ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)

映画、旅、その他について語らせていただきます。
タイトルの由来は、ライプツィヒが私の1番好きな街だからです。

高級車「センチュリー」も、安く購入することが可能である(私も買おうか)

2024-04-18 00:00:00 | Weblog

(私にとっては)ちょっと面白い記事がありました。昨年9月~10月の過去記事であることは乞うご容赦。


議長車のセンチュリー買い手募る 五所川原市が一般競争入札
杉田基2023年9月22日 10時45分

 青森県五所川原市は、市議会議長が使う公用車として使用していた「センチュリー」(トヨタ、2000年式)を公募型一般競争入札で売却すると決め、買い手を募集している。市は今後、議長車をリースに切り替える予定という。

 入札される車は、オートマチック車で、総排気量4990cc。走行距離は約17万7888キロメートル(7月24日時点)に達し、車検は切れている。入札は10月17日に実施し、49万5千円以上の最高額を提示した人に売却する。

 入札希望者は10月6日までに申込書の提出が必要で、希望者は同日まで実車を見ることもできる。問い合わせは市管財課管財係(0173・35・2111、内線2172)。(杉田基)

で、その結果がどうなったかというと・・・。

「宝くじが当たった感じ」 市議会議長の公用車「センチュリー」を一般競争入札で購入した男性は・・・ /青森・五所川原市


購入価格約1000万円の最高級セダン約50万円で落札 青森県・五所川原市の議長車センチュリー入札参加はただ1人

青森テレビ
2023年10月17日(火) 16:11

青森県五所川原市が市議会議長の公用車として使用してきた最高級セダン「センチュリー」の一般競争入札が17日行われました。購入価格約1000万円の高級車の落札価格は?

五所川原市が全国から買い手を募っていたのは23年前に五所川原市と合併前の旧市浦村が村長の公用車として購入した「センチュリー」です。市によりますと入札は17日10時半に始まり、事前に申し込んでいた人は複数にいましたが実際に参加したのはたった1人だけ。

「センチュリー」は市が示していた最低価格の49万5000円で落札されたということです。個人情報保護のため落札者は明らかにしていません。

市は管理・維持費のやり繰りが厳しいことから車検が切れたタイミングで買い手を募集していました。市の担当者は「落札された方に大切に乗っていただければと思います」と話しています。

上の記事では、落札者名が伏せられていますが、こちらによると、


五所川原市議会議長の公用車「センチュリー」 一般競争入札で売却
2023.10.17(火) 18:45

青森県五所川原市の市議会議長の公用車として使われていた、トヨタのセンチュリーです。市は、この車を一般競争入札で売却することを決め、17日に入札が行われました。センチュリーの行方はいかに…。

センチュリーの印象を街で聞いてみると…。

【女性】
「総理大臣が乗っていて、周りは護衛がいてという、そういうイメージです」

【男性】
「高級車じゃないでしょうか」
「選ばれた人しか買えない車っていう感じですね」

センチュリーは、1967年に初代がデビュー。現在のモデルは、およそ2000万円する高級車で、天皇陛下の御料車や、自治体の公用車としても使われています。

【大熊ちひろ記者】
「シートはとてもフカフカしていて、乗り心地は良いですし、足も十分に伸ばせるほどの広さがあります」

このセンチュリーは2000年式で、走行距離はおよそ17万8千キロ。テレビや座席のヒーターも付いています。

五所川原市は、市議会議長の公用車として使ってきましたが、ここ3年、毎年平均でおよそ20万円の維持費がかかっていました。

そこで、一般競争入札、最低価格はおよそ50万円で買い手を募集したのです。

そして17日、入札にやって来たのは…。

青森県六ケ所村在住の木村良雄さん、75歳。自動車整備士として15歳から東京で働き、今は不動産の賃貸経営などをしています。センチュリーに乗るのが昔からの憧れで、すでに1台所有しています。

