多病息災発達障害者こよりの日常

両手で数えきれない障害と持病を抱えつつ毎日元気に活動中。発達障害の息子たちの子育ても終え、悠々自適の毎日です。

入院中の構ってちゃん

2023-10-18 16:42:00 | その他
入院するといろいろ制限がある。持ち物の数にも制限がある。多額の現金の持ち込みも禁止である。医療費の支払いは退院時だから、入院中は自販機や売店での買い物くらい。病状によっては病棟から出ることも許可か付き添い付きである。

女性はメイク禁止、着る物は病院の指定病衣、自分のパジャマを着る人もいるが、どの人も見た感じ大差ない。こうなるとあとは持って生まれたものが大きい。

すっぴんにパジャマでも、上品な女性は雰囲気が違う。もろに性格と育ちが出るのが面白かった。逆にニコニコして明るい感じの人がスタッフには横柄だったりもした。

男性でやたらスタッフを呼びつけては、何か言いつける人がいた。声が大きいので、別の部屋の私にも丸聞こえである。

スマホの充電をしろ、喉が渇いた、お茶買ってこい、家族に電話しろ、などなど。おうちでは何か言えばご家族がなんとかしてくれてたんだろう。お仕事場でも部下にあれこれさせてたんだろうな。

ここは病院。患者は平等でも、スタッフが優先するのは病状が重い人。この男性、外では何か肩書きがありそうだが、それが通じないのでイライラしてて、みんなにあしらわれてちょっと気の毒になった。

ご家族が面会に来るのは週一回、自分の言うことを聞いてくれる人がいないので、それが大きなストレスなんだろう。

「俺は誰々だぞ!」でなんでも思い通りになった世界から真逆の世界に来て、大変だったろうなあ。

スタッフにお茶買ってこいと言っても、今は無理ですが後からならとスルーされて、「買ってこないと水道の水飲むぞ!」と叫んでいたのが聞こえて、思わず吹き出しました。「どうぞ〜」と言われて無言になったあの人、今頃おうちや職場でわがまましているのでしょうか。


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