多病息災発達障害者こよりの日常

両手で数えきれない障害と持病を抱えつつ毎日元気に活動中。発達障害の息子たちの子育ても終え、悠々自適の毎日です。

久々に入院した話 番外編

2023-10-07 21:12:00 | 忘れ物
退院してしばらく経ったが、なかなか支払いが終わらずにいた。やっと届いた請求書を持ち、支払いを済ませてホッとした。

たくさんの主治医に入退院の報告をして、入院していた日々も過去となったある日、とある保険会社から郵便が届いた。

私は持病がたくさんあり、入院経験もある。若い時に加入していた生命保険は、更新の時に見直した。結果これだけの持病と手術や入院の経験がある方は、別の保険に加入し直しですねと言われ、保険料の高さで加入を諦めた。

お手軽な保険ですよと知り合いにお願いされて加入していた保険があったが、経済事情が悪化した時に解約した。解約しても払い戻しはありませんよ、保障を低くして、引き続き加入した方が良いですよと何度か言われたが、毎月の出費を抑えるのが優先で、それ以外の選択肢は無かった。

もう一つ入っていた保険があったが、引き落としが少額だったのと、やはり誰かに勧められて入ったらしく、誰に連絡したらよいのか記憶がない。手元に保険証券もない。解約せずにずるずる時間が経っていた。

今回郵便が届き、契約内容がはっきりした。契約を勧めてくれた人が誰かも判明した。手続きをすれば入院日数に応じていくらかの金額が下りるとあった。

記載された電話番号に連絡してみたが、私が加入した当時の担当者はすでに退職しており、新しい担当者は私の事を何も知らない。私も加入当時の記憶があやふやである。

とりあえず手続きに必要な書類を送ってもらう。これは電話した翌々日に届いた。公立と違って民間は早いなあと驚いた。

「ご記入後、同封の封筒に入れて返送ください。」
申告書、保険金請求書、何枚かの書類と記入例が添えられている。それは良いが、添付書類を見て血の気が引いた。

病院の領収書と入院中の診療明細書のコピー。

あああ。

支払いした後、領収書どこに入れたっけ?診療明細書、退院する時に受け取ったけど、他の書類や紙類が膨大で、こちらも行方不明。

以前も違う保険の手続きをした経験があるが、その時は領収書や診療明細書なんて要らなかった記憶が。

よくよく書類を読んだら、「診断書は有料でしょ、発行に時間かかるし、何度も病院行くのも面倒でしょ。病院の領収書と診療明細書のコピーでいいよ(大意)」

あー。がっくり。診断書もらってくればいいと思って、他の書類が必要になるとは予想してなかった。

保険も進歩してて、良い時代ですが、私はしなくていい苦労を何日かして、書類見つけてコピーして、先日保険会社に送りました。

あー疲れた。要らないと思った物が、いつ必要になるかわからないので困ったものです。書類の整理と保管方法を、これから考えないといけません。

無くしたら再発行というやり方で何度も乗り切ってきましたが、今回それが通じない事態に慌てふためきました。今後の人生の課題です。

振り返れば忘れ物と失くし物ばかりの人生、多分食事に費やした時間よりも、探し物に費やした時間の方が長いはず。

とっくに人生の後半戦に入ってますが、少しでも失くし物が減らせますように。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