最低価格の50万円について、青森市の中古車販売会社に話を伺うと…。

【MYカーセレクト 宮本和人店長】
「車屋(中古車販売店)で購入となると、100万円以上は間違いなくする車ですし、市の公用車っていうことで、メンテナンスとかもちゃんとしていると思うので、乗る方からすれば、良好な状態で安く手に入る良い車だと思いますよ」

競争相手がいなかったため、木村さんが最低価格でセンチュリーを手にしました。

【木村良雄さん】
(Q.どうですか、センチュリー入札終えて)「良いね。良いね」「良いでしょ。見るからに良いでしょ」

エンジン音を確かめたり、ボンネットを開けたりするなどして、愛らしく隅々まで確認していました。

【木村良雄さん】
(Q.今どう映っていますか)「私から見たら3000万円ぐらいの宝くじが当たったという感じ。宝物ですね」

やや長い記事で申し訳ないですが、センチュリーについての基本的なことなども書かれていますので、全文引用しました。木村さん、落札おめでとうございます。

まずは、Wikipedia「トヨタ・センチュリー」をご参照ください。

それで五所川原市のHPにこの件の公売のサイトが残っていましたので、乞うご確認。表 はスクリーンショットとします。


不用品売却のお知らせ(車両)
売却済み ※今年度の申込は終了しました。


売却方法
一般競争入札により売却します。

※予定価格以上の最高額で入札した方に、その金額で売却することを決定します。

物件の公開
期間 令和5年9月4日(月)から令和5年10月6日(金)まで (閉庁日を除く)

時間 午前9時から午後4時まで

場所 五所川原市役所 公用車駐車場

写真を。

上の写真の出典はこちら

上の写真の出典はこちら。五所川原市の公売のページにあるPDFです。

出典はこちら。2枚目の写真の、左上のものと同じ写真ですね。こちらの方がアップですね。

センチュリーに関しては、拙ブログでも数回記事にしています。

ついに私もゴールド免許を持てる

私がかつて乗った車も、ものすごい走行距離だったはず

上の記事で私は、


でもどっかからトヨタの「センチュリー」でもゆずってもらってのってみるのもいいかも。周辺から特異な目で見られそうです。


私は車を持っていませんが(免許は持っています)、たとえばセンチュリーのような車に乗ってもいいかなと考えています。もちろん中古車です。

と書いていますが、今日にいたるまで私は、「センチュリー」を購入はしていません、今回五所川原市が公売したセンチュリーは、2000年式というので、2代目 GZG5#型 (1997年 - 2017年)ですかね。初代は、初代 VG2#/3#/4#型 (1967年 - 1997年)で30年続き、2代目は20年、現在の3代目は3代目 セダン UWG60型 (2018年 - )です。今回公売されたセンチュリーは、走行距離178,888㎞だそうですので、年式2000年7月で、車検満了が23年7月となると、平均すれば1年あたり7,777kmくらいですかね。

というわけで、トヨタのHPを拝見しますと、いろいろなデータが書かれています。どっちみち新車を買う気はないので、私が興味があるのが中古車です。新車の価格は、トヨタのHPによれば、


価格20,080,000円(税込)

だそうです。そんな金ないし、あったって違うことに金を使います。もっとも私がこのブログでくりかえしとりあげている元予備校講師である佐藤忠志氏(故人)は、家を売った金で(自称)1億円の高級車を購入、激怒した奥さんが家出、まもなく近所に100円を借り歩くようになり、生活保護の受給をするようになってしまいました。その数か月後に自宅で孤独死(死体がすでに傷んでいる状態だったとのこと)する始末です。それはご当人の不徳のいたすところということであり、私としては同情はしませんが、極端な発達障害やおそらくは過度の飲酒などによる認知症の発症(これは私の勝手な意見ですが、少なくとも精神的に購入を我慢ができない状態だったと思います)は、氏の非常識な浪費癖をさらにひどくしたと考えられます。彼には、たぶん財布を強力に握ってくれる人が必要だったのでしょう。佐藤氏が、自分の収入を好きに使えるようにし続けたのは、最終的に文字通り致命的に彼の首を絞めました。

