analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

とうとうやってしまった。

2021-07-31 00:04:54 | DS‐3000

ミッドハイのユニットを単独で鳴らしてた。

足を引っかけて椅子の高さから落としてしまった。

とうとうやってしまった。

カートリッジのスタイラスを折るのと同じ致命的な破損。

保護ネットが振動板に触ってなかったから大事無いと思ってた。

ネットを外してサイン波を出そうと思った。

ドームの先端がつぶれている。

が~~~~~ん。

とは成らなかった。

意外と取り乱さない。

なんで?

 

 

後で思った。

これを機にちゃんと修理しようと思ったからだ。

いい機会だったんだ。

どうしてもヴォイスコイルを見て見たい。

それをしないとこれからのオーディオ人生、もしかしたら欠陥の状態で続ける事になるかもしれない。

それだけは避けたかった。

 

思い切って振動板の周りの八個のネジを外した。

マグネットに引き込まれると振動板を壊しかねない。

が、思ってたより引きは弱かった。

ネジを四個緩めた状態で残してマグネットを外す。

外す。

外・・・れなかった。

接着剤でくっついてるようだ。

流石にこれは無理。

 

吉田スピーカーリペアサービスに連絡を取った。

修理可能とのこと。

送付の際は充分に養生を・・・

要求が随分と細かくなった。

資料を探したら前回は20120810。

九年も前だ。

きっと嫌なお客が居たんだろうな。

雑誌にも載って有名になったし。

サラダボウルをかぶせて保護ネットを保護。

なんか違うな。箱が無駄に大きくなるし、どうやって固定する?

寸切りボルトを買ってきて、やり直した。

少し大きめの箱に入れ、タオルケットで隙間を埋めた。

 

左右そろえるのに両方やってもらうことにした。

ショップの返事は振動板交換時、ヴォイスコイルも見てくれると。一体幾らかかるやら。

 

20210723

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インターネット関係の不具合

2021-07-30 12:01:41 | その他

パソコン関係の不具合が起きている。

本日、YouTubeのお気に入りのフォルダが無くなった。

中身は米国・中国・韓国のニュース関係。

ブラウザはグ0グルクローム。

 

インターネットが良く切断される。

回線はモバイルWiFiを使って無線で飛ばしている。

近所と干渉してるのか?と思いルーターモードとかやってみたが、外付けのSSDを切断すると安定する。

 

フェイスブックも「トランプ」は出てこない。

検閲だ。

 

ツイッターも同じだ。インストールはしてるが元々あまり使ってないが。

政治に興味ない方には関係無いと思われるが、これからは政治に関係無いことも検閲されないとも限らない。

 

 

テレビを持たなくなって二十年ほどになる。

ネットにハマってから見なくなった。

娯楽は良いのだが、時間を決められるのがめんどくさい。

 

最近はネットニュースを見てるとTVの偏向が酷い。

池上さんなんて凄いなと思ってたのに。

 

っといってネットも最近は試聴を稼ぐのにフェイクが出てきてるようだ。

しかもテレビも進出してきてる。

たくさんのチャンネルを見てると、「これは嘘だな」と疑いながら見るようになった。

 

そしてこれらは検閲をする。

私のYOUTUBEフォルダが無くなったのもそのせいか、もしくは単に手違いか。

 

ネットの業界も大転換が来る気もするが、やんわり戻ってくのかもしれない。

配信する側の不正は 使う側でなんとかしないと。

日本の政府も似たようなことをしようとしているなぁ。

 

20210719

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最適負荷抵抗とはどのくらい?

2021-07-30 00:05:51 | アンプ

最適負荷抵抗ってなんだ?

プリのOPTのインピーダンスをしつこく測定していたのは、実はこれをパソコンで計算できないか?というのが有った。

真空管のrpの2~5倍にする、その根拠はナニ?が気になっていた。

これってアンプ設計で一番大切なところでは無いか?

