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そのまま運転席に車いすを移動させて運転できるように改造もし、車検も通った。

2019-01-13 | 米朝対話

車いす利用者、楽に乗車 電動スロープ開発 

タイヤランド沖縄

2019年1月13日 05:30  

 

 自動車整備業のタイヤランド沖縄(宜野湾市、高里健作代表)は、スロープ付きの福祉車両を利用する車いす利用者の乗降を容易にし、介助者の負担を減らす「介助支援型スローパー」を開発した。


     介助支援型スローパーを開発したタイヤランド沖縄の高里健作代      表=11日、宜野湾市大山のタイヤランド沖縄

 
   車いすのまま運転できるように改良された車(タイヤランド沖縄提供)

 車外で車いすをスローパーに固定し、電動でスローパーを動かして乗車できる。そのまま運転席に車いすを移動させて運転できるように改造もし、車検も通った。

 これにより乗降時の介助者の負担が少なくなるほか、狭い車内で腰をかがめて行っていた車いすの固定作業も車外で楽にできるようになる。これまでリフト式では車外で固定できる製品はあるが、スロープ式ではなかったという。

 介助支援型スローパーは県工業技術センターと共同開発し、装置の構造に関して特許を取得した。車いすを車内に運ぶためのモーターは3年間試行錯誤を重ねた。モーターの強度などをさらに強化し、販売につなげる。

 同社は、08年に福祉事業部を立ち上げ、障がい者一人一人に合った車の改造を手掛けている。車の改造に役立つ、運転に必要な力を測定するドライバー・テストステーション(DTS)を沖縄で唯一所有している。

 高里代表は「障がいのある人でも自分に合った車に改造することで、どんどん出掛けてほしい」と語った。

 運転免許教習を行うDライセンス沖縄と協力し、障がい者の免許取得も支援している。問い合わせはタイヤランド沖縄(電話)098(898)5732。

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厚生労働省、追加給付の問い合わせに応じる通話料無料の電話相談窓口を設置し、ホームページでも詳細を掲載しました。

2019-01-13 | 市民のくらしのなかで

勤労統計不正 不足分支払いへ

追加給付の窓口設置

 厚生労働省は11日、毎月勤労統計調査の不正により過少給付となっていた雇用保険や労災保険などの不足分の支払いに向けた対応を始めました。

 厚労省によると、追加給付の対象となる可能性があるのは、(1)雇用保険の「基本手当」「再就職手当」「高年齢雇用継続給付」「育児休業給付」などの保険給付を2004年8月以降に受給した人(2)労災保険の「傷病(補償)年金」「障害(補償)年金」「遺族(補償)年金」「休業(補償)給付」などの保険給付や特別支給金などを04年7月以降に受給した人(3)船員保険の「障害年金」「遺族年金」などの保険給付を04年8月以降に受給した人(4)事業主向け助成金の「雇用調整助成金」の支給決定の対象となった休業等期間の初日が04年8月から11年7月の間であったか、14年8月以降であった事業主―などです。

 追加給付の1人当たりの平均額と対象人数の見通しは、▽雇用保険で一つの受給期間を通じて1人当たり平均約1400円、のべ約1900万人▽労災保険の年金給付(特別支給金を含む)で1人当たり平均約9万円、のべ約27万人▽船員保険で1人当たり平均約15万円、約1万人などとなっています。

 厚労省は、システム改修などの準備が整い次第、住所が判明している人には文書を送付するとしていますが、現時点でのべ1000万人以上の住所データがないほか、転居などで住所がわからなくなった対象者も多いとみています。こうした人々には記者発表やホームページを通じて周知をはかり、申し出を呼びかけるとしています。不足分の支払時期は未定です。


■問い合わせダイヤル

 厚生労働省が設けた「追加給付問い合わせ専用ダイヤル」は以下の通りです。

 雇用保険 0120(952)807(※事業主向け助成金の問い合わせも含む)

 労災保険 0120(952)824

 船員保険 0120(843)547または0120(830)008

 受付時間 平日午前8時半~午後8時

 ※1月12日(土)~14日(月)の間も問い合わせを受け付けます(午前8時半~午後5時15分)

 ※通話料は無料です。

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労働者の雇用承継と団体協約の履行などを求め、426日/ファインテックの労使交渉が劇的に妥結した

2019-01-13 | 市民のくらしのなかで

 

