多病息災発達障害者こよりの日常

両手で数えきれない障害と持病を抱えつつ毎日元気に活動中。発達障害の息子たちの子育ても終え、悠々自適の毎日です。

バーゲンセールで。

2018-08-31 12:48:48 | 買い物
先日 名古屋の病院に行ったあと、足を延ばして

バーゲンセールに行った。もう バーゲンも終わりに近く、

さほど 混んでいなかった。


それでも いつもよりはお客が多く、じゃまにならないように


あちこちの棚を見ていた。


私は 持ち物が多いので、バッグにあれこれ詰め込んでしまう。


今年の 初めに買った バッグの裏地が破れてしまい、


中に入れたものが 裏地の穴から 入り込み、


あるはずのものが無い、という状況が 起きている。


やっぱり もっと荷物を減らして、どうしても、というものを


ひとまとめにできたらいいなあ、と思った所で


バッグや ポーチの売り場に着いた。


「お財布ポシェット」というのが あり、いくつか見たが、


明るい色はもう一個しか残っていなかった。黒や紺、こげ茶などは


たくさん ワゴンにあったが、明るいのは一個。


手に取って 確かめたが、お金やカード、スマホも入る。


こういうのも 使ってみようかな、とレジに並んだ。


会計を済ませ、地下で 家族へのお土産を物色し、店員さんに声を掛けた。


贈答用の物が売れているようだったが、我が家は人数分を、箱なしで


袋に入れてもらった。だんだん混んできたので、


空いている方向から 上にあがり、駅の方へ向かった。


電車では 運よく座れたが、バスに乗り換えるため


降りたら丁度バスが 発車した直後。


あと一時間、待たないといけない。


一時間・・・暇を持て余して 駅前のスーパーに入ったが、


荷物を増やしたくないし、今日はお金を使ったので、これ以上の


出費を抑えなければ。


でも ここもセールの最中で、なんとなく雰囲気で買いたくなってしまう。


今 買い物してきたばかりだし、良く考えればどうしても必要なものじゃないしで、


誘惑に負けず ウインドウショッピングして


バス停まで戻りました。


買ったお財布を開けたら、会社名が書いたものが入ってたので、


ネット検索したら、ネットの販売価格と同じでした。


バーゲンだからって 何でも値引きしてあるわけじゃないし、


ネットでも 見切ってその値段になったのかもしれないですが、


何故か損したような気分になりました。


これも 勉強です。


よりどり3個で いくら、とか、


今だけ タイムセール、とか 以前ならのぞきに行ってたであろう場所にも


近づかずに距離を置けました。


安いから、手ごろな値段だからと買いあさりする事が


以前より 減ってきました。


お風呂の工事の支払いもあるし、こつこつ節約していこうと思います。










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胎児期・周産期と発達障害

2018-08-28 08:43:05 | 発達障害の原因・影響その他
発達障害の原因が、どこにあるのか。


知りたい人、知っているけれど言わない人、知りたくない人。


置かれた立場や 環境によって色々だろう。


私は 胎児期・周産期、その後も心身ともにいい環境ではなかったので、


自分に関しては それがかなり影響していると思う。


胎内での状況も、出産時の状況も過酷で、帝王切開のあげく、


酸欠状態でチアノーゼ。栄養不足で発育が悪い上、


むくみがすごかった、と医師の記録にある。


しかし 私が 産んだ子二人も 発達障害なので、


そうなると 息子達は 遺伝も関係してくるのか?とも思う。


夫は 未診断だが、能力の凸凹が激しい人には 違いない。


家族の 胎児期・周産期の状況をあれこれ書いてみる。




  我が家で 経腟分娩だったのは、夫と 自閉っ子、

  帝王切開だったのは 私と 兄ちゃんである。

  この中で 一番障害が重いのは、

  経腟分娩で 何の医療処置も受けずに 生まれた自閉っ子である。

  兄ちゃんは、陣痛開始から三日三晩経っても生まれず、四日目に

  帝王切開して生まれた。それに比べたら自閉っ子は
  
  あまりに楽なお産だった。陣痛開始から何時間だったろうか。

  病院に到着し、入院手続きをしてから 5時間半。

  順調に 心地よくお産は進み、 

  「あ、」と思った時には もう産道に降りていて、

