たかたかのトレッキング

駆け足登山は卒業、これからは一日で登れる山を二日かけ自然と語らいながら自由気ままに登りたい。

(最終章)風の道 風布にて

2022年03月31日 | アウトドア

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風布地区

 

寒緋桜

雄さんの至福の一時

おもむろにポケットから車のカギを取り出して「たかさん、帰りよろしく」・・・こんな時は私の事を「さん」付けで呼びます。

今日は🍙と鶏の塩コショウ焼き&H氏が時々持ってきてくれる摘菜を塩漬けした物と言う本当にお粗末なお弁当。ですが自然の中で食べれば極上のランチです。実践されていらっしゃる方もおられると思いますが摘菜(油菜)の塩漬けは固茹でしてお塩をまぶし2~3日おけば美味しいお漬物になりお浸しとは別の食感が味わえます。お試しを!

 

 

 

私達が東屋でランチを味わっている間、頭上の枝にジョウビタキキセキレイエナガが匂いを嗅ぎつけたか盛んに飛び交っています。私達が居る場所はバーベキュー広場ですのでそれを知っているのかもしれませんね。エナガは残念ながら目視のみ、カメラでとらえる事は出来ませんでした。

 

 

ヒュウガミズキ

トサミズキほど華やかでは有りませんが山の中では存在感がありました

波久礼の集落で見つけた目に痛いほど鮮やかな黄花。名前は知りません。

6回に分けた風の道、見て下さる方が見易い様、疲れない様、随分、画像を減らしたつもりでしたがそれでも結構な枚数になってしまいましたので分割しての投稿と相成りました。にも関わらず最後までお付き合い頂き感謝しております。有難うございました。

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(5)風の道 風布は花盛り

2022年03月30日 | 

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今回目的の最終地点は風布館(ふっぷかん)です。車で此処まで来ていれば名水の里で美味しいお水を汲んで来る事も可能だったでしょうが次の機会ですね。因みに風布とは山々に掛かった霧が布を捲いた様に見える事から、この名が付いたそうですので、ここは霧が良く発生する場所なのでしょうね。

 

   

風布館の裏山に白い塊、「あれは何?」と近づけばキクザキイチゲが純白の花びらを大きく広げて空を見上げていたのでした。

このイチゲはアズマイチゲの様です。モウズイカさん教えて頂き有難うございました。

   ほんのりムラサキ色をしたイチゲも

 

   

 

カタクリもアチコチに散らばって咲いていました。この斜面が薄紫色で埋め尽くされるのは何時頃になるのでしょうか。ガサゴソと枯葉を踏みながら、そんな光景を頭の中に描いておりました。

 

 

水芭蕉も咲いていました。遅くも無く早くも無く、私達はタイミングよく来られた様です。さてそろそろお腹が空きました。コメント欄はお休みです。

 

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(4)風の道 姥宮神社

2022年03月29日 | 

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個数僅かな風布地区入り口に立派な神社が鎮座しておりました。姥宮とかいて「とめみや」と読むそうです。何時頃のものか分かりませんが宮司さんは岩松氏と言い清和源氏新田の一族で南朝側の豪族であった様です。

珍しいと思ったのはここの狛犬は夫婦ヒキガエルでした。右は小蛙を3匹を背負っっているので母親でしょうか。と言う事は左は父親と言う事になりますね(現代ならば逆も有り得ますが

見づらいですが屋根には菊の紋章が飾られております

 

 

 

    

脇障子の彫刻も見事です

御神木「富発の杉」

本殿の裏に回りますと胎内潜りの穴が口を開けていました

 

潜ればご利益があるのでしょうか?この歳になれば欲も無し競争心も無し自然の摂理に沿って生きるのみ、名も無く貧しく美しく・・・と言う事で胎内潜りはパス。コメントもパスして下さい。

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(3)風の道 ハナネコノメソウ・コガネネコノメソウ等々

2022年03月28日 | アウトドア

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見落としてしまったのだろうか❞そう思いながら川原に下りる消え入りそうな道に下り岩に張り付いてはいまいかと目を凝らし眺めましたが見当たらず諦めて引き返す途中、足元に小さな白い花、遂に見つけました。

 

 

純白な花弁に真っ赤なシベ

 

十数年振りに見るハナネコノメソウです。見落としてしまいそうなほど小さな花ですが見つけた時の嬉しさはとても大きい。花の由来は実が弾けた時に猫の目に見えるからなのだそうです。黄色くなったシベがそれなのでしょうか。

 

コガネネコノメソウ

タチツボスミレ

ムラサキハナナ

キケマン

キクザキイチゲ

ハナネコノメソウを皮切りに色んな花が顔を出します

アブラチャンとダンコウバイの見分けは難しく何時も迷いますが花柄が有るのでこれはアブラチャンの様ですね。

 

 

この花、何だと思います? 偶々フォロアーさんがこの花を紹介してくれたのを拝見して知ったのですがフサザクラと言うのだそうです。こんな桜も有るのですねぇ。

 

 

 

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(2)風の道

2022年03月27日 | 

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ほぼ中間地点に在ったあずま屋で一息入れる事にします。桜の木有りモミジ有り四季を通して憩えそうな場所、この辺りも斜面はアオキでビッシリ埋まっておりました。此処はミカン狩りでも有名な所の様で近くにはミカン山に通じる山道も伸びています。

 

横を流れる川には鮎(?)やヤマメの魚影が、中には30cm程の大きな物も見られました。

 

 

この木橋がお花の好きな奥さんが仰っていた「気を付けて!」の橋の様です。今日は天気が良く乾いているので滑る様な事は無いでしょうがバランスを崩して落ちてしまったら足首を挫いてしまうかもしれませんね。

 

朽ちた木株にルリシジミが群がっていました。その数10頭ほど。一度に写せなかったのは残念でしたが何時もでしたらジッとしている事が少なく写すのに一苦労のシジミチョウがお食事に夢中、滅多に無いチャンスでした。

 

秩父古生層?

天狗岩

またまたキセキレイ

こうして川魚や蝶、野鳥に足止めされながらハナネコノメソウを求めて奥へ奥へと進みますが一体何処に咲いているのでしょう。それとも見落としたのでしょうか。此処を訪れた最大の目的です。気持ちに焦りが出始めました。今日もコメント欄はお休みに致しました。

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