ミッドハイのユニットを単独で鳴らしてた。
足を引っかけて椅子の高さから落としてしまった。
とうとうやってしまった。
カートリッジのスタイラスを折るのと同じ致命的な破損。
保護ネットが振動板に触ってなかったから大事無いと思ってた。
ネットを外してサイン波を出そうと思った。
ドームの先端がつぶれている。
が~~~~~ん。
とは成らなかった。
意外と取り乱さない。
なんで?
後で思った。
これを機にちゃんと修理しようと思ったからだ。
いい機会だったんだ。
どうしてもヴォイスコイルを見て見たい。
それをしないとこれからのオーディオ人生、もしかしたら欠陥の状態で続ける事になるかもしれない。
それだけは避けたかった。
思い切って振動板の周りの八個のネジを外した。
マグネットに引き込まれると振動板を壊しかねない。
が、思ってたより引きは弱かった。
ネジを四個緩めた状態で残してマグネットを外す。
外す。
外・・・れなかった。
接着剤でくっついてるようだ。
流石にこれは無理。
吉田スピーカーリペアサービスに連絡を取った。
修理可能とのこと。
送付の際は充分に養生を・・・
要求が随分と細かくなった。
資料を探したら前回は20120810。
九年も前だ。
きっと嫌なお客が居たんだろうな。
雑誌にも載って有名になったし。
サラダボウルをかぶせて保護ネットを保護。
なんか違うな。箱が無駄に大きくなるし、どうやって固定する?
寸切りボルトを買ってきて、やり直した。
少し大きめの箱に入れ、タオルケットで隙間を埋めた。
左右そろえるのに両方やってもらうことにした。
ショップの返事は振動板交換時、ヴォイスコイルも見てくれると。一体幾らかかるやら。
20210723