

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CfD-7.1 組立その4 完成?

2019-09-23 00:02:26 | CfD-4 (オートバランス)

一気に組み上げた。

やはりごちゃごちゃしてしまった。この回路がそうさせていると思っている。え?じゃあパワーもプッシュプルだから同じじゃね? 言い訳だった。もう一回くらい組み直したら上手く行くのかとも思うが、まだ配置のイメージが出来ていない、今が最高と思っているのでしばらくこのままかな?

またOPTのアース配線を忘れたので結線し、電圧を計測。

特に配線間違いのない感じの電圧だ。上手く行ったかも?

初段12AU7の電圧が低い。ドロップ抵抗は設計が15kΩだが、33kΩを付けていたので20kΩに交換した。若干低いが、範囲内かな?これで今日は終わりとしよう。

 

次の日朝一で接続。早く聴きたいのでソースはDAP。パワーは最近上げたMfD-3.1でDS-3000を鳴らす。

プリはまだ怖いので、スライダックで徐々に電圧を上げて行く。

パワーの電源を入れる。ん?音が出ない?音量を上げた。セレクターを替えてみたら音が出た。で~た~。

が、左しか出てない。なんで?

 

一旦外して内部を確認。短絡等は無い様だ。問題はRchなのでそこを測定したら、カソード電圧が出てない。

ええ?また真空管逝っちゃった?ここ最近で3本目?Lchと入れ替えて同じだ。あーあ。

 

と、真空管を入れ替えようと電圧を下げる。するとカソード電圧がちらっと出てるのが目に入った。

ん?なんだ?

もう一度電圧を上げてカソード電圧を測ったら少し出てる。反対側を測ったらこちらの方が電圧が高い。

電源電圧を100Vにしたら、両方同じくなった。

お、この真空管、感度悪いんか?

最初の電圧測定は多分スライダックで電源電圧が低かったんだ。

試しに電圧下げてみたら、75V位でカソード電圧に差が出た。

良かった。問題は無さそうだ。

音が出る瞬間、 ボッ と音が出る。

これで音出し。

一応出た。ボリュームも少し上げただけで音量が上がる。良い感じだ。

 

まあ、Lchのパワーだと思うが、カチ、カチ、と音がする。後で調べないと。整流管のピンの中心の軸を折っちゃったから、そのせいかな?

 

ただ、音が・・・ナローレンジな気もしないではない。低域は充分だが、高域が早く落ちている。

左右でOPTの配線を変えてるので、確認しよう。

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釣行19

2019-09-22 15:03:03 | 釣り

暑い時期も何回か釣りに出かけたが、余り芳しくなかった。

何回かヒットしたが、主に夕暮れの暗くなりそうなときだ。

 

稲刈りが始まって、川の水位が下がってきた。もう堰の上は無理だな。

いつものガード下。最近吸い込みを始めた。ダンゴはいつもの練り餌、食わせには芋羊羹、サツマイモ、蒸し豆を使ったが、蒸し豆が良さそうだ。

最初はドラム缶が叩かれた音がして「?」と思ったが、竿尻が縞鋼板を叩いてる音で、ふと見ると、竿が引かれていた。と、思ったらバレた。吸い込み仕掛けの針が外れてた。画像一番左の蛍光玉の付いてるハリス。

 

次の日、30分もしないうちにヒット。しかし、スレだった。

網を取りに竿を放って置いたら石に巻かれたようで、コイがうろうろしている。引っ張ったら外れた。

もろ外来。

 

本日、もう一度行った。対岸まで飛んで行ってしまったので引っ張ったら手前まで来てしまった。そもまま放置したら、30分もしないうちにヒット。これは普通に引き寄せらえた。まあ、この獲物は結構引いた。

台風15号が過ぎて暑さが和らいだというより涼しくなった。その後食いが良くなった。

餌の豆も良いのかもしれない。

吸い込みにして、手前ではなく遠くに投げるようにした。といっても10m位だ。

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MfD-3.1 について。

2019-09-22 00:09:45 | MfD‐3 (ラジ技誌PP)

