[ツイッター詩62] (6月詩)
時には
ひらがなのように
やわらかな
日差しを浴び
みどりと風に
さそわれ
うとうと眠れ
世界は
せ・か・い・・・
消失していく
ありふれた
この小さな場所
ひらがなの灯りの下
木の葉が風の歌をうたい
みどり匂い流れる
消失した世界の
誰もが持つ
特異点で
ひとり 深く中心に
眠れ
(ああ 今日もいい日だった)
(人と人)
(ある深みで信号する)
[ツイッター詩62] (6月詩)
時には
ひらがなのように
やわらかな
日差しを浴び
みどりと風に
さそわれ
うとうと眠れ
世界は
せ・か・い・・・
消失していく
ありふれた
この小さな場所
ひらがなの灯りの下
木の葉が風の歌をうたい
みどり匂い流れる
消失した世界の
誰もが持つ
特異点で
ひとり 深く中心に
眠れ
(ああ 今日もいい日だった)
(人と人)
(ある深みで信号する)
[短歌味体 Ⅲ] 死シリーズ・続
1768
通じない言葉の沼地
足捕られ
死臭のエロス飛び立つ鳥よ
1769
しなやかな具体のふるえなく
乾いた
言葉の大地病んだ記号の鳥よ
1770
死んだ記号の下に眠れ
わが沈黙は
若葉揺れる初夏を黙々とゆく