多病息災発達障害者こよりの日常

両手で数えきれない障害と持病を抱えつつ毎日元気に活動中。発達障害の息子たちの子育ても終え、悠々自適の毎日です。

自閉っ子、テイクアウトに挑戦

2017-11-12 18:36:46 | 子どものあれこれ
以前 兄ちゃんが 中華料理店で


お土産として あれこれ買ってきたことがあった。


わが家からは 距離があるが、美味しい上に


値段が割と手軽である。


自閉っ子が また 食べたくなったらしく、兄ちゃんにおねだりしていた。


兄ちゃんはスマホを見せて


お店の場所を教え、「食いたけりゃ親父と一緒に行って来い。」と


言った。自閉っ子は スーパーやコンビニでは 一人で買い物できるし、



店の中で メニューを見ながら 注文した事は何度もある。



だが 普通の飲食店で 「持ち帰り」を頼んだことはない。


「えー?」と 戸惑い、私に「ついてきて」という。


欲しいものを聞いて メモに書いてやり、


「お店の人に メモ見ながら 注文するか、


メモ渡して 持ち帰りですって言えばいいんだよ」と


私も 放置した。


しぶしぶ 夫と出かけていったが、


夫も 手伝う気はないらしく、自閉っ子は不安げであったが、


ちゃんと 注文して 自分の好きな物と 家族の食べるものを


買ってきて、得意そうだった。


また一つできる事が増えて、自信がついたようである。
















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秋が怖くなくなったのはいつからか

2017-11-06 21:21:56 | 子どものあれこれ
秋は 台風が 来るし、気圧の変化が起きやすい時期だ。


2人の子どもたちは 気圧の変化を 敏感に感じ取って、


呼吸がしにくくなる。


病院へ行く支度をして、車を走らせるその間にも


ヒューヒュー音がする。


救急外来へ駆け込み、


「喘息の発作です」と 受付に告げる。


気管支が狭まって、息ができなくなったら


窒息死である。


点滴や 吸入、その他の処置。


副作用が 起きやすいと言われている薬も、


「命には 代えられない」と 使った事もある。


「うちでは 手を尽くしたが、発作が治まらない」と


他の 病院へ 搬送されたこともある。


朝 病院へ行き、会計をすませると、


「また 夕方来なさい」と言われ、


何日も通った事が 何度あったか 数えられない。


休診日にも 関わらず、先生が


「人目につかないように、こっちから 裏回って


このドア入ってきて」と 言ってくださり、


個人医院でありながら 休日時間外診療をしてくれたこともあった。


台風も 心配だが、暴風雨の中で どちらか、最悪の場合


両方が 発作を起こしたら どうしようか


いつも心配だった。


喘息と違って アトピーは 命にはかかわらないが、


かゆみも 辛いものだった。


かゆい所をかきむしると 血が滲み、かさぶたになる。


傷の治りかけは なおさら かゆみが増すので、


子ども達は 辛かったと思う。


いつしか 発作が減り、発作の程度も軽くなった。


深夜の 救急外来に 駆け込むことも減っていった。


個人医院の先生の 職員裏口の鍵を開けておいてもらうことも


なくなった。


秋は、怖い季節ではなくなった。子ども達は 山の景色を眺め、


落ち葉を拾い、ドングリを集め、イガをつついて 光る栗の実を集めて


「これ 拾った!」と得意気に 見せにくるようになった。


花火のそばに寄るだけで、煙で 発作を起こしたこともあった。


いつの間にか過去の出来事になり、


庭で 父親にせがんで 花火を楽しむようになっていた。


病院で もらっていた たくさんの飲み薬、吸入薬、


塗り薬。みんな昔の話になった。


平和な秋。明日はもう立冬。最後の秋の夜に、


昔の事を思い出した。








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働いて稼ぐ

2017-10-06 11:53:41 | 子どものあれこれ
現在は 定職に 就かず、依頼がある時に 講演を行って


それが 私個人の 収入になっています。


生活は 夫からの 生活費と、息子達からの


食費&小遣いで 回しています。


先日 急な 出費があり、長男に お金を借りました。


それは 返済したのですが、


長男から 「いざという時の ために 自分でも


金稼ぐ事 考えたほうがいいぞ」という 一言が。


言うとおりだねえ、と 返事をして 自分でも 定収入を得る事を


考えていこうと 思いました。


私の知人は 新聞配達をしている人が 多いです。


朝の数時間で 仕事が 終わるので、朝の家事の忙しさを