 

 

私のプリアンプでは、最適負荷とは出力管5687に背負わせるOPTの一次インピーダンス。

自作の醍醐味ってここじゃないの?って思ってた。

もしかしたら私だけかも・・・。

 

「最適負荷抵抗は真空管の内部抵抗rpと同じ値。この時が最も出力が取れる。」

一般にはこういう風に考えられている。

 

 

先日NP‐126単体で測定してみた。

一次側に繋いだ抵抗器は、トランスのインピーダンスと合わせると二次側電圧が大きく取れるが、抵抗値を下げると出力は下がるが低域の減衰が小さい。

多分これに起因するのだと思う。

一般にはrpの2~5倍取る。

これの理由を探していた。

 

本やサイトをいろいろ見てみたが、出てくるのは内部抵抗と同じというものだ。

どうやら経験値でこの辺、となってる模様。

 

パワーアンプの設計と製作という本の表紙の裏を何気に見た。

パワーアンプの設計にあたって、事前に最適負荷抵抗を求めるのはなかなか困難で、熟練した設計者でも新しい出力管を使用するときは当たり外れを生じます。

既往の回路を参考にするのがいい。

なんという・・・。

 

まあ、5687に関していろいろやって、個人的に内部抵抗の3倍が良いところという結論に至った。

これは周波数特性:高温と低音のバランス により決めた。

書籍では出力と歪のバランスより決めてて周波数特性に関しては出てこない。

 

20210716

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ARのスピーカーについて

2021-07-29 00:06:27 | AR‐4X

もう一回DS‐3000のミッドハイをチェックしようと思う。

 

代わりに鳴らすスピーカーはARの4Xというモデルである。

小型にしては低域が充実してて中々面白い。

大分古いスピーカーだが、元設計は更に古い。

ARの発案のアコースティックサスペンションというのは1954頃の発表らしい。

元は歪を取るための技術だったがその副作用?か、低音が小型の割に出るという事だった。

の低いユニットを吸音材のたくさん入った箱に入れる、と。

一気にたくさん売れたというが、そのうち「音が死ぬ」という評判が出た結果・・・。

強靭なユニット、という話もあるが、うちのはふわふわ。

センターキャップはメッシュのようで透けて見える。

分からんでも無いが、小編成の弦なんか聴くと良いと思うんだが。

その代わりどれも同じような音になる。

だからすぐ飽きる。そしてたまに鳴らしたくなる。

 

 

私のは4Xの「X」が付く改良型のようだ。

多分ツイーターを良いものに交換したのではないか?

音量上げるとクリアになるという何ともな?スピーカーだが全体に麻のシートで包んだ?イメージがある。

いやな音は出さない。

随分と練られた機種だと思う。

 

 

うちの個体はもうキャビネットがボロボロ。

裏板も触ると崩れる。

そのうち箱を作るか、とも思うが、ユニットが箱に張り付いてて鬼目ナットがネジに噛んで共回りして外れない。

もう箱を砕かないとならないな。

この時期の突板がなんか珍しいんだよな。

まあ、その時になったら考えよう。

 

二日ほど鳴らしてたら少し変わってきた。

柔らかいのが減ってきた。

例のキツいCDはこのスピーカーの柔らかい音と相殺してるのか、良い感じだ。

キツい一歩手前で響いてる。

 

音が死んでる?

私にはこういう音もアリ、って程度。

 

20210716

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自作アンプ集(リスト)の更新をしてみた

2021-07-28 00:00:59 | アンプ

少し変わったので更新と修正をした。

自作アンプ集 - analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

 

 

 

プリアンプ

1. CfD‐1

1990

故上杉氏’70マツキンC22イミテーション

 

 

2.

1992

上記改

 

 

3.

1993

上記改倉持製作所シャーシー

 

 

4.

