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私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

冬の石狩川河岸を遡る 17

2017-01-08 16:40:08 | 冬の石狩川河岸遡行スノーシュートレッキング

石狩川第一橋梁 ⇒ 向陽橋   トレッキング実施日 ‘17/1/3

 この日は好天に恵まれたスノーシュートレッキングだった。ミドルのウェアを脱ぎ、時には手袋を外してのトレッキングとなった。そうした心地良さが快調なトレッキングにも繋がった一日だった。 

 この日のトレッキングは当初には予定のなかった一日だった。
 ライブレポでも触れたが、前回のトレッキングで目的の「妹背牛橋」まで到達できなかったために、間に一日入れる必要が出てきた。その結果プロジェクト№17として「石狩川第一橋梁 ⇒ 向陽橋」間のトレッキングを設定したのである。

               
               ※ JR妹背牛駅です。無人駅ですね。

 この日はまずJRで妹背牛駅まで移動する必要があった。妹背牛に午前中に行くためには札幌駅6時00分発の普通列車しかない。この列車に乗るためにかなり苦労したことはライブレポで触れたとおりである。
 8時13分、妹背牛駅に降り立ち、この日のスタート地点のJRの石狩川第一橋梁の袂へ行くためにタクシーを利用した。
 タクシードライバーが私の言うことを良く理解してくれなかったために、橋梁のはるか手前で降ろされ、結局スタート地点まで1キロ以上歩かされる羽目になってしまった。

               
               ※ 前回は左岸から見た「石狩川第一橋梁(JR鉄橋)」を今回は右岸から見た光景です。

 そんなことで妹背牛駅には8時13分に降り立ったのに、「石狩川第一橋梁」の袂をスタートできたのは9時20分になってしまった。
 天気は薄曇り、風がなく、まあまあのコンデションだった。ただ、雪の状態はやや軟らかく、くるぶしの上くらいまで埋まるためやや苦労しそうな感じだった。

               
               ※ JRの鉄橋の袂から歩き始めの状況です。それほど埋まっていませんが、雪が軟らかでした。

               
               ※ JRの鉄橋に近いところの石狩川の流れです。天候同様穏やかな流れでした。

 スタートして20分後、この日最初の掘割に遭遇した。とても渡れそうになく、樋門を巻くしかなかった。9時50分、「丸樋門」を通過した。

               
               ※ 雪中トレッキングをしていると様々な雪の造形を目にするのですが、あまり良い写真をモノにすることができません。

               
               ※ この日、第一の掘割を避け、迂回するために「丸樋門」を通過しました。

 さらに行くと、この日第2の掘割があった。この掘割の流れもかなりの幅だったが、途中に確実に渡れそうなところが見つかり、そこを越えて進んだ。

               
               ※ なかりの幅をもった第二の掘割でした。

               
               ※ 幸い、途中に安全に渡れそうなスノーブリッジ(もちろん木が倒れてできたものですが)あり、渡ることができました。

 この頃になると、太陽が顔を出し、気温もかなり上がってきた。私はミドルを脱ぎ、手袋を外し、心地よい気持ちになってトレッキングを続けた。
 そうした中、10時50分、この日の大きな目安「妹背牛橋」の下を通過した。

               
               ※ 遠くに見える青色の橋が「妹背牛橋」です。
               
 この日は、雪は深いものの、面倒な風倒木もそれほど見当たらず、快適なトレッキングだった。
 石狩川の水面を見ると、これまでずーっと目にしてきた蓮葉氷が見当たらない。どうしてなのだろう?気温が高いからだろうか?

               
               ※ 「妹背牛橋」に近いところの石狩川の流れです。蓮葉氷がまったく見当たりません。

 そうしているうちに、この日第3の掘割が現れた。それほど大きな掘割ではなく、うまく木が掘割上に横たわっていて、難なく掘割を渡ることができたとき時計は11時15分を指していた。

               
               ※ この日第3の掘割です。幅がやや狭かったので、どこかに渡れそうなところがあるはずと思いながら遡っていました。

               
               ※ そうして見つけたスノーブリッジです。向こう岸からスノーブリッジを渡った跡が雪面に刻まれています。

 河岸の状況は相変わらず、私を悩ませるほど木が密生していたり、横たわっている木なども少なかった。
 石狩川の水面は鏡のように滑らかで、太陽の光を水面に反射させていた。

               
               ※ この日は太陽が顔を出し、石狩川の水面にその光を反射させていました。

               
               ※ 河岸の様子はおおよそこの程度で、難しいところは少ない一日でした。

               
               ※ スノーシューの沈み込みもスタート時点と変わらず、脚への負担もそれほどではありませんでした。

 昼食も摂らずに歩き続けていると、12時55分くらいだったろうか?遠くにこの日のゴール「向陽橋」が見えてきた。

               
               ※ 遠くにこの日のゴールに設定した「向陽橋」が見えてきました。

 河岸から橋の袂に向かって20分、13時15分スノーシューを外した。

               
               ※ 「向陽橋」の袂でスノーシューを外しました。

 ここから先はライブレポでも発信したとおり、「向陽橋」を渡り、国道12号線の面したぬくもりの里「向陽館」で息子の車を待つ予定が、閉館中だったため、近くにあったドア付きの立派なバス停で待つことにした。
 待つこと約1時間、無事に息子の車にピックアップされて帰宅したのだった。

               
               ※ 国道12号線沿いに立つ「ぬくもりの里『向陽館』」の大看板です。

               
               ※ 「向陽館」は小学校の廃校を活用した美術館兼社会教育施設のようです。

               
               ※ 一日数本しか通らないバスのために立派な停留所があり、助かりました。

 お気づきのことと思うが、タイトル名の後ろの数字は、このプロジェクトが始まった4年前から、このプロジェクトに要した日数の累計を表している。つまり、今回でこのプロジェクトを始めてから17日目ということだ。

               
               ※ 私をピックアップしてくれた息子の車です。

 私の計画では、今シーズンさらに5日程度を予定している。願いとしてはこの後5日で当面の最終目的地である旭川市に達したいと願っているが、はたして願い通りとなるのか、どうか?

 予定としては1月下旬に3日連続のトレッキングを予定している。