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私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

キャスター佐藤のりゆきが若者に語った

2017-06-29 22:14:23 | 大学公開講座
 佐藤のりゆき氏は言う。“良い生活”と“良い生き方”とは、違うものだと…。長年北海道のテレビ界で活躍した(北海道文化放送「のりゆきのトーク DE 北海道」)佐藤氏はそこでの経験から若者に呼びかけた。 

 6月28日(水)午後、札幌大学公開講座「地域創生入門」の第11講目は、ブロードキャスターを名乗る佐藤のりゆき氏「地域も人間も、創生はまず自立から。そこで豊かに生きるとは」と題して、主として札幌大生に語りかけた。(本講座は、札幌大学の授業に私たち一般市民も一緒に受講が許されているという講座である)

                 

 今回の講座で私は大きなミスを犯してしまった。
 というのは、このところ私は講座にモバイルPCを持ち込んでメモ代わりに利用している。私にはノートにメモするより、より多くのことを記録することができるので、最近その方法を用いている。この日も、90分間の佐藤氏の言葉をかなり詳細に記録することができた、と思っていた。
 ところが、あろうことかPCの電源を落とす直前になって全ての記録が消えてしまったのである。回復をあれこれ試みたが、基本的にPC音痴の私の手に負えなかった。
 ということで、今回のレポは私のかすかな記憶を頼りとしているので、いささか心もとないことをお断りしておく。

 佐藤氏は冒頭、君たちの親は、君たちに“良い生活”ができるようにと望む。しかし、“良い生活”と“良い生き方”は違う。君たちには“良い生き方”をしてほしい、と語りかけた。
“良い生き方”とは、自分の夢を追いかけて精いっぱい生きることだと、佐藤氏は自らの生きざまを振り返りながら語りかけた。

 “良い生き方”を実現するために、佐藤氏は“夢”を持つことだという。“夢”を持ち、“夢”を追い続けることが大切だと…。そして、一つの“夢”がかなえられたら、次の“夢”が生まれるという。
 そのことを佐藤氏は自らの来し方と重ね合わせながら学生たちに説いた。
 佐藤氏はアナウンサーになる“夢”を抱き、その実現のために、学生時代に東京のアナウンサー養成学校で学んだという。そしてアナウンサーになる“夢”が実現した後は、フリーになって自分の番組を持つことを“夢”見たという。それを実現した後は…。
 北大の客員教授となり、道知事選の候補者となり、とその時々に“夢”見たことを実現してきたと、自らを振り返った。

               

 さて、佐藤氏は現在67歳。善戦はしたけれど、道知事選には敗退してしまった。佐藤氏
が描く次の“夢”は何なのだろう?それについては触れなかったが、きっと何かを描いているのだろうと思わせてくれた。

 そして学生たちは、佐藤氏の話から“良い生き方”をするためのヒントを得ただろうか?学生たちが、自らの“夢”に向かって邁進することを期待したい。


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