2009

上記改銅シャーシー

 

 

5. CfD‐2

2010

上杉氏TAC‐1タイプ

12AX7一段増幅 + 12AU7カソホロ

 

 

6. CfD‐3

2011

征矢進氏12AU7カソホロ + OPT 試作

12AU7カソホロ + OPT

 

 

7. CfD‐4

2012

5687pp+OPT

 

 

8. CfD‐2.2

2014

上杉氏TAC‐1タイプ改

 

 

9. LfD‐3

2014

5687pp+OPT mono ラインアンプ部のみ

 

 

10. CfD‐4.1

2021

5687+OPT stereo (改良版)

 

 

 

 

パワーアンプ

1. MfD‐1

1991

6SL7 + EL34シングルUL

 

 

2. MfD‐2

2003

那須好男氏EL34プッシュプル

12AY7一段増幅 + 12AY7位相反転 + EL34PP三結

 

 

3. MfD‐3

2008

valve’sworld製ダイナコⅢリファイン版

1:1トランス位相反転 + 6SL7 + EL34PP三結

 

 

ラジ技誌EL34プッシュプル

上記入力トランスを5.8:1(反転使用)に交換

 

 

4. MfD‐4

2018 

上杉氏TAP‐2タイプmono

12AX7,12AU7によるミューラード型 + EL34PP三結

 

 

5. MfD‐5

2014

MfD‐2の位相反転部をミューラードに、出力部をULに変更

 

 

6. MfD‐6

2019

6SL7 + 三百Bシングル

 

 

7. MfD‐7

2019

上杉氏TAP‐29タイプ 三結

12AX7,12AU7によるミューラード型 + EL34PP三結

 

 

8. MfD‐8

2019

上杉氏TAP‐29タイプ UL

12AX7,12AU7によるミューラード型 + EL34PPUL

 

 

9. MfD‐3.1

2019

ラジ技誌EL34PPmono

5.8:1トランスを反転使用し位相反転 + 12AX7 + EL34PP三結

 

 

10. MfD‐3.2

2019

ラジ技誌EL34PPmono

5.8:1トランスを反転使用し位相反転 + 12AU7 + EL34PP三結

 

 

 

フォノイコ

1. PhfD‐0

上記プリアンプの1~4のフォノイコ部。マツキンタイプNF型

 

 

2. PhfD‐1

2010

上杉氏CR型 TAE‐4

 

 

3. PhfD‐2

2010

上杉氏NF型 TAE‐3

 

 

4. PhfD‐3

2013

佐藤進氏 LCR試作

 

 

5. PhfD‐3

2014

上記本製作 増幅部mono

 

 

6. PhfD‐3.2

2017

上記改monoブロック

 

20210713

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試聴記について

2021-07-27 00:00:34 | その他

あるブログを見ていた。

自分が絶賛してる音は他人には良くは聴こえない。

その証拠に一回聞けばもういいと再度来る人は居ない・・・。

 

ドキッとした。

まあ、オーディオなんて自己満足。

っと思ったのは5年ほど前で、最近は普遍な音を目指してる。

とは言っても大前提に「好み」があり、製作・選んだ機器などの制約が付くのだが。

 

と言う訳で最近の私の試聴記には比較の機器を挙げている。

イギリス製のデュアルコンセントリックのコーナーホーン署名付き・・・。

※画像はオーディオの足跡様より

高校の先生のはまさにこのモデルだ。

TEACハコのHPD385。

国産の悪名高いダイヤトーンスピーカーの比較基準がこれかよ。

所持者からすればモッテノホカ。

唯一無二のスピーカーで、比較されるなんて失礼な。

というらしい。

 

低域が伸びてない欠陥じゃん!

などと言うから喧嘩になる。

 

畏れ多くもこのスピーカーを比較にしてるのはこの中音が心地良いからである。

これを目指しているから。

ただ、心地よい音は(ホンモノ)では無いんだよな。

 

じゃあジェームスさんのスピーカーを基準にしたら?

アレは基準にしづらい。

音が似ている(?)。

官能的のベクトルが署名スピーカーとは違う。

ダイヤトーンのDS‐5000は4343に対抗したとか聞くし。

 

20210719

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梅雨が明けた

2021-07-26 00:05:09 | AX‐1200

16日関東で梅雨が明けた。

いっ気に暑くなった。っと言ってもここでは最高気温30℃は超えてないようだ。もちろん天気予報での話で、場所によってはもっと暑いところもある。

ただ風がむわっとするほどにはなってない。

真空管アンプ5台も点けると部屋が暑くなる。さすがにもう無理だ。

幸い調整は良いところにある。

余り熱くならないアンプを持って来よう。

TA‐FA7ESは先日鳴らしたのでヤマハを鳴らしたいのだが、なぜか低音が出なくなったんだった。

BTLでもう一回チャレンジ。

まあ、強大な低音は出てないが、先日聴いたほどではない。結構低音は出てる。

前回は接続間違ったかな?

