癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

恩師を訪ねる遠野・花巻の旅 by 地理研OBの会(2日目)

2016年06月15日 | 登山・旅行

朝6時から開園しているバラ園と3館接続しているホテル。泊まったのは真ん中のホテル花巻。
この花巻温泉は、一括して以前は国際興業グループの経営だったが、今は花巻温泉株式会社が経営している。


ホテル前で集合写真を撮り、花巻市観光へ。花巻市は宮沢賢治一色の町と言っても過言ではない。


日ハムの大谷翔平投手、西武の菊池雄星投手の出身校・花巻東高校。


まずは、宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」にも登場する北上川の「イギリス海岸」。
白い泥岩と青い水がイギリスのドーバー海峡の崖に似ていることから賢治が命名。


「雨ニモマケズ」の宮沢賢治詩碑。
農民による理想の耕土づくりのために賢治が創設ぢた「羅須地人協会」の跡地に建っている。


「宮沢賢治童話村」
「賢治の学校」は5つの部屋とギャラリーに分かれ、映像と音響により、賢治童話の世界を体感できる。


こんな不思議な空間も


「宮沢賢治イーハトーブ館」
宮沢賢治と作品を愛する方々により発表された賢治に関する様々なジャンルの芸術作品
、研究論文を数多く収集した文学館。
今は、賢治と交流のあった「黄瀛(こうはん)展」が開催されていた。


「宮沢賢治記念館」多彩なジャンルに及ぶ宮沢賢治の世界との出会いの施設。
スクリーン映像や関係資料を5分野に分類し、解説と作品に至る創作過程、最新の研究成果などを展示紹介


昼食会場となった「注文の多い料理店・山猫軒」・・・この売店でみんなお土産を購入。

自分の食べた「イーハトーブ定食」


最後の見学場所「ワインシャトー大迫」。早池峰山の麓のエーデルワイン製造工場。
ワインの製造過程を見学し、試飲の上お土産も購入。


土沢駅で遠野へ帰る先生へKo氏が挨拶し、お別れと見送り。先生からは「50年以上も前に教えたみなさんがわざわさ訪ねて来て下さることは教師冥利に尽きる」との感謝の言葉をいただいた。


一人一人と力強い握手をしてお別れをした。


貸切バスで盛岡駅へ戻り、盛岡三大麺セット(冷麺、わんこそば、ジャージャー麺)を食べる。


盛岡から北海道新幹線にのり、新函館北斗駅で解団式。札幌から参加してくれたNa氏の挨拶。


買ってきたお土産や先生からいただいたお土産

 瀬川先生のもとで学んだ同じ地理研究室を卒業した60代以上の先輩後輩が一堂に介しての楽しい旅行だった。 何と言っても、一番の収穫は93歳とは思えない先生から元気をもらえたことである。