  助産師はいたけれど、 産婦人科医が間に合わず、

  私は分娩室(TVでよくある仰向けに妊婦が寝て、

  ベッドわきの手すりとかつかんで 陣痛に耐えて必死になってる場所)への

  移動が間に合わず、陣痛室(分娩室に行く前の、中待ち合いみたいな場所。

  ここで お産が進み子宮口が開き、分娩の準備ができるまで待ちます)で

  ベッド上に シートを敷かれ、そのまま自閉っ子を出産。
  

  「じゃあ 分娩の状況なんか 障害と関係ないじゃないか」と思う人もいるだろう。


  しかし、現在、一番身体能力が高く、体力もあるのは自閉っ子。


  母体に信号を送って(胎児が出すホルモンか何かで陣痛が始まるそうです)

  産道を自力で出てくる経験というのは、結構大事ではないか、と。


  夫も経腟分娩ですが、生まれた時は仮死状態。夫も私も兄ちゃんも、生まれた時の

  状態が 自閉っ子に比べると 劣るのが歴然。

  
  自閉っ子は 医学上、分類上の障害は重いものの、私や夫、兄ちゃんにない

  決定的な有利な条件がある。それは「精神的な安定」である。

  
  小さな時はパニックに自傷、いろいろあったが、診断が付く頃には


  問題行動はほとんど収まっていた。色んな場所でいじめにもあったが、


  そうした事があっても動じない強さがある。夫は 打たれ弱いタイプで、

  兄ちゃんは 不登校やひきこもりの経験があるが、自閉っ子にはそうしたことが

  全くなかった。私は 発達障害の二次障害かどうか、出生時の状況の影響か

  わからないが、精神疾患が いくつかあり、最悪の状態より良くなったとはいえ、

  まだ治療継続中である。



  様々な経験をしながら、それぞれ発達し 成長し、皆 何かしら

  「自己最高レベル更新!」を続けているけれど、やはり

  この世界に 無事 自分の思うペースで 生まれてくることができた、という

  経験があるのは、自己肯定感を持つには有利な条件だと思う。


  出産の時に 私や夫や兄ちゃんのように、問題を抱えて生まれた事が

  悪い事だとは思わないし、いくらでも取り返しがつく。

  生きて 生まれてくることが最優先だ。

  出産やその前後の状況に 何か欠けがあっても、それだけで

  人生が決まるわけではないのだから。


  ただ、自分の発達のヌケや 問題点を見つけるためにも、

  胎児期や周産期の状況を把握しておくのは、大切なことだと思う。


  


  

  

  



  


支援者なくとも、自閉っ子は育つ 親子でラクになる34のヒント
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自閉っ子に抜かれた日

2018-08-28 07:40:31 | うれしい事
昔の自閉っ子は 私に 甘える事が多かった。


年齢と共に 徐々にそれは 減っていき、


そのうちに 「人目に付く場所では 私から離れる」


「一歩外に出たら 口もきいてくれない」


「下手に しゃべると、怒る」


等々、「自分は 子どもじゃない」アピールをしていた。


先日 自閉っ子を 見送り、久しぶりに「いってらっしゃーい!」と


やってみたら、ドアまでは にこにこしていたが、


私が ドアから 一歩でたとたんに


「来るな!出るな!」と大騒ぎし、怒った。


今朝。同じパターンになり、「あ、怒るかな?」と思ったが、


さっさと バス停まで歩いていく。振り返りもしないし、


何も言わない。背中が 「勝手にしな」と言っている。



「お袋が何しようが 俺の知ったこっちゃねえ」である。


あ、背丈や 体力や 社会スキル、その他私が 自閉っ子に


追い抜かれた、あるいは はなから 自閉っ子の方が


優位な事も多々ありますが、これでもう 全部かなわなくなった、という気がしました。


精神的な へその緒、見えないへその緒を 自閉っ子がスパーン!と


切った感じです。いやー。あの後姿と歩き方。


背中に「大人のオトコ」を感じましたねえ。


わが子ながら カッコよかったです。


うれしいなあ。今日は 赤飯でも蒸しましょうか。


子育て 終わって数年経ちますが、こういう事が味わえるとは


思っていなかったです。羽化の瞬間に立ち会った感じです。










発達障害、治るが勝ち! 自分の生き方を自分で決めたい人たちへ
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花風社