 

さすがにAX‐1200単体では真空管システムとの差が有りすぎる。

 

例の弦楽セレナーデを掛けた。

もう酷いもんだった。ミッドハイの振動板だけ狂わされてる?

ジョンウィリアムズのCDでもキツい音を出すようになってしまった。

このアンプでも出てしまうってことは、スピーカーか?

 

・ ・

・ ・ ・

 

最近の気候は梅雨明け後一気に暑くなる。少し納まってからお盆に掛けて最悪に暑くなる。

梅雨も最近は様変わり、以前は梅雨と言えば6月、五月雨という言葉も有り5月終わりから始まってたような気がするが最近は6月半ばからだ。

気候が変わってる。

雨期というのは中国にも有って、日本の梅雨はその影響下にあるようだ。

今年も暑くなるのか?

 

20210718

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プリプリパワ

2021-07-25 00:03:07 | システム

三栄無線のPR‐300プリと自作三百BシングルでDS‐3000を鳴らしてみた。

薄い音だ。

これだとPPアンプの方が良い。

普通の能率のスピーカーを鳴らすのはPPアンプ、古い高能率スピーカーを鳴らすのはシングルアンプが良い。

 

 

 

ところが、だ。

RR‐300と三百Bシングルのアンプにさらに先日仕上げたプリLfD‐2を繋いでCDを鳴らした。

小改造の後,出力チェック(発振)をするのがめんどくさいので、スピーカー保護の為にプリを噛まして出力が全開でパワーに行かないよう絞って鳴らしたのだった。

この時の音が意外だった。

薄い音に音色が乗った音に変わった。

これはもしかして、と春祭のゴールドディスクを鳴らしたら、超低域の地響きの様な音が出た。

 

 

なんか最近三百Bの事をよく目にする。

 

昔管球王国誌で新という方がパワーとプリの間にもう一台バッファかラインアンプを繫げて喜んでたと思うのだが。

それと同じ事か?

音量上げてみた。

エネルギーが薄い。

 

九一Bのアンプは本来310Aが二段だが、ゲインが大きすぎるので普通は一段。でも本来の音にはならないとか。

 

よく低音のエネルギーが凄いとかいうが、それは古典スピーカーと組合わせた時であって、現代スピーカーでは出ないとか。

ええ~~~。

 

そういえばこの真空管で鳴らすスピーカーって大体決まってるような。

マツキントッシュやマンラツのアンプがPPばかりなのはこの辺に答えがあるのかな。

 

 

IPTとOPTが必要で、同メーカーの物が良い。

 

軽い気持ちで始めたが、簡単では無かった。

色々言われてるようだが、やってみて解かった。

 

20210713

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プリ、小変更

2021-07-24 00:04:27 | CfD-4 (オートバランス)

① プリがほんのり暖かい。

温度計を付けたら32℃ほど。

電源を切ると25℃ほど。

天板を少し浮かした。温度は32℃ほど。変わらんじゃないか。

天板が反っているのが分かってしまう。

やめた。

 

 

② プリをひっくり返したらカタカタ音がした。

サブシャーシーは2mmなのだが、PTとOPTが二個ずつならつらいかな?

