多病息災発達障害者こよりの日常

両手で数えきれない障害と持病を抱えつつ毎日元気に活動中。発達障害の息子たちの子育ても終え、悠々自適の毎日です。

人生いろいろ

2016-12-25 16:35:38 | 私の日常
私の 子ども時代の ことを 浅見さんが ブログ「治しやすいところから治す」にリンクを貼ってくださった。


Twitterから 飛んできたらしい人もいた。私としては 悲しい子ども時代でした、という意図で


書いたのではなく ただ 思い出話として書いたし 父を偲んで書いたのだが


「こよりさん 苦労したんですねえ」「かわいそう」とかいう メッセージやらが来て びっくりした。


当時は 日本中が 不況で、こういう状況に 陥った家庭は 我が家だけでは


なかったからだ。 


父は その場で 自分がすべきだと 思ったことをしただけだし、


母は 父の 覚悟が 相当なものだと 感じて ついていく決心をしたのだと思う。


それだけ 夫婦の絆が 強かったに 違いない。


後輩の 代わりに 今の安定した地位を 失う、という 夫の決意を


はい、そうですか、と受け入れる 妻は たぶん 多くはないだろうと思う。


今後するであろう苦労がわかっていて、それでも 父に ついていく 決意をした


母も、父の 気持ちを 十分理解できたのだろう。


夫婦揃って 自分たちの生活のために 私たち 子どものために


努力してきたことは、大変だったとは 思うが


「悩むより 先に 今日の 努力だ」ということを 夫婦そろって


やってきたであろうことが 私は 成長につれて理解できたし


人と同じ レベルの生活が できなくても、それを 苦にしている様子は


子どもには 見せなかったし とにかく 必死で 育ててくれたことに 感謝である。


お金がなくても 愛情は 有り余るほど 与えてもらったし、


お金の大切さ、働けることのありがたさなど、両親から 私が得たものは たくさんある。


贅沢をさせてもらったことは 一度もないけれど、


生きる事の大切さ、自分がいる場所で 精一杯努力することの


大切さを 教えてもらったことが、何にも勝る 財産だと思っている。


いろんな人生が それぞれの 人にあり、それを どう解釈し


どう生きていくかで、その人の 幸せというのは 決まるのではないかと思う。


私は 今も人様に比べて 経済的に恵まれた生活をしているとは 言えないが、


夫と 子どもに 囲まれ その中で 自分の楽しみを見つけているし、


沢山の 病気を 抱えつつも、まだ 体が 動ける事に 感謝している。


この先の私の人生が どうなるかは 神のみぞ知ることであるが、


何が 起きても そこで できる事を していくだけだし、


何が あっても 私は 私のままで 生きていくだけの事である。





  





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