多病息災発達障害者こよりの日常

両手で数えきれない障害と持病を抱えつつ毎日元気に活動中。発達障害の息子たちの子育ても終え、悠々自適の毎日です。

予想外の出来事に、業者さんあたふた。

2021-10-29 13:45:00 | 発達のヌケ
築ウン十年の我が家。夫が子どもの頃に、夫の父が建てた昭和の家です。あちこち傷み、その都度修理をしています。

平成の終わりに、水まわりの大修理をしましたが、今回はトイレのトラブルです。見積もりを取り、修理の依頼をしたのはかなり前ですが、職人さんのスケジュールが合わないと言われ、来月初めから修理に掛かります。台所やお風呂が使えないなら、外で何とかなりますが、トイレは日中はいざ知らず、夜中や早朝は外でという訳にはいかず、今回仮設トイレを設置することになりました。

業者さんが伺いますので、よろしくお願いします。と修理をお願いした担当さんから連絡があり、待っていたら業者さんがやってきました。

◯◯工務店さんからの依頼で、仮設トイレ設置に来ました。と若いお兄さん。はい、お願いしますと答えたら、

水道と電気、排水の位置はどこですか?と聞かれてびっくり仰天。

えーと、水道はこっちですけど、電気は屋内にしかありません。延長コードとかあった方がいいですか?

今度はお兄さんがびっくり仰天。

電気、ないんですか?ホントに?

ええ。無いんです。

家の周りをあちこち見て回るお兄さん。無いですね、とガックリした様子です。気を取り直し、所で排水はどうなってますか?とキリッとした顔を私に向けます。

この辺は、下水道来て無いんです。浄化槽なら、家の裏ですけど。

家の周りをチェックしたお兄さん。

仮設トイレ設置には、近くに水道と電気と排水溝がないとできません、と説明してくれて、うちから工務店さんに連絡して、また来ます。と帰って行きました。最初は電気や排水設備がないという事が信じられないという顔でした。

工務店の担当さんも若いお兄さんだし、昭和の古い家の作りがよくわかってなかったのかも知れません。仮設トイレは違うタイプを再手配となりました。

仮設トイレの業者さんも、工務店の担当さんも、お疲れ様です。

名古屋がコワイ。

2021-10-29 09:38:00 | 
多病息災がモットーの私。元気に楽しく暮らしていますが、たくさんの持病の中には、現代医学では治らないとされているものもいくつかあります。数ヶ月、あるいは数年に一度検査があり、今回はかかりつけ医では無理と言われ、大きな病院で検査を受けてきました。

数年前にも大きな検査があり、一人で出かけて行きましたが、検査前の待合室の患者さんは、私以外は皆さん付き添いありでした。私は担当医に、なぜ付き添いOKと私にだけ言ってくれなかったのか、と文句を言いました。担当医はあなたは一人でも大丈夫そうだから、と言い、私は夫を連れて来ていたら、一緒にごはん食べたり買い物できたりしたのにいい!と検査結果や今後の治療方針よりもその事の方が印象に残ったのでした。

あれから数年。あの時の検査結果は、患部の状態は悪いけれども日常生活は何とか送れているので、この状態を保ちたいが治療法も治療薬も何もないので、何かあったら(もっと状態がひどくなったら)また来てね。という感じでした。

そして迎えた今回の検査。私は病院の検査日と夫のスケジュールをうまくすり合わせ、事前診察と検査当日、検査結果の説明日全てを、夫に付き添ってもらう事に成功しました。やったー!

夫は病院の付き添いなんて大嫌いですし、医師の説明なんてちんぷんかんぷんです。中には入らなくていいからと安心してもらい、病院の駐車場で待っててもらいました。病院近くにあるコンビニやガソリンスタンドを教えて、飽きたらその辺で時間つぶしててね、携帯だけは通じるようにしてねとお願いしました。

事前診察日と検査当日は無事終わり、夫と買い物したりごはん食べたりしながら自宅への道のりを楽しんだのですが、検査結果を聞く日は病院も急患があったり、予約時間に遅れる患者さんがいたりで、私の診察の順番がどんどん遅れていきました。携帯には夫からの着信履歴があるものの、待合室で会話は出来ないのでロビーの通話可能エリアから「まだ時間かかるから、待ってて。終わったら電話します。」というしかできません。

