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[ツイッター詩62] (6月詩)

2017年06月01日 | ツイッター詩

[ツイッター詩62] (6月詩)
 
 
時には
ひらがなのように
やわらかな
日差しを浴び
みどりと風に
さそわれ
うとうと眠れ

世界は
せ・か・い・・・
消失していく
ありふれた
この小さな場所
ひらがなの灯りの下
木の葉が風の歌をうたい
みどり匂い流れる

消失した世界の
誰もが持つ
特異点で
ひとり 深く中心に
眠れ

(ああ 今日もいい日だった)
(人と人)
(ある深みで信号する)