データを扱う上で注意しなくてはいけないのが、「平均」という概念です。例えば、東大生の親の平均年収は、1000万円を超えている、というデータ。でも、実際にその辺の東大生をつかまえて、親の年収を聞いてみたら、700万円台になる確率がもっとも高いのです。
どうしてこんなことが起こるのでしょうか?
それは、一部の高所得の人が、平均を上げているからなのです。700万円の人9人と、4000万円の人が一人で、平均は1000万円を超えます。このからくりを知らないと、データにだまされてしまって、1000万円の人ばかりだ・・・と考えることになります。
どうしてこんなことが起こるのでしょうか?
それは、一部の高所得の人が、平均を上げているからなのです。700万円の人9人と、4000万円の人が一人で、平均は1000万円を超えます。このからくりを知らないと、データにだまされてしまって、1000万円の人ばかりだ・・・と考えることになります。