真ん中に梁を入れた。

区切ってセパレーターにしようとしたが、H30mmしか無かった。

H100mmの不等辺アングルが出てきたが15mm位長すぎ。

取り敢えず30mmの方を取り付け。こんなの取り付けるだけなのにフロント・リアのパネル外したり丁寧にやった。

結局はサブシャーシーの四隅のネジが緩んでただけだった。

 

 

③ ハムが聞こえるのでグランドを幾つか復活した。前のプリと同じにした。

ヒーターアースは真空管ソケットピンから取ってたが、トランスの端子からに変更。

12AU7下管のグリッド入力(出力段の5687のRgからの戻り)を自作のシールド線にした。

OPTの8番ピンのグランド接続。

 

 

④ プリには関係無いが、スピーカーのグリルを刷毛で掃除した。

画像では解りづらいが綺麗になった。

 

 

⑤ ハムが大きくなってる気がしたので点検したが分からない。

電源周りの配線を縛り直してたら、電源トランスのB電源中点グランド配線が外れた。

ハンダ不良・・・。

コテを暖めるんならヒーター配線を切り詰めよう。切るの勿体無くて遠回りにして誤魔化してた。

合わせて電源トランスがうなってるようだったので、止めネジも増し締めしといた。

そして初段管12AU7のシールド取付け。

 

なんか、ハム減ったかも。

 

20210712

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サンスイSP‐50の音

2021-07-23 00:04:16 | システム

三百Bのシステムを鳴らした時に、サンスイのSP‐50を使った。

過去の薄いパリッとした感じは落ち着いて、少ししっとりしてきた。ってか、フツーの音になった。

ゴールドCDの春の祭典を掛けたが、さすがに超低音は空振った。

DS‐3000の真ん前に置いて鳴らしたが、まあ、こんなもん。内振りにしてもさして感動も無く・・・。

DS‐3000の外側に並べたら、独特な音場が出てきた。

これ、なんか聴いたことあるな?

オーディオ専科でDS‐3000を鳴らして貰った時かな?

確かあの時は三百Bのアンプだったような。PPだったかも?

あの時の見通しの良い音場を思い出させる。

そうか、このアンプの音って、この音場が特徴かも。

なんて思った。

DS‐3000の間隔広げたいな。

 

 

電力伝送のアンプにしてみた。

薄い音色に少し肉が付いたかな。ほんのりだけど。

そしてエネルギー感が出てきた。

部屋中に音が充満する感じ。

少し安心。

低音は量感は無いが、輪郭が有る。地に根を落としてという感じではなく、空中に浮く感じ。

子供のころに聴いた感じかもしれない。

70年代の古いスピーカーを聴くとこんな感じかも。

それを思うと80年代では低音が劇的に変化した。

DIGITAL対応、なんて言葉が有ったっけ。

これの意味がこれなのか?なんて思う。当時は出る音はなんも変わらんだろ、っと思ってた。

ああ、良い音だ、と思える。

 

20210712

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パワーのRg交換

2021-07-22 00:02:12 | MfD‐3 (ラジ技誌PP)

パワーの初段12AU7のグリッド抵抗Rgは現在5,1kΩにしている。

先日のトランスの昇圧比の計算からすると少し低いように思う。念のため少し上げておこうと思う。

計算上は7.7kΩでプリのOPTが6.6kとなり良い感じだと思う。

 

交換して少し鳴らしている。

以前この値に近くしたときのはもうどんな音だったかも忘れたが、少し粒立ちの良い感じになったようにも感じる。

ま、音量を上げてみないと分からない。

 

今はスピーカーをARにしている。

このスピーカーは多分感度が少し低い。

音色は少ししっとり系かな。

いやな音は出さない。低音もブンッとなる。

良い音なんだが、全部同じ音になってしまうんだな。

感度が悪いと反応が悪くなると思う。

その点サンスイのSP‐50はパリッとしてるが色々反応の良さを出してたように感じてしまう

 

20210715

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トランスの電力伝送

2021-07-21 00:00:02 | トランス

先日のパワーアンプの初段12AU7のグリッド抵抗Rgを替えた時、IPTの一次側のインピーダンスを可変抵抗器置換えで測定するまで電圧電流がプリとの辻褄に問題が有った。

巻線は変わらないのに何故電圧が変わるのか?

