田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

盛り上がった「往く夏を惜しむ会」

2017-09-03 17:00:51 | ボランティア
 想像していた以上に盛り上がりのある会になった。近美前の歩道を清掃するボランティア活動を始めて8年目。初めて本格的な飲み会を開催したところ、予想していた以上の参加者に集まっていただき、楽しい歓談のひと時を持つことができた。 

 某日、私が発行する「近美を愛するブリリアの会 会報」に、大通ビアガーデンで楽しんだ体験を綴り、「できれば皆さんとも楽しみたいと思った…」と記したところ、その後のボランティア活動時に「日時の都合さえつけば参加したい」と何人かの会員から言われた。
 それに意を強くした私だったが、私がつぶやいた時には大通ビアガーデンは閉鎖の直前だったため実施までの準備期間がもてなかった。

 諦めきれない私は次善の策を練った。そこで浮かんできたのが、ニューオータニイン札幌で開催されていた「カジュアルナイトフェア」という格安のビールフェアだった。(1時間30分、飲み・食べ放題 2,800円)
 フェアの最終日の8月31日(木)午後5時開催で「往く夏を惜しむ会」と銘打って参加者を募集した。私は初めての試みでもあり、5名も集まれば開催するつもりだった。
 ところが参加を申し出た方が9名もいて私を喜ばせてくれた。

               

 当日、会場のホテルに三々五々集まった参加者9名で「往く夏を惜しむ会」は始まった。会場はさすがに8月末日とあって、ビールの季節が過ぎたと言わんばかりに、我々以外には一組の客しかいなかったようだ。

 会はいきなりの盛り上がりを見せた。その理由は、参加者の中でこうした交流の場を望んでいた人が多かったようなのだ。つまりボランティアの集まりというのは、単なるキッカケの一つにすぎず、お酒を介しての楽しい歓談の時を望んでいたということである。
 私もまったく同感だった。近美前歩道の清掃ボランティアの目的も、一つは「近美前をきれいに保ちたい」というものだが、それと同時にもう一つ「マンションの住民同士のコミュニケーションを図りたい」という思いがあったからだ。

 それがなぜ8年間も実現しなかったというと、お酒を介する場ということに躊躇するものがあったからだ。そこで会報の中でつぶやくように書いてみたところ、賛同者がいたことに意を強くして提案し、実現できたということなのである。

 会はマンションの生活のこと、家族のこと、あるいは日常の関心事と、お酒の席の特徴で話題はあちこちと飛び回ったが、9名という適度な人数も手伝って、全体で盛り上がることができた。
 ボランティア活動のことについては、日常の参加に個々人で濃淡があるので、触れることを努めて避けるようにしたが、それだけではと思い私の方から活動を始めた8年前の写真と文章を提示して、スパイスは効かせたつもりだった。

会は大いに盛り上がり、ついには「忘年会もしましょう!」という話に発展した。
 今回参加できなかった方々にも広く呼び掛けて、さらにたくさんの人たちと忘年会を開催できたら素晴らしいなぁ、と思いながら散会したのだった。