千一夜第2章第226夜 魚の名前の由来あれこれ7

2010-09-16 22:01:13 | 魚名の由来

2010.9.16(木)

今夜は魚の名前の由来について順不同に記してみます。大まかな分類なので一般的な呼び名について記載しますが、この由来や呼ばれ方以外にも沢山のものがあると思います。ここでは最も代表的なものを第7弾として挙げておきます(今後、第20弾くらいまで予定)。

《アサジ》
体の表面に美しい模様がある魚という意味。淡水魚のオイカワを指す。

《アラ》
釣上げるときに勢いがよく、荒々しいことから「アラ」という名前がつく。ハタ科のクエを別名「アラ」とも呼ぶ。長崎名物のアラ料理はクエ。
鼻先が尖っていてキツネの顔に似ていることから「キツネ」と呼ばれることもある。

《イサザ》
名前の由来は「小さい」ことを表す「細小」(いささ)からきている。イサザは琵琶湖の固有種で、湖底に棲むハゼ科の淡水魚。魦(イサザ)の少は砂を吹き上げる小魚という意味。

《コチ》
骨が硬いので「骨」(コツ)と呼ばれ、それがなまって「コチ」になった。また、神官がもつ笏(しゃく)に形が似ているので、笏(コツ)が「コチ」になったとか。
※メゴチ=ネズッポ科の魚で大きくても25cmくらいまでで、喉から腐り始めるのでノドクサリとも呼ばれる。コチには鱗があるがメゴチには無い。

《フグ》
古名を「フクト」という。すぐにフクれるということで、フグがすぐ腹をフクらませる習慣から名付けられた。

《メバル》
目を大きく開き、見張っているから「目張る」と呼ばれる。岩と岩の間に隠れて、じっと休んでいるように見えるので「鮴」と書く。

《ワカサギ》
「公魚」「若鷺」と書くが、「公魚」と呼ばれるのは、江戸時代、霞ヶ浦・麻生の藩主が将軍家へ毎年年賀に参上する時に、串焼きのワカサギを献上したことに由来する。
「若鷺」は「若=小さい」「鷺=白い」を表すことから「若鷺」と呼ばれたとか。また、鷺が捕食する魚がワカサギだとも言われる。霞ヶ浦(茨城県)、宍道湖(島根県)、琵琶湖のものが有名。

【9月16日過去の釣行記録】
・2005年室積西浦港、18:00~19:30、中潮、釣果=アオリイカ1
・2006年華西防波堤、20:40~00:40、小潮、釣果=メバル6・アジ10・タナゴ1

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コメント (2)
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