満員の電車やバスで空席ができた話

2018-08-27 10:05:21 | 嘘のようで本当にあった話
先日、整形外科で診察や 処置があった。


お盆明けで、混んでいて時間がかかり、帰宅がラッシュと重なった。


電車もバスも超満員である。が。


何故か 立っている私の 前の方が席を立つ。


お礼を言って座るが、座った 私の隣の席の方もまた


席を立つ。空いた席に座った人も、なぜかしばらくして


席を立つ。降りるわけでも、他の用事があるようでもない。


そうしたことを 何度も繰り返し、帰宅した。


不思議だなあ、と 思っていたが、自閉っ子に言われて謎が解けた。


「あれ?誰かに 首絞められたの?」


「え?なに?」


「首のまわりにさあ、青いあざがあるよ、人の指の形に」


「へ?」


鏡を見たら、なるほど 首に人の指の形のあざが。


整形外科で 頸椎の検査をし、リハビリ室で


低周波治療とマッサージをしたんだった。


多分 先生の指示で、頸椎の何番の所を重点的に、とか指示があったんだろう。


マッサージは別に痛くはなかったが、効果があるようにするからには、


けっこう力がかかっていたんだろう。


私は スカーフが嫌いだし、襟のある服も嫌いなので


首元は 丸出しである。


乗り物の中で ふと目をあげたら、


「首を絞められたようにしか見えないおばさん」が立ってた。


皆さん さぞ 気味がわるかったことでしょう。


知らない事とはいえ、ご迷惑おかけしました。


でも だからって スカーフする気にはならないので、


また 同じ事が 起きると思います。


もし 同じおばさんと 遭遇しても、こういう事ですので


余り 怖がらないでください。うそのようですが、本当の話です。




治療のための精神分析ノート
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働きたい人、働きたくない人、働けない人

2018-08-27 09:11:21 | 労働
夫も、息子達も、「労働者」である。


私は 現在無職である。定収入はなく、夫の扶養家族である。


夫は「働いているが、できれば(働きたくない)人」


長男は「心身共に限界ぎりぎりまで働いている人」で


次男は「働いているが、もっと難しい仕事、高収入の仕事がしたい」人である。


私は フルタイムで働いていた時期もあり、パートでの経験もある。


専業主婦も 兼業主婦も経験し、 働きつつ子育て・介護・家事をこなした時期もある。


今 自宅で過ごす時間が増え、「働きたい」気持ちが出てきたが、


近所には 働ける場所がなく、遠方に通勤する術もない。


私がなぜ 働きたいのか、を考えてみたが、


収入を得たいというのも 理由の一つだが、


自宅で 一人で家事をする、というのが


向いていないというのが大きな理由である。


自分で決めて、自分で何かこなす。成果が出たのかどうかを


自分で判断する。この単調作業が嫌である。もう飽きた。


専業主婦時代でも、家族が自宅に誰かいる、という時は


同じ家事でも「誰かのニーズ」があるので、達成感ややりがいがあった。


介護の度合いが深くなると、24時間体制で、フル回転である。


自分の した事が どういう結果になるか、相手の要求が何で、


自分は今どこまで できそうか、それを瞬時に判断して


動く毎日は、忙しいけれど、面白いし、やりがいがあった。


息子達も 自立し、家事なども 二人で十分、いや十二分にこなせる今、


私は 「主」婦ではなく「従」婦である。


息子達も 仕事が忙しく、帰宅してからの夕食の支度は、


遅くなる。私が 気を利かせたつもりで 昨日ご飯を炊いたら、


長男から 「優しくしかし厳しく」お叱りを頂いた。


季節は 秋である。新米がまだ出回らない。好天が続き、


空気は乾燥している。私は 水加減を 普通にして炊いてしまい、


固めのご飯を好む長男の口にも 「固すぎる」ご飯ができあがってしまった。


昔取った杵柄は、もはや朽ちてしまった私である。


年寄りの冷や水。














発達障害の僕が「食える人」に変わった すごい仕事術
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