クリアできれば うまく 続くそうです。


私は 車にも 自転車にも 乗れないので、その点では 難しいと


思いましたが、何か 他の事でも、見つけていきたいなあと思いました。


「金が 要る時は 働きゃいいんだ」と 長男から 重ねて言われ、


自分が 「この子を 働ける子に」と 思って育ててきたことが


しっかり 息子達に 根付いていることを 実感し、


私も また 自分に できることを 探していきたいなあと


思いました。





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自閉っ子、富士山に登る

2017-08-29 09:41:43 | 子どものあれこれ
先日、自閉っ子が 富士山に登ってきました。


背が低く、体も細いので、


一緒に参加した方たちに


「辛かったらいつでもやめていいよ」と


言葉をかけてもらいつつの 参加でした。


が。特別支援学校で 学校記録を出したこともある


健脚の自閉っ子。しかも 山に住んでますから、



散歩で 坂道を歩くことも しょっちゅうです。



駅から自宅への バスが 少ないので、一本逃すと


「歩いたほうが早いし 退屈しない」と


歩いて帰宅することもあります。


仕事では 一日立ち仕事です。立つ、歩く、走るはお手の物です。


なので 皆さんの心配をよそに


ひょいひょい 登って行き、山頂まで いきました。


帰宅が 夜中でしたが、翌日は 起きて仕事に行きました。


他の方から「ゆっくり休んでくださいね」などのラインやメールが


来、「息子は仕事に行きました」と 返信したら


皆さん びっくりされてました。


スケジュールは 事前にわかっていて、強行軍と 知りつつ


「大丈夫。」と参加した自閉っ子。


自分の体力も ちゃんとわかってました。


ただ 予想外だったのは、日焼け。


日焼け止めクリーム持たせるのを私が 忘れたのと、


多分 持たせても 山登りが面白くて


塗る事は 忘れて しまっていたでしょう。


真っ赤になって帰宅し、


翌日の朝見たら 水ぶくれになってました。


冷やせる部分は冷やしたのですが、


本人が嫌がる所は 私が触るわけにいかないので、そこだけ


治りが遅かったですが、今は ちょっと 色黒になり、いい感じになってます。


その時のお仲間のうち 何人かと またお出かけの機会があり、


二次会では ボーリングをしてきたとかで、


遅くまで 遊んで帰宅しました。


エネルギー一杯の自閉っ子です。










人間脳の根っこを育てる 進化の過程をたどる発達の近道
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少人数教育に思う事

2017-08-18 13:38:09 | 子どものあれこれ
わが家は 山の中である。


山の集落は そんなに 大世帯ではないので、


学校も 山の中に ちんまりとある。


その小さな 学校に、夫も 長男も通った。


年々 児童数が減り、今は 何人だろうか。


長男が 在籍していた時、


運動会も その他の行事も、地域一丸で 行っていた。


多分今もそうだろう。


PTAでは 難しい部分を、地域の人たちが 支えてくれ、


運動会も その他の行事も 行ってくれた。


これは 良い事だし、楽しい事も多かったが、


学校で 何が起きたかが、町中に 広がってしまう、と言う面もあった。


子どもがかくしておきたい、学校での 失敗や、


その子にとっては「恥ずかしい」こと。そうしたことも


全部 町中の人が 知っている。


これが 辛い子も 何人かいた。


子どもの数が少ないので、得意でない事も


「みんなが 助けるから」と 駆り出される。


よその人にとっては 「子どもの ほほえましい事」も


長男にとっては 大ショックだったようで、いろいろ辛かったようだ。


よく言えば、「みんなが 主役」だが、逆に言えば


「その他大勢」には なりたくてもなれない環境である。


隠れ場所も、息つくところもないのは 大変だったようである。


逆に 「いつも 主役」で いられた子どもが、


中学や 高校に進学し、「その他大勢」になってしまった事で


カルチャーショックを 受けたという事もあったようだ。


私自身は こうした 小さな集団で 過ごしたことがないので


実感できないが、どんな環境にも メリット・デメリットがあるなあと思う。





 




山村留学: 生まれ変わる子ども・親・村
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農山漁村文化協会
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