パワーの場合Rgに流れる電流によってIPT二次側電圧が変わるので、これでは何を測ってるか分からない、何か基準が欲しいと思った。

トランスの電圧比は巻線比。

じゃあ電流は?巻線比の逆数。ってことは電力は変わらないのかな。

理想トランスでは一次側と二次側で電力は変わらない

だったかな。

 

 

そこで電流も考慮に入れ、電力も算出してみることにした。

プリのOPT一次側電力 3.47mW。

同二次側電力(伝送ライン)2.5mW

パワーのIPT二次側電力 3.46mW

伝送ラインの電力は?だが、プリのOPT一次側電力とパワーのIPT二次側電力はほぼ一緒だ。

伝送効率がほぼ100%?というのも信じられないが、面白い一致だった。

試しに過去の記録でも電力を出してみたが、トランスの電圧比が大きかったためか一致は無かった。

 

20210711

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パワーアンプのRgの変更

2021-07-20 00:01:20 | MfD‐3 (ラジ技誌PP)

パワーアンプの初段グリッド抵抗Rgを色々変え、プリのOPT一次側の電流電圧を測定しインピーダンスを算出してきた。

この値を基準として検討してきたが、果たしてこの値が合ってるかという不安が付きまとう。

しかし伝送ラインの電流電圧を測定しインピーダンスを算出してきた数字ともだいぶ寄ってきたので合って来たのでは?と期待してしまう。

プリのアウトとパワーのイン、この伝送ラインは何もなく、このトランスのコイル部分の実体が有るような無いような分からない部分なのだが。

本来抵抗などを繋いで測定するのでは?などとも思う。

 

いずれにしても今はこれを信じていく。不都合が出たら修正しよう。

 

いま一つ問題があると思う。

プリの出力管5687のrpを2.2kΩとして負荷インピーダンスが3,956Ωとすると、負荷は1.8倍にしかならない。(下図左側真ん中より少し上の方)

NP‐126は10k-PPで使うと2.5k+2.5k:600Ωとなるのかな?

今までの計算は、この倍数を見極める為だった。

どこかに最良点があるはず。もしくは好みのバランスところが有ると思われる。ほかの機器、部屋の状態などによると思う。

OPTの10k使用と20k使用での低域の違いが分からず何度もやり直してしまったが、今は何とか見えてきた。(と思う。)

のでこの倍数をもう少し上げたい、というのと過負荷になってしまうのではないかという心配がある。

Rgが5kΩ近辺というのはOPTを20kΩで使ってた場合の事だったはず。

 

 

負荷の倍数1.8を3になるよう計算すると、Rgは7.7kΩとなった。

もしこれで行ったら丁度伝送ラインも600Ω近くになりいいことづくめじゃない?

※赤囲みのインピーダンスは、計算の6,600Ωになるよう電圧電流を操作してます。

 

20210711

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パワーアンプのRg変更~測定 (importance)

2021-07-19 00:04:14 | MfD‐3 (ラジ技誌PP)

パワーアンプの初段12AU7のグリッド抵抗Rgを5.1kΩにしたので再度測定してみた。

 

パワーのIPT二次側電圧は4.2V

プリのOPT一次側電圧5.238V、電流は0.662mA。

伝送ラインの電圧1V、電流2.402mA。

となった。

 

プリのOPT一次側の電流・電圧を測定しているが、それらによるインピーダンス(下図右側の赤い囲み)が、計算によるインピーダンス(赤い囲みの上の値)と合わない。

これらを検証していく。

計算によるインピーダンスとは、

パワーのRgと、IPTの変圧比から出したインピーダンス比より 入力インピーダンスを計算。

その入力インピーダンスと、プリのOPTの変圧比から出したインピーダンス比より計算したOPTの一次インピーダンスの値

{ 578Ω              × 5.238^2 (=27.4)               =7,932オーム }

 

 

 

(1/3)

Rg交換後の結果より、プリのOPT一次側インピーダンス(下図左側赤い囲み)は、実測値5.238V÷2÷0.662mAより3、958Ωとなった。

パワーの一次側は、二次側電圧4.2Vよりインピーダンス比17.6を算出、これを使いRg5,100Ωより578Ωとなった。

プリのOPTのインピーダンス比を電圧5,238Vから27.4を算出、これを使いプリのOPT一次側は7,932Ω(赤い囲みの上)となった。

測定の 3,958Ω と計算の 7,932Ω では倍ほどの違いが出てしまう。

 

