ニセコ生活

2000年4月にニセコに移住、その生活を紹介します。

二日目

2005-01-01 11:42:16 | Weblog
 大晦日、二日連続でペンションに泊まった。大晦日なので蕎麦でも打って食べて貰おうと蕎麦道具一式を持ってペンションに行った。滑り終わった仏人3人をニセコグランドホテルのお風呂へ連れて行き、その間、蕎麦を打った。10割蕎麦では無く、1割弱小麦粉を入れて打ったので簡単に打てた。10人ほど泊まっていたが5人は家族連れでナイターに行ったので5人に『年越し蕎麦』をごちそうした。二人は中年のアベック。その旦那が最初に食べた。うなった後『美味しい、久しぶりに食べた』と言った後、仏人3人に出した。最初に奥さん。次に娘さん。その時点で早く食べろと言ったが奥さんは食べようとしない。結局、箸をつけたかつけなかったか分からなかったが全然食べなかった。娘さんは食後の後『タ・イ・ヘ・ン・オ・イ・シ・カ・ッタ
』と言ってきれいに食べてくれた。旦那も奥さんの分まで食べたが美味しいとも何とも言わなかったので、あまりたいしたことはなかったのだろう。
 途中、テレビをかけたら格闘技をやっていた。パレードかkー1か、判断できないが、柔道の金メダリスト滝本が元関取と戦っていた。おお、結構やるなと思って、次の同じ柔道の金メダリスト吉田の試合を見たが、全然成長していない。何か格闘家か、逃げてばかり、防御ばっかりで全然面白くない。
 仏人は10時頃には寝てしまうし、5人家族はナイターから帰ったのは10時過ぎ。そこから風呂に入り、テレビを見て、だから騒音はする。が、この家族、上は21歳の息子、19歳の娘、14歳の息子5名で来ていたが、非常に羨ましいほどの仲がよい。子供の教育もいい。テレビも静かに見てくれていたが、隣は10時に寝ているし、格闘技も紅白も見たいだろうが11時で寝て貰うよう合図したところ快く寝てくれた。
 朝はお雑煮を出した。出汁と具は妻に用意して貰い、作った。鈴木夫人が朝早く、助っ人に来てくれ助かる。味見をして貰い、ちょっとした正月用食べものの盛りつけをして貰い、締まった元旦料理になった。しかし、仏人の旦那と娘さんはきれいに片づけてくれたが奥さんはお雑煮の汁を少し飲んだだけ。旦那は『美味しい』とも決して言わないが食べてくれる。日本の珍しい食べ物に挑戦している、楽しみだと。
 昨夜、この旦那と二人で軽く飲んだ。娘さんは9月に来たばかりでグルノーブル大学と名古屋大学の交換留学で日本語を習いに来ている、仕事が忙しく世界を飛び回っている、等。
 5人家族の奥さんはこの雑煮を見て、『ワー雑煮だ』とのことだったので喜んでくれたのだろう。子供はお代わりをしてくれた。
 仏人婦人は食べなかったが大晦日に年越し蕎麦を食べ、元旦に雑煮を食べる、良き日本の伝統を仏人に体験させたのは良いことだと。良いと思ってやったことなので食べる、食べないは問題はないだろう。

 鈴木さんに引きついて、9時半頃ペンションを出たが、あまりにも良い天気なのでカメラを取りにペンションに戻るほど。久しぶりの快晴で正に『良い正月』。帰って、風呂を入り、新品のパンツとシャツに着替え、一杯飲む。その後、この日記をかいている。ソファーに横になり、サッカーでも見ればウトウトして気持ちよくなるだろう。はやり、マイホームはいい。 2005年1月1日、11時36分。 皆さんおめでとうございます。今年もよろしく。
コメント (1)
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