Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

明日に備えて‥

2017年04月21日 18時45分22秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 午前中は編集作業。午後からは連絡待ちと所用のため外出。携帯電話への着信を気にしながら横浜駅周辺で所用を済ませ、買い物の後は、調べもののために書店で立ち読み。ようやく帰宅。夜からは再び編集作業。

 明日はようやく退職者会の総会である。朝から夕方まで、極めて慌ただしい。参集者の顔ぶれは現役時代につきあいのあったかたや先輩ばかりである。総会などの会合のやりかたなどは、現役時代の延長なので特に難しいことや、新しいことは無い。新しい世界に踏み込んだわけではないし、人のつながりや会議の持ち方なども基本は変わらない。変わったのは、現役ではなく第一線を離れた「退職者」「労働組合員のОB」であること。
 気をつけていることは、現役世代に偉そうに処世訓を垂れないことと、あくまでも現役世代の活動を少しだけ支えることと、「敬老会」であり、互いの生存確認と親睦・交流をはかることに徹すること、これを忘れないことであろう。
 ある意味気楽と言えるかもしれないが、そうはいっても1300人ほどの会員を擁する組織を40人に満たない幹事で運営するエネルギーと人の動きはそんなに楽ではない。何しろ年6回の通信と個人的な連絡網が頼りの、ほとんど無償の善意と信頼で成り立つ組織である。少額とはいえそれでも会費を払ってくれる会員の信頼を裏切るわけにはいかない。幹事と会員との信頼関係を維持するには、厳しい緊張がなければ組織は解体する。
 総会や新年会やメーデーなどは100人規模で人が集まるので、役員は慣れているとはいえ、毎年疲労困憊になる。それでも懐かしい人に会える楽しみは、それをおおきく上回るものがある。

 40年以上引き受けた人間関係、それも厳しい組織再編成を体験した人間関係は、やはり退職したからといって捨てることは出来ない。お互いの生きかたの行末を最後まで確認し合いたいものである。

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