安倍首相のトップセールス

　安倍首相は、国会審議をそっちのけにトルコを訪問し原発輸出の「トップセール」へ出かけています。
セールストークは「最大の原発事故を経験をいかした世界一安全な原発」です。

　エルドアン首相に、「汚染水の処理が進まない」実態については、どのように安倍首相は説明したのでしょうか。
安倍首相は、半年の間に２回もトルコを訪問し原発輸出に熱心です。
しかし、汚染水はブロックされずに右往左往しています。

　建設には、三菱重工が主導する企業連合が、４基の原発を２兆円超になる見込みと言われますが、
トップセールスのおかげで、「使用済み核燃料は日本が引き受けます」。
「万一事故が起きた場合は、日本政府が賠償します」などの約束がされていないか心配です。

核兵器のない世界へ

　昨日の夜は、核兵器の廃絶を訴えて運動している日本原水協の田中あきふみさんから核廃絶の運動の状況を聞くことができました。

　「核兵器の人道的影響に関する共同声明」に一貫して反対しきた日本がやっと賛同署名しました。
これまで、「アメリカの核の傘」に遠慮して核兵器の「残虐性・非人道性」を求める世界の動きに背を向けていた日本が署名したことは「核兵器のない世界」を求める運動の成果だと強調されました。

　２０１５年のＮＰＴ再検討会議に向けて本当の運動が待っています。

「原発交付金」こなところにも

　「おさかな祭り」の会場に、漁業調査取締船「まつら」が接岸。船内見学会が行われていました。
老朽化した船に変わって昨年就航したものです。
４８トンで、最新のレーダーなどを備えています。お値段は４億９０００万円。

　佐賀県には、もう一隻「かがみ」（１４トン）がいます。お値段は１億７０００万円。
それも同時に就航しました。

　「原発マネー」がこんなところにも使われているのかと改めて認識しました。
多額の「原発マネー」が県政でも市政でも入り込み「原発容認」への後押しをしている実態を垣間見ることができました。


　　

第４回「風船プロジェクト」

　第４回目の「風船プロジェクト」に２００人が集まって５００個の紙風船を大嵐に話しました。
この催しは、「原発なくそう！九州玄海訴訟」の主催で、昨年の１２月から季節ごとに開き今回が最終回です。

　放射能は、目に見えません。そこで、風船を飛ばし、玄海原発が事故を起こし、放射能がどのように拡散するか調べるのが目的です。
１、２回目が玄海町の外津大橋。３、４回が玄海原発から４キロ離れた波戸岬で行いました。
４回行ったのは、季節ごとにどのような拡散の変化があるかを調べるものです。

　風船に「原発いらない」「金より命」「自然エネルギーの転換を」など思い思いのメッセージを託して放しました。
主催者では、これまでの分析結果を年内をめどにまとめる予定です。

おさかな祭り

　
　晴天に恵まれて、「お魚まつり」が唐津魚市場周辺で開かれました。
魚のしょいうひ拡大を目的に毎年開かれているもので、大勢の家族づれなどでにぎわいました。
９時からの販売開始を待ちきれないお客さんがお目当ての魚の前で並んで待っておられました。
「魚のつめ放題」には、じゃんけんで勝った１００人の方がとれたばかりのアジの入ったタンクからビニールに詰め込んでいました。

「風船プロジェクト」は、今日です

”取り戻す”といいながら
　壊しているのはだーれだ？

　”美しい日本”て言いながら
　汚しているのはだーれだ？

　”安全安心”といいながら
　日本中を不安に陥れているのはだーれだ？

　全身に武器をまといながら
　”積極平和主義”なんてわかんないことを言ってるのはだーれだ？

　”完全にコントロール”しながら
　海に毒をまいているのはだーれだ？

　
　今日午後１時から第４回目の「風船プロジェクト」が行われます。

　場所は、波戸岬海浜公園　参加費は大人500円　高校生以下は無料

　紙風船５００個にメッセージを書いて飛ばします。

県庁の周辺にカラスの群れ

　昨日、佐賀県庁付近で行われた原発集会に参加しました。
その向かいに県庁があります。
ねぐらに帰るカラスの大群が県庁周辺を飛び回っているのには驚きました。

原発反対！金曜行動

　昨日は、「原発反対！金曜行動」に参加しました。
毎週金曜日に国会周辺で行われている、原発廃炉を求めたアピール行動に連帯し全国各地で集会が開かれています。

　昨日は、安倍内閣が「特定秘密保護法案」を国会へ提出したことを受けて、多くの方が抗議の発言をされました。

　もし、法案がとおたっら、福島原発の汚染水の状況や原発の事故の様子が全く分からなくなります。

　アピール集会も開けなくなります。
このように、国民の目と口と耳をふさぐだけでなく、国民を取り締まる法案でもあります。

　これでは、時の政権が都合の悪い情報は「特定秘密」として国民から隠し、戦争へ暴走した戦前の誤った道を戻るようなものです。

　憲法をもくつがえす悪法は断固廃案に追い込まなければなりません。




　

TPP実施へ国内調整

　安倍政権は、国民にウソをついても、公約違反と言われても「ＴＰＰ協定参加」へ前のめりです。
今日の新聞でも、「コメ減反見直しへ」とＴＰＰ交渉に障害になる国内制度を廃止しようと伝えています。

　「減反の見直し」は、コメの価格維持を目的とした「減反制度」を廃止し、自由競争にしようというものです。
それを進めているのが産業競争会議の新浪剛史ローソン最高経営責任者です。
つまり、民間主導で発言させ、自民党がなだめるポーズ（補助金）をとってなし崩しで廃止に持っていく方向です。

　自民党は、コメは「聖域」といっていおり、「それが守られなければ反対」といっていました。
自民党は、どう説明するのでしょうか？

　７月に参院選佐賀選挙区で当選した議員さん。昨年暮れの衆院選で当選した議員さん。
だんまりを決め込んでいては分かりません。

　「私は、聖域が守れないならＴＰＰは反対です」と選挙の時言っていた勇ましさを見せてほしいものです。
佐賀の地域経済の運命がかかっています。

「風船プロジェクト」はのお誘い

　１０月２７日（日）午後１時から波戸岬海浜公園のトリムで第４回目の「風船プロジェクト」が実施されます。

　万が一、玄海原発で放射能が漏れる過酷事故が発生した場合、放射性物質はどのようにひさんするのか。
市民の手による風向きの「見える化」に挑戦し、風船５００個に「原発なくそう！」の思いを乗せて大空に放ちました。
過去3回の結果では、北九州、四国、遠くは奈良県まで飛んでいます。

　是非あなたも参加しませんか。