私は 物にこだわりがある。ASの特徴か 元々の性格なのかは
わからないが、子供のころから 特定のものしか使えなくて、
それを きょうだいが 「ちょっと借りるね」と
少し使っただけで 烈火のごとく怒った。
ある日母が 鉛筆を買ってくれたが、その鉛筆の色と書き味が
気に入って、「また 買ってきて」と頼んだ。
帰宅した母が 鉛筆の入った小さな紙袋をくれたが、
開けてみたら 全然違うのが 入っていた。
「母は 前のは なかったし、文房具屋さんは 同じ会社のだから 書き味は同じだよと言ってたよ」
という。
母に 怒りをぶつけたら 今度は こっちが どんな目に遭うかわからないから
(幼い時から 母と私の関係は 良くなかったし 怒鳴られることや 時には手を挙げられることも
少なくなかった)
仕方なく それを 受け取るしかなかった。
私は どうしても その鉛筆がほしかった。
最初にもらったものは もう使い始めているから、すぐに 短くなってしまう。
それはいやだ。絶対次もあの鉛筆を使うんだ。と決めた。
我が家はそのころ オイルショックの あおりをうけて 父が失業して就活中で
少ない貯金を 食いつぶしつつ 母がパートに出たり 持ち物を質に入れたりして
暮らしていたから 私も 小遣いなど もってない。
叔父や叔母にもらった お年玉の残りを握りしめて、
バス代など払ったら鉛筆がかえないから
遠くの駅まで 歩いて、商店街の文房具店で探した。
父と出かけたときに、ついて行って文具店を見つけたら
「ちょっと見たいから お願い」と頼んで待っててもらって
探した。
苦心の末 同じものをようやく見つけて
とてもうれしかった。
その性質は 今も同じの上、
小学生のお小遣いレベルではなく 生活費と その上 子どもたちからのお小遣いという
使えるお金があるので 物欲に火が付いた。
日常の 生活費のやりくりは できるし、節約は 得意なので
ちまちま 貯めていくと 私にとっては 結構な額のお小遣いになる。
子どもたちに お小遣いをもらえるようになって
使えるお金が増えたので、気が大きくなっている。
何か欲しくなると 「これが無くなったら困るなあ」と2つ使う。
しかし その二つを 使い切らないうちに 次のほしいものが必ず出てくる。
やっぱり二つ買う。
その繰り返し。
私が 買うのは 雑貨や 文具が 圧倒的に多い。
私は 片付けが苦手である。物が増えるうち
文具棚も いっぱいになってしまったし、
入れるところがなくて 買い物袋に入れたまま
棚の上に、とかいうことまで 起きている。
これは 買い物依存症という規模までいかないまでも
それに 似てないか?と精神科医に相談してみた。
「依存症というか あなた 双極性障害あるから 軽躁になってるかもねえ。
多分 通販もやってない?」というから
「通販でも 買います」と返事した。
「開けてないまま積んだ箱あるでしょ」と 言い当てられた。
「買うときにねえ、脳内快楽物質が出るから それで買い物しちゃうんだよね。
それも 多分いらないもの。本当に欲しかったら すぐ開けて 使うかするし
買ったまま 放置、ってのは いらないもの衝動的に買ってるんだよね。」
そこで 主治医から提案。
「食料品や 日常で使うもの、必需品は買っていいけど、
そうじゃないもの買うときは、家族、たぶんご主人より ご長男がいいなあ、
ご長男の付き添い付きでいって、相談して 許可がでたら買いなさい。
通販は 見ないのが 一番いいけど そこまでいっても できると思えないから
すぐにクリックしないで 一週間放置して、それでも買いたかったら
ご長男に画面見せて 相談しなさい。こんなの見てたっけ?ってなるのが
多分 多いと思うよ。」
というわけで ネット通販も 買い物も 一人では禁止。
夫にも相談したら
「前から思ってたけど 買ってばっかじゃないか。
医者がついてけっていうなら 俺が行ける日に買い物いけ。俺がついてく。
どうしても ほしい、っていうもの一個買って帰る、ってなら まだいいけど
お前際限なく買うだろ。
いるものなら いいけど いらんものばっかり 買ってるじゃないか!」と
お叱り。
長男に 買い物付き添い頼んだら
「おやじが そこで何言ったって おふくろ 多分聞けないだろ。理屈つけて言い負かすだろ。
俺が休みで 暇なときについてくから、一人で買い物絶対するなよ。
俺に隠れて何か買ったの見つけた時点で もう 小遣いやらないからな」と厳しいお達しが。
これからは 買い物許可証作って
これこれを こういう理由で買いたいので お願いします
と 夫と長男のサインもらおう。友人との日帰り 旅行が 近々あるので
監視なしでも買い物してもいいって 特別に許可もらおう。
私は 糖尿病だから 食べ歩きNGだし、それで 買い物もできなかったら
おしゃべりしか 楽しみなくなっちゃう。
買いすぎ、ってわかっているけど 脳内快楽物質を 求めて
体が 動いちゃう。
ここでだけの 話ですが 来年の日記、
これが よさそう、やっぱりこっちがいいよね、というわけで
実は 4冊あります。
私は 予定が多いので、1冊では 書き切れないので
メインに おおまかに予定書いて、
サブに 何時に どこどこ医院、銀行で 振り込み、
夫の靴下買って帰るとか 細かいことちまちま 書いて使っているのですが
「これきれーい」と衝動的に また 2冊。
日記として 使おうか、人に譲ろうか 迷い中です。
ばかな ことばっかりしてるなあ。
節約は 得意なのに 浮いた分で 無駄遣いしてたら 意味ないや。
あああ。ばかが 少しでもましになるように
夫と 長男の協力を得つつがんばります。
