多病息災発達障害者こよりの日常

両手で数えきれない障害と持病を抱えつつ毎日元気に活動中。発達障害の息子たちの子育ても終え、悠々自適の毎日です。

いつまでもお客さんでいたい人

2022-03-02 09:39:00 | 人とのあれこれ
私の知人に、恋多き女性がいる。結婚も何度かしているが、ご本人曰く「結婚した途端、皆豹変する」そうだ。どんなに素敵な男性でも、結婚するとつまらない男に成り下がるか、DVもどきの行動をするのだそう。

今は結婚は懲り懲りで、恋愛だけを続けているのだそう。人の生き方はそれぞれ、口を出すつもりは無く、たまに会ってはランチや買い物に行く。

彼女が長続きしないのは、人間関係すべてで、今は定職についていない。「最初は親切にしてくれても、すぐにみんなからいじめにあう」そうだ。

話を聞く限り、相手の人が彼女にしてくるのは、いじめではなくて、コミュニティに入った仲間に対する当たり前の態度だと私は思うけれど、彼女にはいじめにしか感じられないらしい。

採用試験の為に、面接に行く。面接会場ではあくまでお客さん的立場だから、控え室に通され、応対も丁寧だ。しかし採用されて研修も終わり、配属され、仕事をするうちにお客さんではなくなる。お茶菓子を出されてもてなされた立場から、お茶菓子を買いに行き、お茶を出す立場になったりもする。

彼女には、それがいじめに感じられるそうだ。結婚前には優しかった彼が、結婚したとたん、自分を軽く見てくる、あれこれ要求してくるとも言っていたが、恋人同士のデートと、結婚生活は違って当たり前と思うが、彼女はとにかくいつでもどこでも誰でも自分の機嫌を取って欲しいようだ。

いつもいつまでもお客さんでいたい彼女。今更変われないだろうし、彼女は自分だけが大事なままだろう。次にいつ会えるかわからないが、元気でいて欲しいと祈るしかできない。