ファインテック426日間の闘争終え…「天空の監獄」から地上へ

登録:2019-01-12 07:39 修正:2019-01-13 02:54

 
ファインテックの労使交渉が劇的に妥結した今月11日、金属労組ファインテック支会のホン・ギタク前支会長(右)とパク・ジュンホ事務長がソウル陽川区ソウルエネルギー公社の75メートル高さの煙突から426日間の座り込みを終え、感想を述べている=パク・ジョンシク記者//ハンギョレ新聞社

「民主労組なのに…それを守るのがなんでこんなに辛いのか…本当に汚れた世の中です」(ホン・ギタク前支会長)

 「泣かないつもりだったのに…とても感謝しています、 ありがとうございましたと申し上げたいです」(パク・ジュンホ事務長)

  「合意書」という3文字から始まり、「最善を尽くす」で終わる2枚の紙を手に入れるため、二人は地上75メートルの煙突の上で、425夜を過ごさなければならなかった。鳥も住み着かない「天空の監獄」と呼ばれるところで。

2017年11月12日、金属労組ファインテック支会のホン・ギタク前支会長とパク・ジュンホ事務長は、彼らが働いていた韓国合繊を2010年に買収したスターフレックスのキム・セグォン代表に、労働者の雇用承継と団体協約の履行などを求め、ソウル陽川区木洞(モクドン)のソウルエネルギー公社(熱併合発電所)の煙突によじ登った。そして、426日後の11日午後4時15分になってやっと地上に降り立った。二人の“帰還”は同日午前7時20分ごろ、チャ・グァンホ金属労組ファインテック支会長とキム・セグォン代表ら労使代表者が「子会社での雇用」を保障する合意案を発表したことで、決定した。

 
  ファインテック労使が劇的に合意した今月11日午後、金属労組ファインテック支会のホン・ギタク前支会長(左の写真)とパク・ジュンホ事務長(右の写真)が426日間の高空座り込みを終え、119救助隊員に支えられながら、階段を下りている=パク・ジョンシク記者//ハンギョレ新聞社

しかし、パク事務長とホン前支会長が地上に降りることは簡単ではなかった。消防隊員らが万が一の状況に備えてエアマットを敷き、煙突に安全ロープを設置する作業を行った。1時間ほどの安全措置が終わった同日午後3時30分から、2人は体にロープを結び付けて、20分以上かけて垂直の梯子を下りてきた。その後、煙突に巻き付けるように設置されたらせん階段に到着した2人は、消防隊員に支えられながら、さらに30分間にわたり階段を下り続けた。力の抜けた二人の足取りは重かった。らせん階段の手すりをしっかりとつかんだ手と震える脚から、2人の健康状態が窺えた。二人は今月6日から6日間ハンストを行ってきた。

 約300人の市民らが煙突から下りてくる2人を遠くから見守りながら、「ホン・ギタク、パク・ジュンホ、頑張ろう」、「私たちが共にいるよ」と叫んだ。2人が完全に「天空の監獄」を抜け出すまでは50分がかかった。地面に踏み込んだ2人は移動式ベッドに移された。彼らがベッドに横たわったまま、ソウルエネルギー公社の正門を出てくると、同僚らは罷業歌を歌った。歌が流れる間、二人はチャ支会長ら同僚の手を握ったまま、一言も発しなかった。ホン前支会長はこみ上げる感情をこらえきれず、両目をぎゅっと閉じてまた開けることを繰り返した。パク事務長は、地上に降り立ったという実感がわかないかのように、自分たちを見つめる市民たちと取材陣を無表情で見つめていた。歌が終わる頃、彼は結局堪えていた涙を流した。その様子を見守っていたホン前支会長は、ベッドに座ったまま、力を振り絞って右腕を持ち上げながら叫んだ。「青春を捧げた。民主労組死守しよう」

 2人が階段を下りてくる姿を見守った市民のムン・ヨンミンさん(49)は「無事に下りてきてうれしく思っている。だけど、しかし、地上に降り立った過程を考えると、本当に悲しい」と話した。同日まで25日間、同調ハンストに参加したパク・スンニョル韓国キリスト教教会協議会(NCCK)人権センター所長は「二人の労働者が今日無事に帰ってきたことを契機に、韓国社会が『人間が生きる世の中』に進む第一歩を踏み出すことを望む」と述べた。パク・レグン人権財団「人」所長も「憲法が保障する小さな権利一つを確保するために、こんなに多くの人が努力しなければならない状況が悲しい」と述べた。

ソン・ダムウン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
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