わからないが、子供のころから 特定のものしか使えなくて、
それを きょうだいが 「ちょっと借りるね」と
少し使っただけで 烈火のごとく怒った。
ある日母が 鉛筆を買ってくれたが、その鉛筆の色と書き味が
気に入って、「また 買ってきて」と頼んだ。
帰宅した母が 鉛筆の入った小さな紙袋をくれたが、
開けてみたら 全然違うのが 入っていた。
「母は 前のは なかったし、文房具屋さんは 同じ会社のだから 書き味は同じだよと言ってたよ」
という。
母に 怒りをぶつけたら 今度は こっちが どんな目に遭うかわからないから
(幼い時から 母と私の関係は 良くなかったし 怒鳴られることや 時には手を挙げられることも
少なくなかった)
仕方なく それを 受け取るしかなかった。
私は どうしても その鉛筆がほしかった。
最初にもらったものは もう使い始めているから、すぐに 短くなってしまう。
それはいやだ。絶対次もあの鉛筆を使うんだ。と決めた。
我が家はそのころ オイルショックの あおりをうけて 父が失業して就活中で
少ない貯金を 食いつぶしつつ 母がパートに出たり 持ち物を質に入れたりして
暮らしていたから 私も 小遣いなど もってない。
叔父や叔母にもらった お年玉の残りを握りしめて、
バス代など払ったら鉛筆がかえないから
遠くの駅まで 歩いて、商店街の文房具店で探した。
父と出かけたときに、ついて行って文具店を見つけたら
「ちょっと見たいから お願い」と頼んで待っててもらって
探した。
苦心の末 同じものをようやく見つけて
とてもうれしかった。
その性質は 今も同じの上、
小学生のお小遣いレベルではなく 生活費と その上 子どもたちからのお小遣いという
使えるお金があるので 物欲に火が付いた。
日常の 生活費のやりくりは できるし、節約は 得意なので
ちまちま 貯めていくと 私にとっては 結構な額のお小遣いになる。
子どもたちに お小遣いをもらえるようになって
使えるお金が増えたので、気が大きくなっている。
何か欲しくなると 「これが無くなったら困るなあ」と2つ使う。
しかし その二つを 使い切らないうちに 次のほしいものが必ず出てくる。
やっぱり二つ買う。
その繰り返し。
私が 買うのは 雑貨や 文具が 圧倒的に多い。
私は 片付けが苦手である。物が増えるうち
文具棚も いっぱいになってしまったし、
入れるところがなくて 買い物袋に入れたまま
棚の上に、とかいうことまで 起きている。
これは 買い物依存症という規模までいかないまでも
それに 似てないか?と精神科医に相談してみた。
「依存症というか あなた 双極性障害あるから 軽躁になってるかもねえ。
多分 通販もやってない?」というから
「通販でも 買います」と返事した。
「開けてないまま積んだ箱あるでしょ」と 言い当てられた。
「買うときにねえ、脳内快楽物質が出るから それで買い物しちゃうんだよね。
それも 多分いらないもの。本当に欲しかったら すぐ開けて 使うかするし
買ったまま 放置、ってのは いらないもの衝動的に買ってるんだよね。」
そこで 主治医から提案。
「食料品や 日常で使うもの、必需品は買っていいけど、
そうじゃないもの買うときは、家族、たぶんご主人より ご長男がいいなあ、
ご長男の付き添い付きでいって、相談して 許可がでたら買いなさい。
通販は 見ないのが 一番いいけど そこまでいっても できると思えないから
すぐにクリックしないで 一週間放置して、それでも買いたかったら
ご長男に画面見せて 相談しなさい。こんなの見てたっけ?ってなるのが
多分 多いと思うよ。」
というわけで ネット通販も 買い物も 一人では禁止。
夫にも相談したら
「前から思ってたけど 買ってばっかじゃないか。
医者がついてけっていうなら 俺が行ける日に買い物いけ。俺がついてく。
どうしても ほしい、っていうもの一個買って帰る、ってなら まだいいけど
お前際限なく買うだろ。
いるものなら いいけど いらんものばっかり 買ってるじゃないか!」と
お叱り。
長男に 買い物付き添い頼んだら
「おやじが そこで何言ったって おふくろ 多分聞けないだろ。理屈つけて言い負かすだろ。
俺が休みで 暇なときについてくから、一人で買い物絶対するなよ。
俺に隠れて何か買ったの見つけた時点で もう 小遣いやらないからな」と厳しいお達しが。
これからは 買い物許可証作って
これこれを こういう理由で買いたいので お願いします
と 夫と長男のサインもらおう。友人との日帰り 旅行が 近々あるので
監視なしでも買い物してもいいって 特別に許可もらおう。
私は 糖尿病だから 食べ歩きNGだし、それで 買い物もできなかったら
おしゃべりしか 楽しみなくなっちゃう。
買いすぎ、ってわかっているけど 脳内快楽物質を 求めて
体が 動いちゃう。
ここでだけの 話ですが 来年の日記、
これが よさそう、やっぱりこっちがいいよね、というわけで
実は 4冊あります。
私は 予定が多いので、1冊では 書き切れないので
メインに おおまかに予定書いて、
サブに 何時に どこどこ医院、銀行で 振り込み、
夫の靴下買って帰るとか 細かいことちまちま 書いて使っているのですが
「これきれーい」と衝動的に また 2冊。
日記として 使おうか、人に譲ろうか 迷い中です。
ばかな ことばっかりしてるなあ。
節約は 得意なのに 浮いた分で 無駄遣いしてたら 意味ないや。
あああ。ばかが 少しでもましになるように
夫と 長男の協力を得つつがんばります。
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