撮れたて箕面ブログ

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本番さながら!!箕面市立第二中学校で、生徒会役員選挙が行われました!

2016年03月18日 | こんなことがありました!

箕面市選挙管理委員会では、選挙権年齢が18歳以上へ引き下げられたことから、将来の有権者である子どもたちにも、将来、1票を大切にできる大人になってほしい、との思いで、学校で行われる生徒会選挙や模擬選挙の取り組みの支援を行っています。

*箕面市ホームページへのリンク/小学校(児童会)、中学校・高校(生徒会)役員選挙への支援

2月22日の撮れたて箕面ブログでもご紹介しましたが、今年度は市内の2つの中学校の生徒たちが、本物の投票箱や記載台を使用して本番さながらに選挙を体験しようと、模擬選挙(私立関西学院千里国際中等部)や生徒会役員選挙(箕面市立第二中学校)を行いました。今回は、前回の千里国際中等部に引き続き、第2弾として箕面市立第二中学校の取り組みをご紹介します。

箕面市立第二中学校(若狭周二校長、全校生徒284人(卒業した3年生を除く、1、2年生の人数です))では、各クラスの代表で構成される選挙管理委員会の運営により、平成28年4月1日から9月30日までの生徒会役員を選出する選挙が行われました。

この選挙では、1月15日の告示以降、立候補者が作成した選挙ポスターや、選挙管理委員会が作成した選挙公報などを使って投票の呼びかけを行うなど、実際の選挙に近い形で選挙が運営されてきました。

 

 

3月15日には立会演説会が行われ、立候補した生徒は「これまで多くの先輩が築きあげてきたもののうち、残すべきものは残し、小さなことでも改善できるところがあれば積極的に変えていきたいです。」と演説しました。また、「学校をよりよくするためには生徒会役員の力だけでは難しく、多くの生徒の協力が必要です。そのため、みなさんが生徒会に興味をもち、よりよい学校をつくりたいと思えるような、意識付けの機会を増やしていきたいです。」など、有権者である全校生徒に向けて、生徒会活動への思いを訴えました。生徒たちは、配布された生徒会選挙公報も確認しながら、各候補者の演説を熱心に聞いていました。

 また、立会演説会では、箕面市選挙管理委員会の西川委員長が挨拶されたほか、箕面市の選挙啓発マスコットキャラクターであるゆめちゃんも登場しました。

 西川選挙管理委員会委員長は、「みなさんの素晴らしい演説をお聞きし、大変感動しました。昨年の大阪府知事選挙では、20歳から24歳の人の投票率は23%と大変低く、若い人の声や意見が政治に反映されにくくなることが心配されています。みなさんもあと数年で18歳を迎えられ、選挙権をもつことになりますので、ぜひ投票に行っていただくよう、心からお願いいたします。」と話されました。

 

投票は3月15日の放課後から17日の昼休みにかけて行われました。校内に設置された投票所では、本物の記載台で投票用紙に記載し、同じく本物の投票箱で投票を行いました。

 

その後、3月17日の放課後に箕面市選挙管理委員(4名)と、第二中学校生徒会選挙管理委員や生徒会役員選挙立候補者(8名)でフリートークを行い、今回の生徒会役員選挙の感想や、18歳選挙権などについて、活発な意見交換が行われました。

フリートークでは、生徒たちから「今回の経験が、18歳になり選挙権を持った時に役立つ」、「自分で真剣に考えて投票した」といった声がありました。また、立候補した生徒は、「演説するときに、今まで感じたことがなかったようなワクワクした気持ちがして、政治へも興味がわいた」と語っていました。そして、高齢者の投票率は高い一方、20歳代の投票率が低い現状について、「高齢者と若者の投票率の差は問題だと思う。これから日本で生活し、活躍していく若い人が政治家を選ばないといけない」という意見がありました。

 

この日のフリートークの模様は、ラジオ(みのおエフエム FM81.6MHz)で、以下の日時で4回にわたって放送される予定です。

◆放送日時  3月21日(月曜日) 午前10時45分から55分「ラジオ・まちの情報箱」
  *再放送 3月21日(月曜日) 午後4時30分から、午後7時25分から
           3月22日(火曜日) 午前7時25分から

  *インターネット・スマートフォンでもお聴きいただけます。

   ・インターネット http://fm.minoh.net/  

   ・スマートフォン http://fm.minoh.net/sp.html

 

また、フリートークの後、生徒会選挙管理委員会により開票作業が行われ、その結果、立候補した会長1名、副会長1名、運営委員3名の生徒さんが信任を得られ、見事当選されました。

なお、今回の生徒会役員選挙での投票率は、75.27%だったそうです。公職の選挙の投票率がこの数字に近づくよう、箕面市選挙管理委員会としても啓発活動に力をいれていきたいと思います。

 【 ↑ 開票の様子】

生徒会役員選挙を担当された浅田先生は、
「これまでの生徒会役員選挙ではホームルームの際などに教室で投票していましたが、今回の選挙は実際に一人一人投票所に足を運び、本物の投票用紙記載台や投票箱を使って投票する形だったので、実際の選挙や、「投票する権利」を意識した生徒も多かったと思います。今回の取組みが選挙や政治に興味を持つきっかけとなり、また、今回感じたことを、兄弟や家族などの身近な人に積極的に伝え、より多くの人に選挙に関心をもってもらえたらうれしいです。」
と話されました。

 

 

また、この間、私立関西学院千里国際中等部(眞砂和典校長、全校生徒238人)では、先日ご紹介した模擬選挙に関して、2月29日から3月3日にかけて期日前投票が、3月4日に投票が行われ、ここでも実際の選挙で使用する記載台と投票箱を使っての投票が行われました。

なお、千里国際中等部では実際の政党名を記載しての模擬投票であったため、公職選挙法の規定に配慮し、開票は平成28年7月実施予定の参議院議員選挙後に行われる予定です。

 

箕面市選挙管理委員会は市内小中学校、高校での児童会、生徒会役員選挙への支援をはじめ、引き続き選挙啓発に努めていきますので、来年度以降も各学校でこのような取組みをご検討される際には、ぜひお気軽に箕面市選挙管理委員会事務局へご相談ください!


***箕面市選挙管理委員会事務局からのお知らせ***


◎箕面市長及び箕面市議会議員選挙について
箕面市長選挙及び箕面市議会議員選挙の日程が、平成28年8月21日に決定いたしました。
みなさまの一票を無駄にしないよう、必ず投票にご参加いただくようお願いいたします。
*箕面市ホームページ/平成28年8月21日執行予定の箕面市長・市議会議員選挙について

◎選挙権年齢の18歳への引き下げについて
公職選挙法が改正され、平成28年7月に実施される予定の参議院議員選挙から、選挙権年齢が18歳に引き下げられることになります。

この制度改正を担当する総務省が、人気タレントの広瀬すずさんを起用し、特設サイト「私たちの声を 私たちの将来に」を作成しています。
新有権者はもちろん、多くの方が選挙について楽しく学ぶことができるサイトとなっていますのでぜひご覧ください。
広瀬すずさんからの動画メッセージも視聴できます!

 モミジーヌ  <模擬選挙や生徒会役員選挙、おつかれさまでした。実際の選挙に参加できる18歳になるのがまちどおしいね!

 

 

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