強風、雨の中、茨城県からニセコ町に住む、若者夫婦がアパートの鍵を受け取るためにやってきた。小樽経由のフェリーで早朝到着したようだ。この強風と雨、後々の思い出になるだろう。
彼はニセコ町が募集した地域応援隊で2年間働く。それなりの会社に勤めていて、おそらく月給半分以下になるこの応援隊に応募し選ばれたようだ。ナンで来たのと聞いたら、定年後に来る予定だったが早めたとのこと。彼らも俺同様冬のニセコしか知らずに来た。これからのニセコの魅力に驚くだろう。
話しをしていたら奥さんが俺の高校の後輩だった。こんなところで後輩に会うとは、一瞬涙が出そうになった。今はどうか知らないが、40数年前はクラスに女性は1,2名だった。貴重な存在だった。奥さんは美人で聡明、流石俺の後輩だ。
でも、それなりの企業を辞めてニセコに来る。ニセコの魅力だろうが、冒険でもある。せっかくのチャンス、冒険しなさい、トライしなさいと神がチャンスを与えたのだろう。俺も他人に良く聞かれる。ナンでニセコに来たの、と。その時は「北海道が俺を呼んでいたのだよ」と応えている。ニセコが彼を呼んだのだろう。冒険して、そして来て良かったと思うしかないし、彼らの人生のいい流れなんだろう。
商工会の総会があり、出席する。開始5分前に到着したら座るところがないほどだった。特に問題もなく議事はスムーズに進み終了。総会後の懇親会があるのを忘れてしまった。せっかくのチャンスだったので懇親を深めれば良かったかな。まあ、いいか。
それにしても今年の5月はスッキリしない。俺の心のようだな。そうでも、ないか。
5月14日朝。そろそろ走り出さないと。腹が出るばかりだ。
3キロばかり太りました、対策を練らねば・・