“年収2億カリスマ予備校講師・金ピカ先生…朝からビールの日々「生きる屍です」”

金ピカ先生・佐藤忠志さんは、なぜ絶望したか

話がやや極端な方向へ走りましたが、当方仮に車を買うとしたら、センチュリーを買えば、それが人生最初で最後の車の購入になるかと思います。5年~10年くらい乗れば、手放してしまえばいい。中古でどうかといいますと、この記事を書いている2024年3月9日午後8時50分~9時20分くらいの段階では、次のような状況です。

以上のような価格から考えるに、やはり五所川原市の公売価格はかなり安いですね。車検切れというのが大きな理由でもあるでしょう。こんな記事も過去に配信されています。
 

2021年1月14日注目記事
公用車センチュリー40万円
でネットオークション 長野

自治体の高額な公用車に批判の声が出る中、長野県は、公用車として使ってきた高級車「センチュリー」を、インターネット上のオークションサイトに40万円で出品しました。

出品されたのは、長野県が平成12年に1134万円で購入した高級車「センチュリー」で、市場価格を踏まえて最低落札価格は40万円に設定したということです。

自治体の公用車をめぐっては、兵庫県で採用された「センチュリー」のリース費用が高額になっているという批判が出ていて、長野県にも、使用する理由などを尋ねる問い合わせが寄せられていました。

県によりますと、ほかの公用車に比べても使用頻度が低く、購入から20年が経過していることなども踏まえて出品に踏み切ったということです。

オークションへの参加は来月3日まで受け付け、来月中旬に入札を行うということで、下見会も3回予定されています。

売り上げは、県の一般財源として新型コロナウイルスの対策費用などに充てるとしています。

県では、平成27年にも別の「センチュリー」を出品していて、最低落札価格18万円に対し、落札価格は44万4444円だったということです。

長野県財産活用課の中村嘉光課長は「県にもいろいろな意見が寄せられたが公用車として大切に使ってきたので、ぜひ高い値段で落札してほしい」と話しています。

それでこの時の落札価格は、こちらによると、
 
公用車『センチュリー』165万円で落札 最低落札価格の4倍 購入から20年で走行距離6万キロ 県「予想上回る金額でありがたい」

長野放送
2021年2月26日 金曜 午前11:07

長野県がインターネットオークションに出品していた公用車「センチュリー」が、最低落札価格の4倍にあたる165万円で落札されました。

県が出品していたのは、2000(平成12)年に1134万円で購入したトヨタ「センチュリー」です。知事公用車として導入されましたが、その年に当選した田中康夫知事(当時)は「高級すぎる」として乗らず、部局長の共用車として使われてきました。

ただ、部局長も車内が広く打ち合わせもできるミニバンタイプに乗ることが多く、走行距離は20年で6万キロ程度と使用頻度も低かったことから売却することになり、最低落札価格を40万円に設定してインターネットオークションに出品していました。

県によりますと、今月18日から25日までに25の個人や団体が入札に参加し、165万円で落札されたということです。落札者とは近く契約を結ぶ予定で、売り上げは、県の一般財源にあてられるということです。

長野県財産活用課では、「予想を上回る金額で落札していただきありがたい」としています。

というわけで、五所川原市よりはだいぶお高めですね。たぶん7万キロと18万キロ弱という走行距離の差もあるのでしょう。またこの公売では、25もの参加があり、単独参加の五所川原とはずいぶん違います。

というわけで、新車はさすがに手が出ませんが、中古ならお買い得の物件もあるはず。ここはねらい目かもです。

仮にセンチュリーを購入したら、乗る際はなるべく黒い服を着て、サングラスをかけて運転したいと思います。高速道路のサービスエリアなどでは、相当に嫌がられそうです。

コメント (2)
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