こんにちは浦田関夫です

市民の暮らしを守るための活動や地域のできごとを発信・交流しましょう。

亡国の農政を望国の農政へ

2024年04月12日 06時49分30秒 | Weblog

 農水省の「営農類型別農業経営統計」というものがあります。
2021年度の稲作経営の1戸あたり農業所得(=農業粗収益-農業経営費)が1万円。
これを自家農業労働時間1005時間で除して算出される時間当たり農業所得がなんと10円であるこということです。

全国平均ですから、それ以上のところもあるでしょうが、当然マイナスのところも少なくないでしょう。
言葉を失うほどの衝撃的な統計を農水省はしているのです。
これでは、後継者も育たないはずです。

 農業は食料を生産するとともに多面的機能を創出しています。
する、国民にとっても国土にとっても代替えの利かない貴重な営みであり産業です。
この「平和的国防産業」を時給10円で賄うとは、とんでもない国です。

私は、自給率向上を放棄して国民を飢餓に追い込むのではなく、食料増産と自給率向上で国民の食を守ること、そのために新農業基本法では自給率向上を政府の義務とすることを望みます。
次の選挙で「望国の農政」を目指しましょう。

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