このアンプは入力トランス、TAMRA A-8713 で位相反転、12AX7一段で増幅。EL34を三結PPで動作させ、ラジ技誌のバランス巻トランスを使用。

電源トランスはTAMRAのPC-6001。5U4GBで整流、コンデンサーインプットとし、TAMRAのチョークA-4006を使う。コンデンサーは10μF+40μF+47μFで、ユニコン・スプレイグ・RIFAという銘柄になる。ここで出力管に給電。

この後段にもう一回チョークを使いプッシュプル別にコンデンサー~抵抗で給電。これはラジ技で使った回路で、他では見たことが無い。贅沢な回路だと思うが、今までモーターボーティングが取り切れなかったので、いいのかなと思う。

10年前に組んだ時は普通のアンプの音だった。その時まで使ってたアンプが結構良かったので一ひねり欲しくトランス付きアンプを製作したのだが、良さがまったく出せなかったのだ。

前に使ってたミューラード型も良かったが、こいつは更に上を行く。面で広がってた音場が、奥の中心から飛んできてそのまま広がった、な感じになる。これはMCカートリッジのDL-103FLがよく鳴り出した時のイメージに似ている。

音色に関しては柔らかいとか滑らかなんて言うのが無い。音 がそのまま鳴っている。今思うとオーディオ機器やレコードの演奏家、楽器の違いは余り出さない。個性を潰している。やはりトランスの個性が強く出ているのではないか。

入力トランスにより、600Ωの伝送になる。これが今回の一番の収穫だ。いや、苦労した。パワーアンプ単体で測定すると良いのだが、プリを繋ぐとダメになる。聴感とF特が合わなく、おかしいなー、と入力抵抗を換えながら測定を繰り返した。

有る時、プリを繋いでF特を測ろうとしたら、出力が全然小さかった。「プリが悪い」となったが、今までのミューラード型のパワーアンプとの音は何だったんだ?と、考えた。

パワーの初段負荷抵抗がおかしいんだ。と思い、トランスによる負荷インピーダンスはどのくらいになるのか?調べた。結局インピーダンスについては分からなかったが、何回も読み直したラジ技誌をもう一度読んだら、「トランスは電力伝送」と有った。良く分からなかったのでスルーしてたが、もう一人の筆者が、「私のシステムは600Ω伝送」と有った。これはプロ用の事で関係ないでしょ?と思ってたが、「ロー出しハイ受け」の原理を理解しようと調べたら、600Ωのパワーアンプでは「ロー出しロー受け」になり、それでは負荷が重い、ということになった。特殊なシステムだったんだ。CR出力アンプで600Ω伝送アンプは荷が重すぎる、ということだ。

気楽に始めたトランス入力アンプだが、とんでもない事だった。ロー出しハイ受けではアンプのバリエーションが増えるが、600Ω伝送アンプは限られる。たまたま選んだ那須好男氏のアンプで良かった。オートバランスのプッシュプルで、今の時点で最高と思われる回路だ。

カソホロのトランス出力アンプなんて選ばなくて良かったと思う。

少し鳴らしたら良い手ごたえを感じた。これからプリを仕上げよう。

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MfD-3.1 組立その4 完成?