予約はしてありますが、急患優先ですし、私は検査結果を聞くだけの、緊急性は全くない患者です。他の患者さん優先なのは当たり前ですが、夫も長い時間待てないし、ああ困ったなあ、と思った時に順番が来ました。良かった。

検査結果は、症状の原因は検査ではわかりませんでした、というもの。ここは私のかかりつけ医ではなく、大きな検査の時に来るだけですし、紹介状の情報だけでは、医師も判断に困るでしょう。私の症状は事故とか発作とかわかりやすい原因がないし、複数の病気があるとそれぞれの病気の影響がないとは言えないがあるとも言えず、検査結果を報告しておきます、今後は◯◯先生とご相談くださいね。という結果になりました。

窓口で精算済ませて、主治医への報告書受け取って、駐車場に行きましたが、夫は待ちくたびれてムーっとしています。お腹空いたよね、ごはん食べようか、と行き先の相談をしますが、夫の希望は、移動時間が少なくて済む所。そしてご飯が食べられる所。うーん。カフェとかパスタハウスとか、マックならそばにあるけど、ご飯(米飯)がいいんだよね。じゃあこういう所は?といくつか候補を出すと、ここがいい、という夫。

少し移動して、コインパーキングに停めて、ご飯食べに行こう、と言ったらパーキングは嫌だと言う。えー、ここは名古屋の真ん中だよ、車停めるのにお金要るのは当たり前だよ、お金は私が払うから、と言ってもどうしても嫌だと言う。

ご飯ものが食べられて、駐車場が無料の所・・・夫は名古屋でご飯なんて食べないし、私は名古屋に来る時は電車やバスです。ぱっと思いつかないので、「じゃあ、ショッピングモールにする?あそこなら駐車場無料だよ」と言うと、そこに行くという返事。

夫のカーナビを操作して、イオンと入力して、現在地に近い順、と設定しましたが、画面に出てきたのは、何と関東地区のイオンばかり。え?カーナビは今私たちが関東にいると認識しているのかしら?

お腹が空いてイライラしている夫、爆発寸前です。多分こっちだから、と夫に指示しつつスマホいじって地図表示、近くのイオンモールまできましたが、夫は焦って業者搬入口に進入しようとし、そこはダメ、とハンドル切って今度は出口専用、進入不可の所に行こうとするしでヒヤヒヤでした。

我が家の行きつけの田舎のスーパーはどこからでも出入り自由です。業者搬入口だろうが従業員駐車場だろうが、空いてれば自由に停めていいし。夫には訳がわからないでしょうねえ。

ようやく駐車でき、ほっとした私たち。イオンモールのグルメ街で、おすすめランチを二つ頼んで堪能しました。夫のご機嫌も良くなりました。さて、帰りますか。となったところで、夫から爆弾発言が。

「車、どこに停めたっけ?」

は?覚えてないの?

「お前が覚えていると思った」

え?私も確かな記憶ないんですが。

2人して無い知恵を絞り、思い出したのは

夫 3階か4階に停めた

私 最後に降りたのが、専門店街側のエレベーターだった

この二つ。とりあえずこのエレベーターじゃなかったかな、という方に移動して、そこから駐車場の3階を隈なく探し、車が見当たらないので4階に移動して探すこと十数分、車が見つかりました。あー、良かった。

田舎にはコインパーキングなんてありませんから、駐車するのに分単位でお金が要ることに抵抗があるのもわかりますが、近場で駐車して、すぐに用が済めばメリットもあるので、コインパーキングにも慣れようね、と帰りながら話していたら、夫曰く、

「名古屋はコワイところだなあ、車停めるだけで金かかるし、スーパーの駐車場なのにここから入るなだの、向こう回れだの。飯食う店に駐車場がないなんて、変だ。」

コワイ場所にお付き合いくださいまして、ありがとうございました。旦那様。またお願いすることがあるかと存じますが、よろしくお願い申し上げます。

夫とのデートは、いろいろトラブルがありますが、楽しいです。