千一夜第2章第256夜 潮流について1

2010-11-08 22:10:31 | 釣り談義
2010.11.8(月)

尖閣諸島は日本の領土です。

今夜は潮流(海流)について、まずは青潮から、

【青潮】
海水に含まれる硫黄がコロイド化し、海水が白濁する現象。夏から秋にかけて発生する。赤潮と同様に魚介類の大量死を引き起こす。
原因は海底に溜まった有機性汚染物質や植物プランクトンによる有機物が分解される際に発生する酸素の少ない水(貧酸素水塊)、これが波や風によってかき回されると、上の層に移動して上層部の酸素が減少する。貧酸素水塊に含まれる硫化水素が空気と反応して硫黄となる。青潮が青いのは、硫黄が太陽光を反射するためである。
青潮が発生すると海中の上層部の酸素が減るので魚類が酸欠で死んでしまうのである。

【貧酸素水塊】
海洋、湖沼などの閉鎖した水域で、魚介類が生存できないくらいに溶存酸素濃度が低下した水の塊。青潮の発生要因となる。
富栄養化の進んだ水系では、異常増殖したプランクトンが死んで沈降し、それをバクテリアが活発に分解するため、低層の溶存酸素濃度が低下する。
通常は潮汐や風、波などによって水が攪拌されるため、表層から酸素が供給されて低層の酸素濃度が低くなることはない。
ところが夏になると、表層付近で温められた海水は低層の冷たい海水よりも軽くなるため、冷たい低層水の上に温かい表層水が積み重なって攪拌されにくい状態となる。このため、海底の海水に酸素が供給されにくくなり、結果としてそこに貧酸素水塊が発生する。

【11月8日過去の釣行記録】
・2008年笠佐島周辺、06:30~14:00、若潮、釣果=ハマチ2・ヤズ1・マダイ1・アジ1

【この日の釣り情報】
・この日の釣り情報はありません。

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コメント
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