ケン太とのprecious days

3度の不登校を経て、なんとか高校を卒業し、社会人になったケン太。社会での成長&安定を見守る母のブログです。

自分が真ん中の人

2017-10-17 23:42:03 | 思うこと
仁さんの「言霊おみくじ」の中に

「自分のまわりの人をぜんぶ足して人数で割ったら自分になった」
「私のまわりの人はわたしにお似合い」

というのがありました。

以前、自分の友達10人いたとしたら、その真ん中が自分・・・という言葉を聞いたことがあったのですが、
同じことだと思います。


自然と自分に合った人を回りに集めているということでもありますよね。

友達と遊ぶにしても、趣味、思考が一緒の人の方が楽しい。

ランチするにしても、味重視なのか、場所や雰囲気を求めるのか、

一緒に買い物に行くにしても、ブランドが好きな人もいれば、
リーズナブルなお店がいい人もいる。

人それぞれです。

相手の価値観を楽しむことができればいいけれど、

価値観が似通った者同士が引き合うのが自然だと思います。



不登校も・・・

自分の子が学校に行かなくなると、ママ友とは話が合わなくなってくるし、
他の元気な子の話を聞くのは辛いもの。

ママ友と距離を置くことで、母は孤独になりがち。

不登校経験者との繋がりを求め、
そこで気持ちを共有したいというのも自然の流れです。


不登校っていろんな考えがあります。

不登校の学校なんて行かなくていい。
行けるのなら行ったほうがいい。

子どもが自ら動き出すまで待つ。
ただ待つのではなくなんらかのアプローチをかける。

ブログも不登校を乗り越えてきた方、今、渦中の方・・・
いろんな方が書いています。

いろんな不登校関係のコミュニティもあります。

これだと思うところに情報を求めていけばいいと思います。



ただ、私が気になったのは・・・

起立性調節障害(OD)を病気として捉えるかどうか・・です。

不登校の子は、朝起きれない。体調不良を訴える子が多い。
何か病気ではないかと心配して病院に連れていくと、たいがいはODと診断が出ます。

ケン太も当時、病院に連れて行ったらそういう診断がでたと思います。

病人宣告されると
(ODは病名ではなく、症状の名前なんですけどね。つまりは病気ではないです)

ODが治らなければ学校に行けない。
そう思い込んで、ODを治すことに専念する方がいます。

症状が改善されないと、病院をはしごしたり、もっといい薬がないかと情報を求めたり、
(そういうコミュニティもありますから)そこから抜け出せなくなってしまう。

ケン太は頭痛、腹痛を訴えるようになり、それを理由に学校を休み、
そこから完全不登校に突入したのですが、

学校に戻ることができたら、体調不調を訴えることが少なくなりました。
私の周りにもそういう子がたくさんいます。

その情報を得ていたらどうだったでしょうか・・・

薬が有効な場合があるので、否定はしないですが、
病気だと決めつけてしまうのは怖いことだと思います。


ODと言われたら、ODの仲間と情報交換したいと思うかもしれません。

同じように・・・

学校に行ってなければ、行っていない仲間の中で気持ちを共有したいかもしれません。

でも、これだと決めてそこだけになると、
その中だけでしか動けなくなります。

最初に間口を狭めてしまうのではなく、
ここだけは自分と同じ価値観だけを求めることなく

なるべく多くの経験談を聞いて、
自分の子に合った解決方法を模索するべきだなと思います。


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