尾形修一の紫陽花(あじさい)通信

教員免許更新制に反対して2011年3月、都立高教員を退職。教育や政治、映画や本を中心に思うことを発信していきます。

ブログ開設半年の総まとめ③

2011年10月03日 23時31分59秒 | 自分の話&日記
「社会問題」を論じる
 「社会問題」というカテゴリーは作ってないけど、結局そういう話を書いてるものは多い。
 これに関しては、高校授業料無償化問題の本質に関する話が大切。他に言ってる人があまりない。だから民主党の「バラマキ」だと思い込んでる人がいる。特に、「年限制限」の問題は誰も指摘してないのではないかと思う。実はこの問題は書き終わってないので、早々に書きたいと思っている。「高校無償化は人権問題である」「朝鮮高級学校の場合」「留年してはいけないのか」と3回書いている。最近書いた「血液型差別をなくすために」も大事なことを書いたつもり。
 「冤罪・死刑」というまとめでいろいろ書いてるが、「布川事件、無罪判決」は当日の写真入り。そして最近の「藤本(菊池)事件、死刑執行後再審をめざして」が東京では報じられていない重大な問題を扱っている。東電OL殺害事件他新しい動きがあれば随時書いて行きたい。近々のうちに「福井女史中学生殺人事件」の再審に関する決定が出るのではないかと思う。「追悼」の中で、八海事件の阿藤周平さん、松川事件等の弁護士大塚一男さんを書いてるのも、中身は冤罪の話である。ハンセン病問題も折に触れて書いているが、内容的な問題は他のホームページで検索できるのであまり書いてない。むしろ、戦争や近現代史の話をもっと書いて行こうかと考えている。「シベリア抑留死亡者名簿を作った人」「ヒロシマとナガサキ」「山田昭次著『関東大震災時の朝鮮人虐殺とその後』」などが今まで代表。

教育を論じる
 始める前はこればかり書くつもりだったけど、あまり書いてない。今後力を入れて書きまくりたい。大阪の「君が代条例」について4回書いている。2回目は大阪都構想への疑問だけど。最近の「教育基本条例」については書いてないけど、もう呆れ返ってこんな小さなブログで書く気も起こらない。近々あるらしい「知事・市長ダブル選」で大阪の人に頑張ってもらうしかない。もはや教育論議の枠を超えて、「独裁」権力といかに立ち向かうかに移りつつあると言うべきか。「大阪の情勢を憂慮する①」「大阪の条例を憂慮する③」など。
 「学校は組織で動くー金八先生を見て思ったこと」「指導力過剰教員」「学校はリゾームである」「学校と会社の仕事はどこが違うか」「資質向上教員ばかりの学校?」「『指導力不足教員』の『役割』」など、教員免許更新制とも絡んでいろいろ書きました。最近の「大森直樹著『大震災でわかった日本の学校の大問題』」もここで書いておく。いま挙げた「学校と会社の仕事はどこが違うか」には、「民間企業と同じような人事管理をしていったあげくに、全然効果が上がらず、書類仕事が激増した分、生徒と教員の関係性が壊れかけています。それが、現在の日本の教育界ではないでしょうか」と書いてます。とりあえず求めることとして「現場裁量の拡大」「自主研修の確保」と書いてるけど、もう他に書く必要がないくらいだけど、時々同じことでいいから書いておくべきでしょうね。

政治を論じる
 政治の話はまだ本格的なものは書いてなくて政局的なものが多い。菅内閣がどうなるか、菅後継についてなど書いてるけど、今さら振り返る必要もない感じ。ただ「そして誰も(女性閣僚が)いなくなった」はマスコミが全く書いてないのに驚いた。社説を書くべき問題だと思うけど。菅直人論の中では「菅直人は市民運動家にあらず」は読むべき価値があります。政治家もマスコミも市民運動を知らないのか、選挙運動をしてただけの「好青年」を未だに市民運動家と書いてる。不信任案否決当日の記事「不信任案否決をどう考えるか」もまあ挙げておく。

追悼、旅行その他
 追悼で書いてる中で、田中好子原田芳雄の記事はけっこうその時は読まれてる。
 旅行では日光と熊本。思ったより旅行をしてないので書いてません。これも意外。割と最近なのでリンクは貼らない。他にもいろいろ書いてますが、中身のお勧めとしては、「吉野葛うどん」につきます。これを実際に買ったという話は聞いてない。直販でまとめ買いするしかないんだけど、これは美味しい。

★自分のお気に入りの記事
 今までに挙げた中に入ってないのは、「日独伊の相違点」という記事。国歌の歌詞や死刑制度から日独伊を比較していて、独伊が国会や国民投票で脱原発を果たしたのと日本の現状のどこが違うかを考えた。「水戸巌さんを思い出す」も昔を思い出してしまった。その時点で言えば日記なんだけど今では思い出になってるのが、卒業式や「最後の授業」の頃の話「六本木少女地獄」の新聞紹介記事も裏で関わっているという意味では、思い出というか忘れられない記事かもしれない。
 中身的には、今日書いた中にある「留年してはいけないのか」や「血液型差別をなくすために」が自分としては重要。映画に関しては「孤独なヒーローが心に沁みる」や「ゴダールー映画と革命と愛」が自分が好きな記事かな。日光の記事も景色の写真がきれいで「食堂すゞき」のパスタも美味しそうだから自分で見たりする。
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