狸喰うモノ牛愛でるモノ

虐待放置、インチキ優先のやり方を信用出来るわけねーだろ

中東和平について

2008-05-10 07:35:07 | Weblog
新緑に
日の出早まり
暑くなり
貪る惰眠
日々に乏しく

イスラエルのオルメルト首相になにやら政治資金疑惑が浮上。
起訴された場合辞任するとのこと。
大国でも天険の地でもないイスラエルの、国家の宰相という仕事が
法廷闘争と両立しないであろう事はなんとなく想像がつくのですが、
中東和平交渉が後退してしまうのではないかと不安です。

なんかこう、ユダヤ人は民族として、自分たちに向けられる悪意には敏感ですが、
善意には鈍感なのではないかと時々思います。
最近感じるのですが、「善意のうねり」のようなものが世界を廻っていると。
例えば災害に対する支援とかですね。 なにやってんだミャンマー政府は。
前からあって感じていなかっただけなのかも知れませんが。
私の知る範囲では日本や韓国が、変わりだしてきている。
南・西アジア、アフリカ、東欧など、以前は話題に挙がることが
ほとんど無かった地域のニュースが増えだしてきた気がする。
中国人も変わる。 多分。
欧米も変わってきている。 以前なら欧米以外の地域、アジアなどに対しては
持論に都合の良い人名を一人二人挙げ、一方的に善悪を語る傾向がほとんどでしたが、
最近では政治傾向や国民の志向がどうなっているかを論じだしてきている。

以前なら紛争にはほぼ確実に、大国の利害や思想が被せられていたはずですが
今は一歩引いた立ち位置が見られる。
善意の循環が、世界規模になってきている。
その内の大きな流れが、中東和平に向いている。
私はそんのように感じているのですが、当事者の一方であるイスラエルのユダヤ人は
どうもそれを感じている様には見えない。
悪意の流れだけを感じている様に見える。
まあ善意の流れが私の妄想に過ぎないのかもしれないのですが。

ついでに言いますと中東和平が成った暁には、エルサレムが「善意のポンプ」
のような機能を持つのではないかと期待しています。
良い意味での他者への関心が、血液の様に世界を廻る。
まあ、妄想ですが。
コメント
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