癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

2日目 蕨宿~3,浦和宿~4,大宮宿~5,上尾宿~6,桶川宿~7,鴻巣宿〈計29km〉

2016年05月25日 | 登山・旅行
 今日は、2次の蕨宿から7次の鴻巣宿まで、5つの宿場を通過した。
 ホテルの早い朝食を食べ、6:15にホテルを出る。


昨日の蕨宿本陣跡を6:35にスタート。


宿昔の面影を残すうれしくなるような古民家・鈴木薬局


北海道では見られないビワの木


蕨宿の出口にある一里塚碑。昔湿地が多かったため水難を護る弁財天も再建。
蕨宿を抜けて、中山道の県道164号線をひたすら歩く。


狛犬ならぬ狛兎の調(つき)神社。月に因んで兎像が境内のあちこちに。
この辺りから雨が降ってきて、45分間ぼど傘をさして歩いた。


浦和宿に入って行く。埼玉県庁がすぐそばにあるので、浦和駅からの通勤客が凄かった。
浦和は、今でこそ大都市だが、江戸時代後期には、旅籠15軒の小さな宿場町だった。


浦和宿の、家康から10万石を寄進された、平安時代に弘法大師によって建立されたという古刹・玉蔵院。


最近計画的に整備された、新しい都市機能を持つ地域のさいたま新都心駅。


大宮宿の氷川神社一の鳥居。もともと大宮宿は、平安時代に建立されたといわれるこの神社の門前町として栄えた。武蔵国一宮として、伝統と格式を誇っている。この参道は古い中山道だった。
この近くの、父の病を治そうと塩断ちした2人の娘の伝説がある塩地蔵も見た。


祠に祀られた東大成の庚申塚

11:10におよそ半分を歩いたので、宮原コミュニケーションセンターで、行動食中心の昼食タイム。


宮原市の加茂神社


上尾宿の中心となる氷川鍬神社。この向かいに本陣があった。


上尾宿の外れに建つ、魔除けの鍾馗様が乗る案内板

上尾宿から桶川宿までは、わずか3.7km。桶川宿は、紅花で栄えた宿場で、街道沿いには古民家がたくさん残っている。


桶川宿の店蔵と漆屋造りの矢部家。


その向かいの国登録有形文化財の小林家。


桶川宿の本陣跡


約380年の雛人形制作の歴史と伝統を誇る鴻巣宿。


老舗人形店の建物を活用した鴻巣市産業観光会館「ひなの里」。残念ながら定休日。


鴻巣宿の観光案内板。
15:30、ここを本日のゴールとして、鴻巣駅まで行き、予約していたホテルへ迎えを頼んだ。トータルで30km以上歩き、さすが疲れた。


車で15分も走った先にある温泉ホテルフレンドシップ・ハイツよしみ。
65歳以上割引があり、温泉で2食付きで6750円は本当に安い。唯一難点は、明日の朝の送りが9:30と遅いこと。
さすが、今日はまず温泉に入り、ビールを飲み、夕食を挟んでブログ更新。


十分満足な夕食。

【歩数計】50490歩、数年ぶりの?5万歩超え。
【諸経費】アイスコーヒー・パフェほか750円、缶ビール310円、ホテル代6750円。マッサーシ機能200円、合計8010円。

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