 

(2/3)

次に、先日計算したプリの出力管5687のrp2.2kΩとON-OFF法により測定した出力インピーダンスの198Ωより、インピ比を計算すると22.3となる。

これにより計算によるプリのOPT一次側は6,447Ωとなり少し近づいた。

 

 

(3/3)

ならば、とパワーのIPT一次側のインピ(入力インピーダンス)を可変抵抗置き換えにて測定し、IPTのインピ比を算出してみた。

結果は一次側 392.3Ω となりインピ比が26.0となった。

これで計算値のプリOPT一次側は4,374Ωとなりぐっと近づいた。

が、まだ10%程の差がある。試しに各値を少しずつ動かしてみたが、差を縮めることは難しそうだ。

今のところはこの辺が限界。

パワーのIPT一次側の電流2.5mA(計算値)とインピーダンス416Ω が 伝送ラインの電流2.4mA(実測値)とインピーダンス392Ωに近づいたし。

 

 

以上により

  プリのOPT:NP‐126の昇圧比は4.7(公称4.1)、     

パワーのIPT:A‐8713の昇圧比は5.1(公称5.8)となった。

私には今のところはこの辺が限界か。

 

 

 

 

(結果だけ書いてるので簡単そうなのだが、結構やり直しを繰り返した。トランスの電圧は負荷抵抗に電流が流れると下がってしまうので電圧からインピーダンスを出すのは間違っているのかもしれない、もしかしたらここは解放で測定する、とかいう条件が有るのではないか?そんな疑問からパワーの入力インピーダンスを測って見た。

トランスのインピーダンス測定に条件{負荷を幾らにしなければならない、とか}は無いと仮定して一次二次のインピーダンスからインピーダンス比を算出してみたのが今回の結果。トランスの定格が電圧比でなくインピーダンス比なのはこの辺のことが理由なのでは?なんて思う。)

 

20210711

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アンプを換えてみた。

2021-07-18 00:04:45 | キツい音を取りたい

パワーのRgを交換してる間、アンプを替えて鳴らした。

キツい音がするか?

まずは三百Bのシングルアンプを持ってきた。

EL34PP程ではないが、キツい音する。

ならプリもPR‐300に換えてみた。

だいぶ減った。が、良く聴くと チリ チリ と少し聴こえる。

CDプレーヤーを換えてみたが、少し聴こえる。

CDプレーヤーにヘッドホンを繋いで聴いて見たら、聴こえない。

 

PR‐300と三百Bの組み合わせでは、音質的に電力伝送の組み合わせの高域が伸びなかった音にそっくり。確かプリのOPT一次側を10kにしてRgを下げた時の様な気がする。

当のヴァイオリンが遠くに行き像がボヤけ、もやがかかったようになる。

電力伝送では解像度が上がる感じ。

 

 

 

① 電力伝送の組み合わせは、もしかしたら中高音の解像度が上がっている?

 

② いやいや、思い込みで、中高域で発振してる?

 

 

特定のCDのみ音がきつくなる。

ヴァイオリンの帯域より2~3kHzと考えている。

スピーカーの機種により若干違いが出るが、どれでも出るような気がする。

以前オシロで波形を見たが問題無い。

歪も特に問題無い。

F特は高域の減衰開始が他の機器より早い。なので50k~60kHzの辺の異常なら出ないかもしれない。

 

 

以上によりCDソフトの問題かと思う。

試しに電力伝送のアンプで、CDプレーヤーをZAIKAのA‐81を通してみたら、少し落ち着いた。

ハイ落ちになったようで、高域の鳴り方が三百Bに似てきている。

 

なので、今は高域の出方に問題が有るのでは?と思っている。

もう少し測定などして追い込んでみよう。

何となく見えてきた気がする(←これ、前にも何回か言ってたかも)ので気持ちに余裕が出来てきた。

 

20210712

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