2019-09-21 00:02:21 | MfD‐3 (ラジ技誌PP)

有る程度、夕べ組んでおいたので、今日には仕上げたい。

 

と、先日注文していたパーツが宅急便支店に届いたので取りに行ってきた。

 

早速組立。

初段ドロップ抵抗を取り付け。これは今日入手したもの。画像手前の若草色の5W電力皮膜抵抗。なんじゃそりゃ。

OPT周り。手持ちの配線が微妙に短くて苦労した。

電源周り、フィルターコンデンサー・電源・スイッチ取付け。

ヒーター配線。

アンプを縦にしてハンダを盛り直す。今使ってる714は柔らかいので、ピンが縦になっていると下に流れてしまう。

アンプを縦にするとピンが横になるのでまあ、接触部分に盛れる。

パーツを指で押しながら接触を確認。と、いくつか付いてない部品が有ったので修正した。

 

電圧測定。早く音が聴きたい。整流管出口と初段・出力段のカソードだけ測って異常無し。

DAPをパワーに繋いで音出し。スピーカーはNS-10MM。

 

あっけなく音が出た。

至極まっとう。なんだけど、やはりトランスで整理された感じはする。

いいかも?

うつらうつら寝てもうた。

あれ?音が良くなってね?DAPのプロセッサー類をすべてOFF。

ガッカリの音になってしまった。いや、そんなことは無い。良く聴くと良い。

小型スピーカーの限界か?と思ってた感じ:枠の小ささとでも言おうか、が無い。

どうしてもエネルギー、音場に限界を感じてたのだが、こんな小さいスピーカーからこの音場が出るのか?

 

だいぶ前に日立のレコード屋で聴いた、レジ裏の小さいフォステクスのスピーカー。あの時の記憶が蘇る。正直音は覚えてない。でもあの感じはこんなんだったんじゃないか?そう思える。

いやあ、良かった。

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MfD-3.1 組立その3 パーツ取付け

2019-09-20 00:02:59 | MfD‐3 (ラジ技誌PP)

組立を再開する。

プリと並行してやると効率が悪い。プリのパーツが足りなくなった(注文済み)ので、パワーに集中する。

今回はアースの配線から始めてCR類の取り付け。電源周りを実施。

あとは初段ドロップ抵抗とOPT周りだ。

さすがに捗った。

 

っと、電源周りを配線する前に、巻き線の抵抗値を測ってみた。こいつのアンバランスを修正すると音が良くなるらしい。

結果は、二巻き線の差は0.1Ω。うーん、0,1Ωの抵抗を

付けてアンバランスを修正?ちょっと現実的ではないように思うのでこのままとする。

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パワーとプリの修正2

2019-09-19 00:05:16 | アンプ

プリの修正をする。

電源の配線は斜めってたので、少し修正した。

そして、カップリングコンデンサー、これが曲者だ。縦に並べると配線が必要になる。横にすると、抵抗が上手く付けられない。ので、なかなか続かない。

しかも前に作った時はパーツのリードワイヤも「不要」と短く切ってしまったので、付けづらい。

また増幅部をばらしてラグを長いものに替え、やり直す。

コンデンサーのリードが短く、取り回しが上手く行かない。

アクロテックの6N-AWG18をばらし半分にして継ぎ足した。これでやってみる。

他の抵抗も新しくする。本日注文。明後日辺り到着かな?

 

 

今度はパワーだ。

こちらはRchのコピーなので、基本通り配線から始める。

出力管カソード、ヒーターの配線。

両方並行して製作は効率が悪い。

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CfD-7.1 組立その3 電源周り。

2019-09-18 00:01:25 | CfD-4 (オートバランス)

プリが良さそうだ。こいつで行く。

といってもこのやっつけ配線ではいただけない。カップリングコンデンサー回りもどうにかしたい。

少しやり直そう。

 

まずは電源部。電源トランスの配線と電源スイッチ(サーキットブレーカー)の取り付けを行う。

その為にはフロントパネルをどうにかしなければいけない。

前の時はボリュームとセレクターを縦に並べていた。良く考えるとその必要はない。電圧計も真ん中に付けていた。

それらの穴がフロントパネルに明いている。

これを塞ぐために薄い銅板を張り付けたが、指紋の跡が残るので、グレーメタリックで染めた。

電源スイッチの位置が電源トランスの所為でだいぶ右に寄ってしまったが良しとする。

電源トランス周りの配線をやり直し、ヒーター整流の配線もやり直した。

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