36時間未満の海外旅行（ソウル編ー2006年）２

朝起きると、仮眠室は満杯でした。昨日は遅く寝たのに早く起きてしまったのは、やはり緊張していたせいでしょうか。もっとも私は旅行の最中は時計をしない（日常生活でもしませんが）ので、時間は近くにある時計で確認しました。

トレーニング室で韓国のファッション雑誌を読んだりして時間をつぶしました。サウナですので、一度外に出てしまうとその瞬間にチェックアウトになってしまい、中にいる権利がなくなってしまいます。12月のソウルで、当てもないのに朝外に出るのはご遠慮したいというものです。

7時過ぎになったので、ようやく外に出てみました。韓国は、日本と時差がないので、朝は遅く夜はなかなか日が暮れません。

ソウル駅まで歩いて、鐘路まで地下鉄に乗りました。ここで朝食を食べることにします。

私が食べたのは、牛の血をかたまらせた雑炊です。これがなかなかおいしい。



スープの色も濃く、少しグロテスクに思う方もいるかもしれませんが、食べれば満足できると思います。ソウルに行ったら、私はこれを食べないではいられません。

ついでながら、この店の近くに、ソルロンタンの名店もあります。



里門ソルロンタンという店で、いかにも韓国風の内装がいいと思います。



この店のソルロンタンは、この白濁したスープの中に、キムチを入れてたべます。いい味です。

ただ、この種の店も、中高年が好きな店という傾向はあるようです。私はこれらのレストランは朝しか行ったことがありませんが、若い女性がいると、たいてい日本人の観光客です。

食事が終わると、早朝のソウルを散歩します。冬ですし、しかも日曜ですからさすがに空気が澄んでいます。高層ビルも、きれいにそびえ立っています。



さらに明洞へ歩くと、段ボール回収の人とすれ違いました。日曜の早朝からご苦労なことです。