たかたかのトレッキング

駆け足登山は卒業、これからは一日で登れる山を二日かけ自然と語らいながら自由気ままに登りたい。

ヤブツバキ

2022年01月31日 | 

 

家の前の道路わきに有る樹高8m以上は有りそうな藪椿が着々と花数を増やしています。万葉の頃から知られるこの種、咲く姿が楚々としていいですね。

 

 

花言葉も「気どらない優美さ」だそう。花に香りが無くも美しいと言う事から来ているのでしょうか。咲き終えれば花、丸ごとポトリと落とす潔さも好ましいですね。

もう少し経てば城跡から里に続く小道を落ちた椿が紅く染めます。私の好きな道の一つです。コメント欄はお休みにしました。

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未だ元気です

2022年01月30日 | 

2年前の暮れに購入したシクラメンが増々元気です。根元を覗いてみますと未だ蕾がたくさん見られます。このぶんですと2月いっぱい、いえ3月まで楽しめるかもしれませんね。

 

暮れから咲き始めた水仙も勢いがいいです。この日本水仙が終わるころセイヨウ水仙が咲き出すのでしょうが、当分の間、バトンを渡す気がないみたい。

クリスマスローズを覗きましたら花芽が今にも開きそう。焦らなくてもいいからね。

久し振りに本当に久しぶりに外食をしました。此処はピザが売りのレストランなので注文の品の他にピザとケーキが付いて来ましたが二人ともとても食べられそうにありません。店員さんがパックを用意して下さいましたので夕食はシチューを作りこのピザで済ませました。

このピザ屋さん、メニューからピザを注文しますと写真よりは小さめのピザが先ず2個運ばれ食べきるのを見計らって次のピザが又2個。こちらがストップをかけない限りピザは次から次へと運ばれて来るのです。一度にたくさん食べられる方には嬉しいお店です。コメント欄はお休み致しますね。

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懐かしい数珠玉

2022年01月29日 | 散歩

毎日、午前中はとっても穏やかです。今日は何時もの道をウォーキング

 

上空にトンビが悠然と輪を描いています。良く目にする光景ですが今日は馬鹿に低空飛行でした。でもコンデジでは追うのがやっと。満足いく写しにはなりませんでした。

グランドでは中学生の野球チームが膝附投球練習の最中でした。ボールを投げる際に上半身を上手く使って投げられる様にする為の練習でしょうか。

 

歩く先に今では珍しい数珠玉を見ました。子供の頃これで首飾りを作ったりお手玉(おなんご)の中身に使ったりしませんでしたか? そんな思い出の詰まった野草です。

花言葉を調べてみましたら「祈り・恩恵」だそうです。これは昔、この実を繋いで数珠の代わりに使った事に由来する様です。こすり合わせた音も不快感の全くない、むしろ心地よい音を発しますよね。不思議と今でも耳の奥に残る爽やかな響きの音です。

この実、乾煎りして砕き煮だすと香ばしいお茶として飲用出来るのですって。一度、試してみたいものです。

 ェェェ!!! 空の雲も数珠繋ぎ 一寸一寸、出来過ぎじゃ有りませんか。何気ない日常の一コマでした。

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宿稲荷の今年の初午祭りは2月6日

2022年01月28日 | 年中行事

今日は隣町まで少々遠出。この欅が林立する場所、私の好きな景色です

ぐるりと大回りをして何時もの宿稲荷に着きますと鳥居に真新しい注連縄が飾られ、おんべろ(紙垂=しで)が風にはためき軽やかな音をたてておりました。

テント内には大きな火鉢が置かれ

狛犬の前垂れも新調されておりました。何時もの形相と違い今日は照れ笑いをして見えるのは気のせい?

2月6日初午祭が行われる事でその準備がされていたのでした。宿稲荷の初午では毎年、獅子舞が奉納されますが10日(木)が6日(日)に繰り上げられたと言う事は舞い手の都合によるものなのでしょう。上司に初午だから休ませてくれとは言いにくいですものね。

この日、いなり大神の神使である狐は油あげが好物と言う事から各家々では稲荷寿司を作って頂く風習が有ります。一説には五穀を司る神の祭りなので稲荷寿司の形が米俵に似ている事から稲荷寿司を作るとも言われていますね。

2月6日か! 行ってみようかな! 本日コメント欄はお休みです。

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(続続)金峰山

2022年01月27日 | 心に残る思い出の山

続き

翌日は羽毛布団のお陰か疲れも残らず心地よい朝を迎えた。小窓から俯せたまま外を覗くと朝日を受けて蘇る八ヶ岳があった。空には薄い筋雲があるくらいでこの上を望み様もない好天。6時30分小屋を後に下する。

小屋から僅かに標高を上げると一気に展望が開け南アルプスの連なりに目を奪われる。八ヶ岳は一層輝きを増し神々しいまでに美しい。金峰山頂へは行かず直進、雪は全く解けておらず慎重に足を運んだつもりでも腐った雪の上では足を取られ凍結した雪の上ではバランスが崩される。雄さん持参の鉈で凍結した雪を崩し足場を作って貰って進んだ。

 

一富士 二たか 三・・・

分岐を過ぎた所で左に富士の姿を見つけた、思いもよらず大きな富士山だった。言葉を失うと言うのはこんな時の事を言うのだろう。今日は南アルプスの後ろに木曽駒ケ岳までクッキリとみはらかす大気の澄み具合である。気を落ち着かせてユックリその眺望を楽しもうと千代の吹上げで一休みする事にした。

富士山が絶品で有る事は言うまでもないが南アルプス、木曽駒、御岳、八ヶ岳、北アルプスといった3000m級の山々の連なりは私達を酔わせて止まない。下るのが惜しい眺望の良さ、と言って何時までも留まっている訳にもいかない。いよいよ砂払の頭からは展望の山旅とはお別れして緊張の急斜面に突入である。もう一度、山々に目を置いて私達は大日岩まで一気に下った。

 

大日岩では高見岩の向こうに昨日は見えなかった南アルプスの山並みが連なっている。御岳、木曽駒、鋸岳、甲斐駒、アサヨ峰、来ただけ、間ノ岳、農鳥岳、その前に鳳凰三山、そして塩見岳、悪沢岳と指呼する私を雄さんは感心した様に目を丸くしていた。 休んでいると左側からユックリと雲が流れてきて南アルプスの一部を隠し始めた。これからやって来る登山者の為にその歩みをもう少し抑えてはくれないか。

富士見小屋に戻ると登る時には蕾だったシャクナゲが見事に開花し私達を感動させた。山には下界では味わう事の出来ない色んな感動が所々で顔を出す。その時こそ人間は生まれてきた幸せを無意識の内に取り入れて心の豊かさを育てているのに違いない。今、木の根に腰を下ろしコーンスープを味わう中にもジワジワとした感動が生まれている。こうして10時20分 感動の山旅を終え増富温泉(入浴一人1000円)に向かった。

雁音滝

怒滝

清流沿いには幾人かの釣り人がノンビリ糸を垂れている。川面には木々の緑が映り水底まではっきり見える。このまま通り過ぎてしまうには勿体ないので車を停め、しばし山とは違った良さを嚙み締めた。

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