ニセコ生活

2000年4月にニセコに移住、その生活を紹介します。

競争率

2015-02-15 05:13:36 | Weblog

公立や私立高校の出願状況が何日か前の新聞に掲載されていた。私立で6倍を超える競争率の高校もあったが公立の場合は最大で2倍以下とかだ。定員に達していない学校が多いように見受けられた。少子化の時代、生徒集めも大変だなと思う。反面、受験生は競争率が下がって物足りないような、ラッキーなような心境だろう。

 

ニセコ高校も定員40名に対し、25名の応募があったようだ。ちょっと寂しい数字ではないのか。ニセコ高校は定時制だ。我々の頃には定時制と言えば夜間学校に通ったイメージがあるが夜間コースはなく、昼間の授業だ。3年で卒業するケースがほとんどで研修のため4年になる時もあるようだ。全日制と定時制の区別がよく分からないが昼間の授業で定時制なのだ。

 

定員に満たない15名を今後どう集めるのか、余計なことだが心配になる。4年ほど前に一度発表会を見学させて貰ったが『あらぁ、よく活動しているな。発表も上手いな』と驚いたことがある。海外見学旅行も毎年行っていてマレーシアに行っている。高校生で海外を経験できるなんて羨ましい、恵まれている。

 

でも、人が集まらないことにはどうしようもない。学校そのものに魅力がないのか、学校の魅力を受験生が知らないのか、どっちかだろう。この時代、普通科の学校以外、授業内容、中味を替える必要があるのか。俺がニセコに来て15年だ。10年一昔と言うが15年も経てば周りが大きく変わる。小学一年生が大学を卒業する。地域全体の職業として農業者が多かったが15年も経てば農業者は少なくなっている。

 

ホテルマン育成をメイン(?)にしているニセコ高校をスポーツ中心の学校にしたらどうだろうか。1,2年で英語を勉強し、3年生では英語で授業を行うなどしたらだいぶ変わるだろう。あのクロカンで有名な音威子府高校は人口1000人にも満たない町にありながらクロカンでは全国高校大会で優勝するほどだ。夏はアウトドアを中心に、冬は勿論雪を利用したスポーツだ。講師はニセコに住む外国人にお願いする。英語力と身体を鍛えることをメインにした高校ってのどうだろう。いい加減すぎる意見かな。今はこっちの方が就職先はあるだろう。ホテルの従業員育成よりはこっちの方が起業し易いだろう。

 

2月15日。

コメント
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