物語の創り方、発想力を上げる！フィンランドメソッドより

　世界で一番読解力のある国は？と聞かれたら「フィンランド」です。この国の強みは、小さい頃から親が子供に物語を読んであげるということなのですが、学校における「強み」は、発想力の鍛え方だと思います。たとえば、桃太郎を皆さん知っていると思います。「ももから生まれた」「瀬戸内海のある島で」「約４００年前」「おじいさんとおばあさんが」「犬・さる・きじ」「きび団子」「悪い鬼が」などのキーワードが出てきます。ここから、発想力で、似たような物語を作ってしまうのです。たとえば、「樫の木から生まれた」「スコットランドのある森で」「約３０００年前」「若い王子と恋人が」「ふくろう・シャム猫・コアラ」「黄金の砂」「魔女が」など、似たキーワードで、物語を作ることができます。これが、「発想力」のスタートです。