新庁舎

　松山君の強さは圧倒的だった。まるで全盛期のタイガー･ウッズを見ているようで世界のトッププロを勝利から遠ざけ、諦めさせる力があった。日本のゴルフ界に凄いのが出てきた、と言っていいだろう。世界のトップに立つ逸材、既に世界のトップかも知れない。

　今回チップインイーグルを取るなどラッキーな出来事もあったが、ラッキーな出来事を呼び起こす力があったと言うこと､彼のポテンシャルに驚く。一つというか二つ感じたことを書くとすると、もうちょっとプレイが早くてもいいのかということと若いのだからいつまでも通訳を使わずに英語を覚えろよ、と。それにしても大したものだ。

 

　平成32年までにニセコ町役場を建て替え､新庁舎になる。そのプロポーザル方式での新庁舎建設の提案説明が6社よりあり、検討委員の一人として参加した。各社2名から数名の関係者が自社案を20分間説明し､10分の質疑、そして10分間で点数をつける。40分の6社、1時10分から初めて5時過ぎまでかかったのか。

 

　各社それぞれ特徴あるプランを説明したが結果的には選んだ業者は検討委員8名中、6名が同じ業者､別会社を選んだ残り2名も2位に推した。

　この選考委員になって思ったが､逆の立場､説明する方だったらどうするだろうか、俺が説明したら先ずは選ばれないだろう、と。原稿を持ち、それを読みながら説明する方が多かったが理路整然とペーパー無しに説明する力が必要だなと思った。説明する方によってその会社の内情とか､雰囲気が分かる､そんな感じを受けた。

　とりあえず6名中の一人になったが､ニセコ町の新しい庁舎が32年末までに､東京オリンピックのすぐ後に出来上がることになる。それは見られそうだな。

 

8月8日朝。