田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

冬の豊平川河畔を遡る №11

2012-02-19 19:53:26 | 冬の豊平川河岸遡行スノーシュートレッキング

白川橋 → 砥山発電所 

 およそ1年ぶりの雪道トレッキングはスノーシューではなく、冬靴を履いてのトレッキングとなった。しかし、久しぶりのトレッキングに興奮し私は勇躍白川橋からスタートした。天候にも恵まれ私は心地よい雪道トレッキングを楽しんだ。 

 白川橋から豊平川沿いからは一度離れるが、「簾舞中央線」という道路が豊平川に付かず離れず走っている。私はそこを歩くことにした。
 白川橋からいくらも行かないところにオレンジ色をした建屋が見え、その下に豊平川を咳き止めるような形の構造物が目に入った。後からいくら調べてもその名、その働きを見つけることができなかった。そこから下流の豊平川が複雑に折れ曲がっているために、水流を調節するためのダムなのだろうか?

          
          ※ 白川橋から直ぐ上流のところに写真のようなダムが見えたが、その名、その役目は分からなかった。

 そこからしばらく行くと、「簾舞中央線」から分かれるように「石山線」が分岐している。その分岐するところに「御料橋」といういかにも由緒ありそうな橋が架かっている。この橋から下流を見ると川幅はかなり細くなってきたこともあってか、かなりの部分が雪に覆われていた。

          
          ※ 石山線に分岐するために豊平川に架かっている「御料橋」です。

          
          ※ 御料橋から下流を見たところです。

 一方、上流を見ると直ぐ近くにコンクリート製の造営物が目に入ったが、「藻岩ダム」である。「藻岩ダム」はここから10キロも市内に近づいた藻岩発電所に水を供給しているそうである。

          
          ※ こちらは御料橋から上流を見ると見えてくる「藻岩ダム」です。

 心地良く晴れ上がった空のもと、雪道トレッキングを楽しんでいたら子どもたちの賑やかな声が聞こえてきた。道路の直ぐ脇に簾舞小学校が建っていた。私にとっては懐かしい子どもたちの歓声である。

          
          ※ 林の向こうに見える建物は札幌市立簾舞小学校です。

 道路名がいつの間にか「砥山 簾舞川沿西線」に変わっていたが、道路は豊平川を跨ぐ「砥山橋」に至る。

          
          ※ またまた豊平川をまたぐ「砥山橋」です。

 「砥山橋」から豊平川を見ると、もうすっかり雪に覆われていた。ところが遠くを見ると雪に覆われていないとこがあり、脇から勢いよく水が注ぎこまれていた。
 どうやらすぐ近くにある北電の「砥山発電所」で使用された水が川に注ぎ込まれているようだった。

          
          ※ 砥山橋から下流を見たところです。手前は雪を被っているのに、写真の向こうが泡立っています。

 橋の上から山側を見ると、山の斜面を利用して発電所の水路が見えた。
 ここまでスノーシューを履くこともなかったけれど、豊平川をそれなりに観察できたのでそれで良しとしよう。

          
          ※ 道路際の斜面に建つ「砥山発電所」の施設です。

《トレッキング実施日 ‘12/02/16》